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あらーきーの競馬予想発表会(2024.3.9 中山牝馬S)

自己紹介・経緯

はじめまして、あらーきーです。普段は、とある会社で法律系のお仕事をしながら、とある女性声優の推し事をしています。

法科大学院に通っていた2021年に、当時のクラスメイトに競馬を教わり、当時の3歳世代であったジェラルディーナを最推し馬として応援してきましたが、昨年ついに引退。一つの大きなモチベを失った今年は、何か新しい競馬へのアプローチを模索しようと、友人にパドックイキリをしてみたり、複勝転がしでヒリ付きを求めたりしていますが、既に持続可能性がありません。
※フェブラリーSは1着ペプチドナイル、3着セキフウをパドックから拾うも、本命が5着でワイド110.5倍を逃しました。

ということで、普段Twitter(絶対にXとは言わない派)で垂れ流している予想見解を、初めてnoteという場でやってみようと思います。
※どれか一つくらい的を射ていたらいいなくらいの適当なものなので、遊び半分でお読みください。


中山11R(中山牝馬S)

レースのポイント

今週は第2回中山開催の第3週ながら、第1回開催からの間隔が短く、また2週続けて雨残りの中で使ってしまったことから、相当にタフな馬場となっており、内側の芝はかなり掘れてしまっている(向正面~4角くらいは特に)。
中山1800mのコース形態としてはスタート直後に初角があることから内有利と考えがちだが、過去のレース傾向を見ても、昨年のスルーセブンシーズや一昨年のクリノプレミアムは外を捲るように進出して勝利しており、現在の馬場状況を考えれば、外を回ること自体は大きなロスとはならないと思われる。

ただし、今年に関しては、木曜日の深夜に積雪があるなど、金曜夜時点でもかなり水分を含んでいるが、当日は晴れ予報で、内側から馬場が乾いていくことが予想される。どこまで乾くかは神のみぞ知るといった感じだが、拮抗したメンバー構成を踏まえれば、最後方から大外を回しても届くというような極端な差し決着にはならず、むしろ道悪適性を見せて4角で早め先頭に立つような馬がいれば、「中山の直線は短いぞ!」でお馴染みの短い直線でも、どんどん後続を突き放すようなシーンも見られるかもしれないということを頭に入れておきたい。

予想発表

◎⑩アレグロモデラート(8番人気21.1倍)

2走前の修学院Sは、常に外外を回されたうえ、掛かり気味に捲っていったセントカメリアに煽りを食らい、直線では内を突かざるを得ない、ロスの多い展開。その利を生かしたミッキーゴージャスに突き抜けを許したが、前述のロスを考えれば、6着に粘ったことは十分に評価したい。
前走の愛知杯は、1000m57.4秒のハイペースを内枠から3番手で先行。4角手前では牝馬重賞常連のウインピクシスを早めに捕まえ、一時は先頭に立った。最後は後続に差されたものの、ここでも捲るように進出してきたミッキーゴージャスに対抗して早めに脚を使わされたことも大いに影響したと考えられ、4着に粘れたと前向きに評価するべき内容。
今回は4走ぶりに1800mへの短縮となるが、前走のハイペースを十分にこなせているので追走に手間取ることはないし、2000mで最後脚が上がった分が短縮で良い方に向くと考えれば、十分にチャンスがあると言える。
また、一つ外にいるコスタボニータ×西村騎手に前を切られない限りは思い通りのポジションを取れるので、10番という枠並びもプラスに働くだろうし、そのコスタボニータには前走負けているものの、4角で少し待てた分の差ともいえるし、今回は斤量差が1㎏広がる中でこの人気差なのだから、思い切ってここから勝負していきたいと思っていた。

突然の不穏な過去形・・・そうです。
12番人気40倍くらいで想定していたので、初動の一桁オッズでちょっとだけ萎えてます。。。
「夏の若手騎手が乗った3歳牝馬」でしか見ないような、斤量50㎏に皆さん飛び付いておられるのでしょうか。所詮は3勝クラスで掲示板にも載れない格上挑戦馬ですからね。
とはいえ、ここまでだらだらとポジ要素を並べてきてしまったので、これからもっと人気が落ちることを願って、本命を貫きたいなと思っています。個人的には、斤量はあくまでもオマケで、それ以外の要素でこそ買える馬だと思っています。コワタクやれよ!!!

○③クリノプレミアム(10番人気22.8倍)

2年前の同レースの勝ち馬。当時は15番人気97.4倍のトンデモ大穴でしたね…(僕はこのレース、休み明け×牝馬×右回り×タフ戦×キズナ産駒や!!とか言ってアブレイズから馬連買っていたんですが、なんかそれ以上の穴が来ちゃって、Oh…10万馬券…とうなだれた記憶があります。しかもそれをぶち当てた、最近競馬界隈で話題の方が個人的には結構好きなので、なおさらよく覚えています。頭良くて口悪い人好き。)

この馬は、この後何度も重賞で好走しているが、割と適性は分かりやすいタイプ。直線が長くて速い上りが求められる東京とかは全くダメ。主戦騎手の松岡騎手は馬群を捌けないので、詰まりそうな隊列になるとダメ。オルフェーヴル産駒らしくタフ戦ならもってこい。ただし気持ちは強めなのでたまに掛かっちゃうと得意舞台でも案外なことも…。みたいな感じ。
要は、中山や福島みたいな小回りで、不利なく加速ができるなら能力はメンバー上位って感じ。

今回はどうかというと、内枠ではあるが周りにはスタート遅めの馬が多く、「逃げたくはないがラチを頼りたい」みたいな馬がいるわけでもないので、この馬はすんなり内前のポジションを取れそうな枠並び。道中は内で我慢さえできれば、4角で前にいるであろうグランスラムアスク・コンクシェル辺りをかわすだけの簡単なお仕事。松岡騎手は海外GⅠも勝っているトップジョッキー様なので、きっと楽にそのお仕事をしてくれると思っています。笑

