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【夏はエロゲ】『水夏』プレイ日記②~第2章~


続きです。



・プレイ中のメモ

・二章

よし!! 今朝もエロゲやっていくぞ!!!
2001.7.18
本章もビジュアルノベル形式か。時系列はほぼ第一章と同時進行。いろんなことが起こってる村だな。最後に各物語・ヒロイン・主人公が収束/集結したりするのか?

あっ! 二章のヒロインはあの黒髪ロングのネッカチーフ&でかリボンさんか。よく見ると髪色が少し紺色というかやや紫がかっているが。

「さやか先輩」/「蒼司くん」  年上ヒロインだ
日射病の常習。外では帽子が手放せない。露骨な伏線はいりました。
さやかの父親=白河律は美術講の経営者兼唯一の講師。白河さやかさんってことか。
ふわふわ天然系ヒロインしかいないのかこのゲームは。最高だな
男子主人公を「君」と呼んでくるタイプのお姉さんヒロインだ!!

7.19
さやかパパのほうが天然で草

白河律の描く裸婦画。前章の巻物にも裸婦が描かれていたが…… あ、やっぱこの人の作か。前章で禍々しい効果があると噂されていたアイテムが実は大したものではなかったと明かされる展開? 奇才ならほんとうに何かあるのか
まーた母親が死んでいてやべぇ父親とふたり暮らしのヒロインだ。

「村の西側は街頭もまともにないからね」

常磐村の地理情報来たな

幽霊という単語もあるが、あいにくそこまでロマンチストではない。
そんなモノがこの世に存在していたら、一日かかしをやってもいい。

けっこう章ごとの暗の繋がりがあるというか、互いに互いを皮肉り合うような構図になってるのね

7.20
夏休み初日 こいつら学園生なんだよな
あ、そういえば選択肢が1章にもあったの忘れてた。マルチエンドだったのかな。あとで確認しなきゃ
「村を東西で分断する川」! 川自体は南北に流れてるってことでいい?

草原や僕の家がある村の西側からでは、美術講はこの坂を往復しなければならない

なんか俄然、地理情報が小出しにされ始めたぞ
草原(くさはら)……誰かの私有地

先輩は風景専門の絵描き。動いてない人間を描くのは好きじゃない
からかい上手のさやか先輩……
絵の題材としての現実と虚構。さやかは現実にはない風景を、父は極端な写実主義か幻視か。蒼司はその境界にいる。
描かれていることが現実的か非現実的かは、現実のほうを書き換えてしまえば変わる、というラディカルな思想

不穏だな〜。蒼司は殺人衝動持ち? まずさやかが父のことを「あの男」と呼ぶのからしてやばい。近親相姦疑惑でも持たれてたのか、なんなのか。

7.21
蒼司と妹は両親を交通事故で亡くしたあと、風間のおばあさんに引き取られた。
まだ妹のビジュアルが出てきてないのが意味深だな

お日様がなければ、暑さそのものには強い先輩である。
熱に強く、直火には弱い発泡スチロールみたいな人だ。

発泡スチロール系ヒロイン!
年上から家庭教師を依頼される

7.22


蒼司の家の背景は彰と同じアパートっぽいけど、風間のばあさんが大家を務める同じアパートの別室に妹とふたりで住んでるってこと? あ、隣の部屋に風間のおばあちゃんが住んでるってことは、彰とも隣ってことか。エロゲ主人公専用アパートか?
日本舞踊を習っている妹
おっ、さっそく彰と蒼司が邂逅した。浪人生の彰より現役学園生(≒高校生)の蒼司のほうがやや年下。

えーと、彼らの家であるアパートも、神社も、崖の上の草原も、より寂れているという「村の西側」にあるってことでいいんだよね。てことは、川(や坂や駅/線路?)を挟んだ東側に、商店街や美術講(さやか先輩の家)や病院などがあって比較的栄えているということか。よし、段々と村の地図が描けてきたぞ。たのしいな  海がどの方角なのかがわからない

新しい女の子が出てきた! 茶髪ツインテおどおど系後輩女子 いきなりキス仕掛けてきたんだけど!? おどおど系かと思ったらグイグイ系だった。

7.23
上代 蒼司(かみしろ そうじ)。ようやく主人公のフルネームがわかった。

大の大人の画家の喧嘩最強イキリきつい……
自分の娘を「俺の作品」と呼ぶ画家の父。こわいよ〜

7.24
夏の雨。湿気
さやか先輩の夢─母の死を見つめながら娘の死を描き込む父親。こっわ……
悪夢からの寝起き慰め初シーン
えっ、蒼司は(複数の)元カノと経験済みだったんだ。そして振られている。エロゲ主人公としては珍しい

えぇ……BAD ENDみたいなシーンの終わり方! ナイフを持った少年と雨の中対峙して、どうなったんだ!?

7.25
白河律視点! 鈴帽子の少女と会話 眼の前で車の事故が起こるが平然と続きを話す
やっぱ昨夜の蒼司のあれは救急車沙汰になってたのか。やり合って勝ったんか

先輩かわいいなぁ

7.26
アパートのもう一方の隣人、京谷透子さん。初めて出てきた。二十歳そこそこの大学生

しかも彼氏持ち! 時折、ベッドの音が隣から聞こえてくる!! これは別の章の男主人公とヒロインってことでいいのか?

冬虫夏草。パパ、かつて亡き妻を描いたように、娘の冬虫夏草のひまわり絵を描こうとしている? すでに描いているから先輩は日によってやつれている?
自分の部屋という聖域に憎い父が入ってくる恐怖。そこで初シーンが行われたのは象徴的。
……ようは、1章とかなり似ていて、娘を抑圧する邪悪な〈父〉からヒロインを助け出す話ってこと? 

