突然の記憶
お友達がSNSに、病気の告白を投稿していました。
その内容を見た私は、なぜだか突然、ふと、
自分が解離性健忘症であることを思い出しました。
(そしてnoteの存在も思い出したのでここへ)
解離性健忘症は簡単に言うと、ある出来事がトラウマとなり、その出来事を忘れることによって自分を守るものだと思っている。ここで“思っている”と記述したのは、自分が解離性健忘症であることも忘れてしまっていた私が、解離性健忘症について検索することを、恐れているからである。
みなさんは記憶障害についてどう思いますか?
自分の病気すらも忘れてしまっていた私は、記憶障害って本当にあるんだ、と今更ながら驚き混乱しています。きっと、自分が解離性健忘症であるということを忘れたのは、時間薬というか、時が経ったからではないかな。そう思いたい。しかし自分がそのような状況であることを思い出した今は、やはりあの時期の記憶がごっそり無いなと気付くことができる。不思議だ。
お友達のSNSでみた内容は解離性健忘症についてでは無いのだが、病気の自覚をくれたお友達には感謝したい。(忘れたままの方が良かったのかもしれない?)
そういえば、
思い出せないなんて可哀想
と言われたことがある気がする。
私はそうは思わない。
今の私には忘れてしまった内容がどんなものかは分からないけれど、忘れたいほどに悲しく、辛い、自分が自分を守りたかったほどの出来事。忘れててもいいんじゃないかなと思う。勿論、忘れたいほど辛いことが私にあったの??という感情で溢れた時は辛かったけれど。
忘れたいほど辛かった私と
辛かったことを忘れてしまった私と
辛かった私に寄り添うことができない私と
どの私もきっと私だから、私らしく進みたい。
私は可哀想じゃない。
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