基本的には最近の敗戦も衰えではないと思っているものの、7歳牝馬で成長するとまではさすがに思えないし、追切がめちゃめちゃ良いというわけでもないので、その分の対抗評価です。

▲⑧ヒップホップソウル(2番人気5.2倍)

正直この馬のことよく分かりません。
分からないんですが、同舞台で同じく道悪のフラワーカップで、外から捲っての2着なので、評価しなきゃいけないんだろうなと思っています。
紫苑Sでも早めに抜け出して、決め手が一枚上のモリアーナに差されただけと考えれば一番強い内容。これがどちらも中山で、関東の名門キムテツ厩舎ということは、まあそういうことなのかな、的な。

基本的には後方からの競馬が多く、紫苑Sで先行できたのも横山武史騎手の高い先行意識と技術があってこそと考えると、怪我明けの北村宏司騎手がテン乗りとなる今回は、再び後ろからになるんでしょうね。それで届くかというところでしょう。
元々相手では買おうかなと思っていたのでこの印としていますが、2番人気になるなら抑える程度でもいいのかもしれない・・・

△⑦コンクシェル(6番人気9.8倍)

冒頭で述べた、道悪適性で直線突き抜けるかもしれない第一候補はこの馬です。
道悪や極端な長距離のレースなどでは、ペースにかかわらず、誰も道中で脚を溜められないという事態が生じ得ます。3歳限定GⅠの長距離戦である菊花賞や中山3600mを舞台とするステイヤーズSなどが良い例で、誰もそんな距離を走ったことがないので、本来差してくるはずの馬でも最後は脚が残っていないんですよね。結果、そのまま前で悠々と走っていた馬が気付いたらゴールしてしまう、なんてのは珍しい話じゃありません。

この馬には、そのパターンでの好走という可能性があると思っていて、逃げるか番手から0.9秒差→0.9秒差→0.5秒差とぶっちぎり、上りタイムで見ても鞍ヶ池特別や不知火特別では余裕の上がり1位。前走も上がり上位ではないものの、上位の決め手を使えているのは、この馬に全く届かないような位置から差してきただけの追い込み馬だけ。
道悪経験はないものの、なんとなく適性がある、なんならダートも行けるような気がしている(言語化しろ)ので、今回それで突き抜ける可能性も頭に入れておきたいと思っています。

でも1桁オッズで単勝買えるほどの評価はしていません。もしこの馬が勝ったら、めちゃくちゃ笑ってください。5馬身差圧勝とかだったらどうしよう・・・

そのほかには、1頭だけ異質にも2200m以上の距離を使ってきてスタミナだけは負けなさそうな⑨ファンタジア、菅原騎手との継続騎乗かつ重賞挑戦2回目で決め手なら通用しそうな⑫ルージュエクレール、一応抑えで⑪コスタボニータ辺りは押さえておきたいと思っています。

嫌いたい人気馬

フィアスプライド(1番人気4.4倍)

C.ルメール騎手の、中山芝1800mの成績は8-8-2-16。脅威。
前走同じ中山のターコイズSを勝っているこの馬ですが、思い切り嫌いたいと思っています。

まずはこの馬の性質として、良績は速い馬場に偏っている。重賞成績としては1-0-1-3(4着2回)と掲示板率80%の安定勢力なのだが、馬券内の2回はいずれもターコイズSで33秒台の上りが求められるスピード決着。
4着の関屋記念、府中牝馬Sはともに直線の長い新潟、東京が舞台であり、後方から32.6秒、33.0秒で差してきたが届かなかったレース。
問題は唯一掲示板にも載れていないエプソムCで、上り最速で勝利したジャスティンカフェでも34.3秒しか出せない、上記のレースと比較すると上がりが掛かる展開。たしかにこの馬は先行していたので、上がりが鈍っても仕方ないとは思うが、とはいえ9着で、東京<中山が顕著なインダストリアにも3㎏の斤量差がありながら負けている。あくまで個人的見解ではあるが、上がりが掛かる展開では全くダメなのではないか。。。

じゃあ今回のレースでどれくらいの上がりが求められるかというと、昨年は1頭だけ抜けて強かったスルーセブンシーズを除けば34秒代後半~35秒台、一昨年上り最速でも34.0秒で、少なくとも33秒台の上がりが求められることはまずない。その上、初めに述べたように例年以上にタフな現在の中山で、しかも道悪となれば、最速でも35秒台となることすらありそうだ。そうなってしまえば、当然この馬には向かない。

もちろん、最近は先行できるようになっており本格化の気配も感じてはいるし、天下無敵のルメール様なので、平気で持って来てしまうのかもしれない。
しかし、寒い時期が苦手で今年いまだ重賞を勝っていない上に、芝でも道悪となれば大きく成績を落とす傾向にあるルメール様。
ここは、特大馬券を取るためにも、全力で嫌わせていただきます!
(1着になろうもんなら今年のGⅠはすべて本命ルメールです笑)

終わりに

ということで、初めてnoteを書いてみましたが、楽しくて気付いたら4500文字くらい書いていました。普段から文章屋さんをしていることもあって、筆が全く止まりませんでした。
本当は、3月9日の中山全レースを予想したいと思っていたんですが、どうやら叶わなさそうです。とにかく天気だけは持ってもらって、快適に競馬観戦を楽しみたいと思います。

P.S.久しぶりにヨッメ不在の土日ですが、明日は競馬行くよ~と言ったら、「またかよ競馬おじさん・・・」と呆れていました。