あーびっくりした。庭の木で揺れているのがハンモックで良かった!!
1章では1度しかなかったのに2回目!?と思ったらスチル使いまわしだった
と思ったら新規スチルあった。 これ、選択肢テキトーに選んでるけど分岐は大丈夫なのだろうか。BADエンドとかないのかな

7.27
8年前に出会った頃から蒼司は絵で金賞を取るくらい上手かったんだ。
絵の上手い男子主人公が可哀想な家庭環境の女子を救う英雄譚……サクラノ詩的な嫌らしさがあるな

「さて、この物語を終える、長い長い48時間がはじまり、物語の語り手は、わたし──白河さやかへと移ります」
「それは……本来の語り手である蒼司くんが、この物語の結末を見ることが出来なかったから……」

!?!? 急にどうした。やはりBADエンドに入ってるのか? でもTRUEっぽい語りだぞ

茶髪ツインテツンデレ後輩少女の名前は若林美絵。みっちゃん。空手部
年下のみっちゃん。年上の透子さん。さやかがふたりに続けて合うことで、彼女の多面的な姿を見せていく展開

みっちゃんといい、透子さんといい、女の子って凄い。

おま女の子

テキストなしの連続スチル演出。ただし1クリックごと待ってくれる

お絵かきかくれんぼ。〈風景〉の発見。彼を見つけるために絵を練習し、絵にかくために村を散策して観察する……

屹立するひまわりを見上げる縦長のスチル。一瞬でスクロールした

今、自分は最も恋愛から遠い表情をしているだろう。
誰も心に寄せ付けないが、半径2メートル以内に異性を惹きつけるのには、最も適した顔のはずだ。
「さっき、殺させない……そう言ったね」
背後に声をかける。
無意識に、男っぽい喋りになっていた。

いいですね。「異性」⇔「男っぽい」
ところで申し訳ないけど最初の「最も恋愛から遠い表情」で脳内に藍染惣右介が出てきちゃった……

麦わら帽子にTシャツにズボン、「髪切ってさよなら女の子。こんにちは夏休み」スタイルめっちゃ見たい

さやか先輩の一人称モノローグとても良い。雑にくくってしまえば、病んでいる少女の独白の上手さなんだけど……


白河律こわいよ〜〜 ヒロインのやべぇ父親という点では1章の伊月パパと同じだけど、律は明確に主人公と敵対する章ボスとして描かれている。(伊月パパは立ち絵も無かった) 天才画家だから肉弾戦も強いとかいうギャグみたいな設定なのに、言動がちゃんと恐ろしいので格落ちしていない。

7.28
隣町にはファーストフード店や映画館もあるのか。

「駅ッ!?」
思わず声を上げてしまう。
まさか家の裏手が、ここに繋がっているとは思わなかった。

ええ……そんなことある?

シリアスな状況のはずなのに、蝉しぐれSEに相変わらずの日常のんびりBGM
ここで1章の彰と会う「ガレージ・セール」のシーン

日焼け必至のノースリーブ眼鏡お姉さん、「花の精」? ひまわりと会話をする。「野球の応援歌」! プロローグ最後の語り手はこのひとか。鈴帽子少女の大人形態?

ええ……田舎ってほんとうに物騒なところだな。血生臭いことを持ち込まないとお話が作れないのか

8.1

でた! 「これまでの話はすべて患者が精神科医に語っていたものだった」パターンだ!

精神科医の若林先生。いっしゅん彰かと思ったけど違った。

8.2


ファ〜〜ww 茶番だ……




・第2章の感想

第2章(さやか編)おわり!
最終的にはめっちゃ嫌いなおはなしだった。「ヤバそうな父親、実は娘のことを愛していたいい父親でした〜死に際の感動の和解〜」←あっそう。

第1章の父娘まわりの描写はほんとギリギリのところでバランス取りが上手かったんだな。父から娘への愛情?的なものは、中也の詩に掛ける形で仄めかされるが、当の娘(伊月)側は知らない手遅れ過ぎるところで勝手に死んだだけだし、しかももう一人の娘(小夜)を天涯孤独の身で遺しているしで、到底肯定的なものではなかったのが良かった。対してこっちはなんだ。
絵描きモチーフもやっぱ苦手に転ぶことが多いと再確認。「芸術家と父親の相克・調停」みたいなテーマほんとしょうもない。

律が描いていた娘の絵はあのひまわりのスチルってことでいいの? なにがそんなに感動的なのか単純にピンとこない。

あと、ヒロインの恋人である男子主人公:蒼司と、ヒロインの父親:律が敵対すると見せかけて実は協調する……という展開もすげぇ嫌だ。ヒロインを扉の向こうに締め出して、男同士の絆を深める…… そうして父親は死に、彼氏に「娘をよろしく」と託して所有の系譜(父権制)は続いていく……
終盤で語り手が蒼司からさやかに移ったところは良かったんだけど、それも最終的には、「さやかが書いていた小説」と枠に入れる形で蒼司に戻ってきてしまう。蒼司、あのまま死んでてもムカつくし、生きてたら生きてたで一層イヤだ。蒼司は死に、新たな友人みっちゃんとの女性ふたりの関係で終わってくれればまだ良かったんだけどなぁ。

さやか先輩というキャラクターはけっこう好きだっただけに、ストーリーが最も苦手なやつで残念だった。

分岐でまだ読んでいないパートが結構あるらしい!! だからピンと来てないのか。
読まなきゃ……
→あんま回収できないので、とりあえずメインルートを進めることにする。


・つづき


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