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「尋ねるプロジェクト」4-3(追)

メタルとレザー、レザーとウッド、こんな異素材の組み合わせが好きだ。

清楚なのに淫ら、紳士なのに悪人、こんなギャップを持つ男女に魅せられることにも似ている。今の時代ならアナログとデジタルが融合したスチームパンクのようなものが含まれるかもしれない。

先日、久保崎麦さんの作品について記事を書いた時、額装を自作すると予告したのですが、思い通りの作品が出来ずに断念しました。異素材の構成(アクリルとレザー)を考えていたものの、なにせ僕の革に対する知識、経験がなさ過ぎました。とはいえ、少額ながらも材料を買っていたので急きょCDディスプレイを作りました。(CDは最近の記事で書いたRoy Woodのものです。)

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ロイウッド

話は変わりますが、「尋ねるプロジェクト」の一環だった福岡行を断念しました。自宅からZoomで参加します。アメリカ、イギリス、日本と3拠点を中継してのワークショップはどんな感じか、今から楽しみです。

「尋ねるプロジェクト」は明確な方向性が決まっていませんが、「自分に尋ねる」、「人に尋ねる」、「モノに尋ねる」という3つのコンセプトで個別または同時並行で進めてみようと思っています。大雑把にいうと以下のような感じです。

「自分に尋ねるプロジェクト」はフォーカシングの習得。

「人に尋ねるプロジェクト」はフォーカシングと異業種のコラボ。

「モノに尋ねるプロジェクト」は自主創造活動。

また4月から放送大学の心理学関連の講座を受講することにしました。若干、形而上学的な考えとなりますが、精神世界と創造活動を融合させたビジネス展開の一環として、心理学を学問的に学びます。自分の直感が「尋ねるプロジェクトの先に何かがある」、と言っています。世界規模の異常事態が次々と発生し、将来が不透明な今。経験、常識、慣習よりも一人ひとりの直感が我々の進むべき道を示す羅針盤となります。

答えのないものに突き進み、その先にある新しいものを「自由」「創造」「変化」の三位一体を通して獲得していきます。

先日、銀座のデパートでクリエイティブな作品に出合いました。名前はスプートニック。そう、旧ソビエトが打ち上げた人類初の人工衛星の名前といっしょです。素材は金属メッキと西陣織。この異素材の組み合わせもさることながら、それ以上に僕の心を打ったのはこの名前でした。昔、旧ソビエトが打ち上げた人工衛星が冷戦を生み、人類を月にまで運びました。旧態のものに信用が置けなくなる今だからこそ、スプートニックを胸に抱き、新たな創造活動に励みたいと思っています。

スプートニック



よろしければ温かいご支援なにとぞよろしくお願いします。「自由」「創造」「変化」をキーワードに幅広く活動を行っています。