自分の写真の下手さに絶望するとき
そんな時こそ成長のチャンスなのだと気づいたお話。
自分、写真下手だなあ…
こんなに下手だったかなあ…
もう少しマシだった気がするけどなあ…
ポートレートを撮っていると、自分の実力不足を痛感して落ち込むことが多々あります。しょっちゅうあります。
つい1ヶ月前には「自分、上手くなった!」と手応えを感じていたのに、
あれは気のせいだったのだろうか?と、その度に頭を抱えてしまう。
同じような経験がある人はきっと多いはず。
でも自分の写真を下手だと思う時というのは、それまでと比べて本当に下手になっているわけではなくて、ただ今の自分の写真に満足できなくなっている状態だと思うんですよね。
自分のイメージの中にはもっとうまい写真や撮りたい写真があるのに、それが撮れていない。
だから自分が下手に思えてしまう。
それは自分が成長している証であり、さらに成長するチャンスだと思う。
そして頭の中にそのイメージがあるなら、どうにかしてそれに近づける努力をすればいいだけ。
イメージすらできないと、成長することは難しい。
現状に満足してしまったら、成長することは難しい。
だから自分の写真が下手だと思えるのは喜ぶべきことだと、最近、思えるようになりました。
自分の下手さを自覚するためには、他の人の写真をたくさん見るのが一番。
その時に「これくらい自分だって撮れる」と強がるのではなく、素直な気持ちでその写真の良さを認める客観性が大事。
以前は写真がうまい人を見つけると悔しくなっていましたが、最近はうれしくなります。
新しい教材を手に入れた気分。
そうやってインプットを継続して美意識を高め、自分の成長に繋げていきたい。
丸の内はポートレートの撮影スポットとなっている場所の1つですが、よく背景に使われる三菱一号館美術館が2024年秋頃まで修繕工事のため仮囲いされているので、丸の内でポートレートを予定している方は要注意です。
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