はんげつであえたらで聴いた、萩原雪歩のFirst Stage
皆さんこんにちは。
先日3/16-17に群馬県前橋市・ベイシア文化ホールで開催された『菊地真 ・ 萩原雪歩 twin live “ はんげつであえたら ”』に現地参加してきました。
ぼくにとって最初に選んだ担当アイドルであり、高校生の頃から約15年間隣で成長を見届けきた萩原雪歩と、お互いに憧れ、高めあう菊地真が主役のライブ。
しかも3公演全てのテーマが異なり、お見送り会まである。
ライブの内訳が公式発表された瞬間、「通し券が45,000円?!高いが安い!」と口から飛び出すくらいには待ち望んだものでした。なお当落発表日に高熱を出して2日寝込んだ模様
今回は入社面接でアイマス愛を語る程の強火思想を持つバンナム社員が企画されたということもあり、ライブに関しては全公演全てで100点満点中765那由多点を叩き出すくらいには素晴らしいものでした。
ステージで雪歩と真が立ち、その姿をしっかりと見届けられることが
ぼくとしても全曲について長々と語りたい気持ちはありますが、今回は特に思い入れが深い1曲について記事をまとめようと思います。
その曲は、3公演全てで披露された『First Stage』です。
First Stageについて
(1)楽曲について
First Stageはアーケード版アイドルマスターから実装されていた楽曲の1つであり、当時から雪歩の持ち歌として設定されていた、雪歩の原点とも言える楽曲です。
自信のない女の子が憧れの人のために一歩の勇気を踏み出したい...という気持ちを描いた、正に雪歩のことを象徴する一曲。
ぼくが『アイドルマスターSP』で雪歩をプロデュースし始めた頃には、『My Best Friend』『Kosmos, Cosmos』といった他の持ち曲(いずれも今回のライブ内で披露されましたね)も選択できたのですが、何回もプロデュースしていく中でこの曲が一番心に残りました。
当時の雪歩は長谷優里奈(旧:落合祐里香)さんが担当されていたのですが、長谷さんが演じる雪歩の儚い歌声から伝えられる雪歩の想いにとても惹かれたのです。
特に最後の歌詞である「私素敵な人になります」という言葉を聴いて、大好きな雪歩とずっと一緒にいたい、素敵な人にしてあげたい、という強火の感情高校生らしい純粋な恋心を抱いたのをよく覚えています。
初めてこの曲を聴いてから15年近く経ちましたが、今でもその気持ちには変わりありません。
(2)思い出について
皆様ご存知の通り、萩原雪歩は『アイドルマスター2』を境に、担当声優が長谷優里奈さんから浅倉杏美さんへ交替しています。
当時の雰囲気を知りたい方は、引き継ぎ当時の浅倉さんへのインタビュー&長谷さんのメッセージが掲載された記事が今でも残っているので是非とも読んでみてください。
(交替が発表された7月4日に毎年読み返しています)
CV交替は発売前の5thライブ終盤で浅倉さんの出演と共に発表されたのですが、残念ながら現地のチケットは確保できず。
当時のアイマスライブは配信は勿論ライブビューイングも無かったので、ぼく自身がこのことを知ったのは翌日になってからでした。
別のクラスに現地に行った人(何故かそこまで親交はなかった)経由で、CV交替を伝えられた時の頭をハンマーで殴られたかのような感覚は今でも忘れられません。
家に帰って浅倉さんがどんな人かを調べたり、長谷さんのメッセージや交替に関するファンアートを見て、涙を流したのもよく覚えています。
複雑な感情が渦巻きながらも、浅倉さんが演じる雪歩の声に安堵した数日後。
ぼくはFirst Stageを聴いて、嗚咽混じりの涙を流しました。
ここまでを演じてくれた長谷さんへの感謝。
これからを演じる浅倉さんを応援していこうという気持ち。
そして何より、大好きな雪歩をこれからも絶対に守っていこう。
泣きじゃくりながらも雪歩を担当し続ける決心が今まで以上に強まった、そんな思い出があります。
そして少し時は流れて、アニメ版『アイドルマスター』の雪歩の主役回である第3話「すべては一歩の勇気から」。
この時EDで流れたのが、雪歩と真が歌うFirst Stageでした。
本編で見せた雪歩の勇気ある一歩。
挿入歌で非常に印象的な使われ方をしたALRIGHT *と共に、First Stageが浅倉さんへ引き継がれたこと。
CV交替までの思い出とそれからの思い出。
沢山の感情が脳裏にフラッシュバックして、深夜に沢山の涙を流しました。
それからというもの、ぼくは雪歩のFirst Stageを聴くと自然に涙が流れるようになりました。
アニマスの再放送でも、ふと音楽プレイヤーで聴きたくなった時も、大抵思い出や雪歩が好きという気持ちが溢れて涙を流しています。そのことでギネスブックに申請できるかもしれない
ぼくにとってFirst Stageは、そのくらい思い入れが深い1曲なのです。
(3)ライブ披露について
が、
一番思い入れのあるこの曲がライブで披露された機会は意外と少ないのです。
