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【2017年】上半期ボーカロイド楽曲10選

 今年は昨年ほど様々な曲を聴き混んでいる訳ではありませんが、1月から6月現在までにニコニコ動画上で投稿された曲の中から"個人的に"特に気に入った10曲を紹介したいと思います。

 音楽の好みが偏っているので、結果的にエレクトロニカやアンビエント、ロックバラード等の静かな曲が多めになっていることは予め記しておきます。





【1曲目】ちがい / feat.初音ミク (しろにゃん)



文句なしの上半期1位はこちら。エレクトロニカにFutureBassを大胆かつ鮮やかに取り入れています。イントロ…ではなく間奏のアコギ好きです。PVも必見。




【2曲目】 GLEAM NEON / feat.初音ミク(蜂屋ななし)

 1月2日投稿。2016年がはるまきごはんさんの『銀河録』で始まったように、自分の中で2017年はこの曲と共に明けたと言っても過言ではありません。テンポが良くとにかく格好いいデジタルロック。




【3曲目】 ナイトライト / feat.鏡音リン (光収容)

(youtube版へのリンクはこちら)

『孤独の果て』で知られる光収容さん久しぶりの投稿。AppleMusic等でも配信されているアルバム『夜を裂く』からの1曲。清々しいまでに韻を踏む詞が好きです。夜道を歩きながら聴きたいロック。




【4曲目】春のせい / feat.初音ミク (だんぼ)

春の感傷的な気持ちを思い起こさせるロック。イントロの入りから最後まですべて好みです。名曲だと思いますが現在の再生数は2000ほど。もっと聞かれてほしい1曲。




【5曲目】 night (t)rain / feat.初音ミク (歩く人)

(youtube版のリンクはこちら)

エレクトロニカ2曲目。こちらもFutureBassではありませんがおもちゃ箱のように様々な音が曲を彩っていて好きです。のえるさんのイラストも可愛らしい。歩く人さんの曲では他にも『セグメントエラー』『はるがこないまち』が10選候補に挙がっていました。




【6曲目】 猛独が襲う / feat.初音ミク (一二三)

一週間ほど前に投稿された新曲。アジカンの『Re:Re:』を彷彿とさせるような曲調ながら、作者独自の言葉遣いや和風アレンジが癖になります。キャッチーなサビで毎回飛び跳ねたくなる。




次に、落ち着いたスローテンポの曲を2曲続けてどうぞ。


【7曲目】 泣けど喚けど朝がきて / deat.重音テト (12uck)

(youtube版のリンクはこちら)

今回の10選唯一のUTAU曲です。生きることに立ち止まってしまった時、真夜中に明け方を待ちながら一人でじっくりと聴きたい1曲。テトさんの掠れ声が曲調によく映えて、何度聞いても心を動かされます。




【8曲目】 悲しみが足りない / feat.初音ミク (ピコン)

(youtube版はこちら)

こちらも前の曲と同じように、感情の底に沈みながら聴きたくなります。特筆すべきはミクのメインボーカルを支える、おそらく作者本人と思われる男性コーラス。このコーラスとの絶妙なハモりが一段と曲を味わい深くしています。




残りの2曲には、ボーカルが極めて少ない、ほとんどインストのようなエレクトロニカをどうぞ。


【9曲目】 hello,a lot of never world / feat.IA (ein)

(youtube版はこちら!)

安眠に良さそうなエレクトロニカ。途中で聞こえてくるIAの合成音声と幼児らしき肉声の調和がたまりません。Skrillexの "WITH YOU, FRIENDS (LONG DRIVE)" をもっと静かにした感じが大好きです。




【10曲目】 Icy Dawn / feat. 初音ミクEnglish (R Sound Design)

(youtube版はこちら)

最後の曲は今年の元旦に投稿されたこの曲。こちらもほとんどインストといって良いでしょう。自然の美しさと迫力を感じさせる神秘的な音色はいくら聞いていても全く飽きません。作者のR Sound Designさんは後に投稿した『帝国少女』で大ヒットを博しています。




以上10曲でした。執筆直前まで候補に入っていた曲が他にも幾つかあるのですがそれはまたいつかの機会に。






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