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一番苦手な育児

息子が赤ちゃんの時からとにかく一番苦手な育児、
私はダントツで「看病」です。

今回、季節はずれのインフルエンザ大流行に伴い、
久々の長期看病(といっても一週間ちょいだけど…)となったので、
何がいったいそんなにしんどいのかを残しておこうと思います。

■「心配」と「つまんない」

前者はまだしも、後者を言語化するのに私は罪悪感があり、
とにかく言語化するのに時間がかかったのだけど、
とにかくこの2つに尽きる。

まず「心配」なのは本当に心配で、
「自分の子が辛い思いをするくらいなら代わってあげたい」なんて、
子をうむまでは綺麗ごとだと思っていたけど、本当に、自分がきつい方が100倍楽なんですよね。
だからか、一緒にいるだけでまじで疲れる。

咳をゴホゴホしてるの見るだけでなんか本当にかわいそうで精神がえぐられるし、いつも元気に走りまわってる息子がぼーっとしてるのを見ると、
どうにかする方法があるならなんでもしてあげたいと本気で思います。

今回、息子はちょうど楽しみにしていた100m走のレースがあったのですが、もちろん諦めざるをえなくて、
「さすがに今日はいけないね・・」と言ったら泣いてました…
ほんとに代われるもんなら代わってあげたかった。
(ノーマスクでインフルA型の看病していたのになぜか私にはうつらなかった)

そして、「つまんない」のです。
家にこもりきり、しんどそうな息子、すぐにくる室内遊びのネタ切れ、
日中ずっと2人きりの空間…
楽しませようと試行錯誤するものの、とにかく8日間持つだけのネタはなかなか…充足しません。笑
(ちなみによくやるのは折り紙、おえかき、ナノブロック、ルービックキューブ、図鑑読む、計算ドリル、無駄にお菓子づくり、掃除、室内でできるやわらかいボールでのボール投げなど…見るからに8日間充足しない。笑)


■「なんでもしてあげたい」からこそ陥る壁

とにかくできることは全部してあげたいから、
食べられそうなものを軒並み揃えて買ってきてみたり、
家でできる遊びを毎日amazonで取り寄せたり笑、
試行錯誤しているんですが、まあある程度遊ぶと風邪で疲れて寝るんですよね息子。

その時、添い寝を求められ、寝てしまったあと、
その場を去るか迷うんですよね、目覚めたときママとなりにいなかったら寂しいんじゃなかろうかとか笑。
寝ちゃったときにすぐささっと去れたら割と有意義な時間の使い方ができるはずなのに、1時間くらい寝顔を眺めながら起きないかしら…とか思ってることもあったりします。
そうこうしているうちに疲れてしまいなんか自分自身のやる気がなくなったりして。

このマインドが過剰なのかそうそうってなるのかは人による気はするけど、
このマインドでいすぎると疲れることも分かったので、
できるだけ、活力があるうちに離れて自分の時間を過ごそうとしてますが…

ちょこちょこ様子を見に行ってしまうのですよね、
なんなんだろうなこの母マインド。

■育児はいつだって愛情と自己犠牲のバランスが難しくて

愛情=自己犠牲ではないのはわかっているのに、
とにかくなんでもしてあげたいマインドによって、
息子<自分になることが悪のように思えてしまうことがたまにあります。
過剰かなと思う一方で、結構自己中心的な私ですらそうなのだから、
母たちはみんなそんなもんなのかな?と思ったりもします。
特に病気で苦しんでる時とか、永遠に隣にいてあげたい気持ちになる。

でもそうしてると自分のつまんないバロメーターが上がりすぎて、
育児そのものが嫌になったりしてくるので、バランスが難しいな。
息子の求めている関わりも年齢とともに変化していっているし、
永遠に模索なんだろうな~。

とにもかくにも、看病は大変である。
心配だしつまんない。笑
どうかこれからも、できるだけ悪い病気にかかりませんように。

■看病からの解放とかわいい笑顔を見て思うこと

ということで、めでたく闘病+登園自粛ライフが終了したわけですが。
久々に元気な笑顔をみると、この上なく幸せな気持ちになるんですよね。
そしてまた「この笑顔を守るためにならなんでもしたい」マインドが出てくるのでした…
今日はどうしてもスシローに行きたいというもんだから、
(私産休中だし)快気祝いでamでお迎えに行きスシローに行き、
そのあとは平日でガラガラの某博物館に行きました。

息子が楽しそうだと私もうれしくて、
辛そうだと辛くて、
親の気持ちってなんて不思議なんだろう…と思います。

あと1か月もせずにもう1人出てくるけど、
無事に出てくることを祈りつつ、
こんな気持ちになる対象がもう1人できるなんて信じられないし、
すでに各種観点でキャパフル間違いなし!笑

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