特にぼくが雪歩をプロデュースして以降、ライブで雪歩や浅倉杏美さんがこの曲を披露されたのは、『M@STERS OF IDOL WORLD!!2015』Day1の一度きりと記憶しています。
(※雪歩以外も含めるなら今井麻美さんやミリオンライブで平山笑美さん&中村温姫さんも披露経歴有)
それもメドレー内での披露だったので、浅倉さんが雪歩と一緒に歩むようになってからステージでfullを聴いたことは一度もなかったのです。
他のMASTER ARTISTシリーズ発の雪歩のソロはFullをライブで見届けられた(芽吹の季だけはサンリッチの現地がDay2しか確保できなかったので配信でしたが・・・。)なかで、First StageのFullだけが忘れ物のように唯一残されていました。
遂に聴けたFirst Stage
そして迎えた公演初日。
ぼくにとってはシンデレラガールズのSS3Aで、南条光と神谷早矢佳さんの初ステージを見届けて以来の前橋です。
担当3人のうち2人がこの街で公演を行ったことに縁を感じつつ、ベイシア文化ホールへ向かいました。
実際に765プロライブシアターがあったらこんな感じなんだろうな、という雰囲気を感じつつ、ブザーとともに始まった公演。
ステージには紛れもなく、萩原雪歩と菊地真がいました。
絵本仕立ての物語をイメージしたセットリストの中で披露される、様々な楽曲。
同じ楽曲でも雪歩は繊細に、真は元気よく伝わってくる振付の違い。
雪歩と真の仲の良さが非常によく伝わるMCパート。
そして何より、2018年・20年に横浜で開催されたMRライブの雪歩回でも感じた、「雪歩がそこにいる」という実在性。
全てが雪歩と真のために用意された時間であったことが本当に素晴らしかったです。
セットリスト内の曲でも自転車の2番以降を雪歩と真が一緒に歌う姿に見惚れたり、久々のライブ披露となった何度も言えるよで雪歩への想いをコールに乗せて伝えることができたりと、様々な喜びがありました。
そして。
その曲は2ブロック目に入り流れ始めました。
雪歩との思い出が沢山刻まれた、とても思い入れの深いイントロ。
ずっとずっと、ライブで雪歩が歌うFullを聴くことを待ち望んでいた一曲。
高校生の頃雪歩に出会って、好きになり、ずっとずっと一緒にいたいと思ったあの曲。
その曲とともにステージ上に立つ雪歩と真を見て、ぼくは心の中でこう思いました。
ああ、やっと聴ける。
この時が来たんだ。
遂にこの曲を見届けることができるんだ。
雪歩と出会って約15年近く経って、ようやくFirst StageのFullをライブで聴くことができたのです。
『SP』から見届けてきた振付も、CDやアニメで沢山見たり聴いたりした歌声も。
ライブで見届けると、より特別なものに映りました。
そして何より、一番思い入れが深い曲だからこそ、ようやくFullをライブで聴けることが、何より嬉しかったです。
CVが浅倉さんへ交替した時。アニマス3話で雪歩の頑張りを見届けた時。
MoIW2015のメドレーで浅倉さんがこの曲を初めて歌った時。
イントロが流れ始めた瞬間、色々な思い出が頭の中を去来して、自然に涙が出てきました。
何よりこの記事を書いている今も泣いています。
とにかくボロボロに泣きながら、最後の「私素敵な人になります」まで雪歩と真のステージを見届けました。
出会った時は高校生で、アイマス2で雪歩が16⇒17歳になった時に同じように17歳になったことに喜びを感じたあの頃から、ずっと待ち望んでいた光景がそこにはありました。
雪歩を最初に選んだ担当アイドルとして、ずっと好きでい続けていてよかった。
そしてこれからも、雪歩のことを好きでいて、隣で一緒に歩んでいこう。
本当に、本当にありがとう。
15年近く雪歩に届けたかったこの曲への想いと感動は、応援を通してしっかり雪歩へ伝えられたと思っています。
おわりに
この3公演を通して改めて感じたのは、ずっと雪歩を担当アイドルとして愛していて良かったという事です。
長らく待ち続けていたFirst Stageは勿論、静かな夜に願いを…をやLOSTを雪歩のソロとして聴くことができたり。
お見送り会でも雪歩から直接ありがとうの声をもらったり。
同じような想いで現地を訪れた雪歩や真、そして765ASやシアター組の担当Pと交流したり。
(個人的には舞浜歩Pにフェスで一緒に登場したお礼とAct4のトワラーが素晴らしかったことを直接伝えられたことが本当に嬉しかった!)
今までのアイマスライブでも感謝の気持ちや感動を沢山抱いてきましたが、今回はその中でも特に思い入れの深い公演になった思います。
この2日間は雪歩をずっとプロデュースし続けてきたご褒美なのかな、と振り返りながら、こうして記事をまとめました。
またいつか、雪歩にこうしてライブで会えるように。
そして来年開催予定のハッチポッチ2や今後の765ASのライブで浅倉杏美さんを応援できる機会が巡ってくるように。
これからも雪歩のことを大切にしていきたい。
そんな素敵な2日間でした。
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