練習@BBO 長いサイドスーツがあるスーツコントラクト

ポーカースターズのプロモ期間が終わって悲しいKKTです。


ドラフトマッチの前哨戦で大きく失敗し、これはもう一度練習して調整しないとということで、金夜に練習会がありました。

その練習会から二つのボードを反省していこうと思います。




長いサイドスーツのトランプコントラクト①

あなたはSouth。

1番ボード、both non vul 3番手

A4
J632
KQJ94
75

P-(1S)-P-(2H);
P-(2S)-P-(3C);
P-(3D)-X-(3H);
P-(4H)///

3NTになったときにダイヤリードが欲しかったのでXしてみました。

パートナーのオープニングリードはD3でした。ダミーは、

K96532
A4
8652
A

T1:D3-2-J-A
T2:SJ-Q-K-A

Plan the defense.
























実際のハンドは下記です。

画像1

ハートを出すとトリックがショートしてダウンします。

自分はサウスだったのですが、SAを勝ったタイミングでDKを出したので、そこからクロスラフ風に10個取られました。


テーブルでは、スペードの配置が良くわかっていなかったのと、パートナーのダイヤは3シングルトンかもしれないと思ったのと、ハートはマスターかもということでダイヤを出した感じでした。


後になって考えてみると、そもそもWESTはハートとクラブに少なくとも10枚持ってそうで、65も結構ありそうなビッド展開だったので、ダイヤもスペードもシングルトンというのは想定できたように思いました。

その場合にはハートを出しておけば、ハートのマスターはなくなるかもしれませんが、クラブをパートナーが取れる形であれば、ダミーでラフできなくなる分のトリックが返ってきそうでした。スペードが取れない形であれば0612と取られても一つ足りないので、ディクレアラーが1615の形を期待してハートを出せばよかったと思ったボードでした。






続いて、

長いサイドスーツのトランプコントラクト②

あなたはSouth。

9番ボード、they vul 3番手

AQT8
642
K9872
2

1C-(P)-1S-(P);
4H-(P)-4NT-(P);
5D-(P)-6S///


4Hはボイドスプリンターと思ったのでとりあえずRKCBして6まではビッドしてみました。3keyなので6DとビッドしてダイヤのQを聞いて7トライするべきだったかもしれません。

オープニングリードはD4でした。ダミーは、

KJ73
5
A3
AQJ875

AQT8
642
K9872
2

T1:D4-?

Plan the play.

























実際のハンドは下記です。

画像2

自分は下記のようにプレーして落ちました。

T1:D4-3-T-K
T2:C2-4-A-3
T3:C5-6-S8-T
T4:D2-5-A-6
T5:C7-9-SA-H3


CKダブルトンもしくはC33+S32のプレーでした。クラブ本線が自然だと思ったので、一番全勝の確率が高そうだと思ったプレーをしました。ざっくり42(24)ブレークの1/3+33ブレークの68%=16+25で、およそ40%強くらいの確率でメイクするみたいです。ラフするケースだとスーツコンビネーションのサイトで調べられないのが難点ですね。

他のプレーはシンプルフィネスからラフするプレー、ラフィングフィネスをするプレーですが、

シンプルフィネスからのラフが良いのはKの4枚が表にいるときで、

ラフィングフィネスが良いのはKの4枚が裏にいるときです。

今回はKダブルトンがいれば全勝する持ち方なので、根拠がない限りはA取ってラフの方が良さそうな感じがします。


他にダイヤをエスタブリッシュするプランもあると思いました。ダイヤは33ブレークぽいので、一回ラフすればエスタブリッシュします。そのうえでハートを二回切るまたはクラブを当てればメイクです。ちょっと複雑なのでこのラインは避けました。

もっといいプレーラインがあるかどうかは未検証です。もしかしたらD33前提ならクロスラフ風のプレーもあったかもです。ちょっとウィナーが足り無さそうな感じがしますが。



テーブルでは難しいコントラクトにプレッシャーを感じながら5分くらい考えてました。切り札が44でサイドにロングスーツがあるときのスラムは間違えやすいですが、今回は妥当なプレーラインを選べていたみたいで良かったです。



以上となります!

今回は32ボード練習しましたが、後半は調子が良くて調整が上手くいった感があってよかったです。本戦も頑張ります。


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