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デレマス福岡公演の後に行った89パークがめちゃくちゃ楽しかった話

2024年5月19日。
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip!」福岡公演に現地参戦してきました!
担当アイドルである南条光の活躍を見届けに28年ぶりに九州上陸。
会場が福岡ソフトバンクホークスの本拠地・福岡みずほPayPayドームの隣だったので、昨オフに巨人→ソフトバンクへトレード移籍となったアダム・ウォーカー選手のパペット・サラドレッド ウマアダムも「里帰り」に連れて行ってあげました。
(肝心のウォーカー選手が2軍で再調整中だったのが残念!)

ウマアダム...今のお家だよ...。
Zepp Fukuokaを訪れたウマアダム
南条光のジャスティス⭐︎スカーフチャームを装着して準備バッチリ。
中村晃選手と1枚

現地のチケットは生憎昼公演しか確保できなかったので、夜公演の時間は会場のすぐ側にあるとある場所を訪れることとしました。
(もちろん公演自体は配信で見届けていますよ!)
巨人ファンとしては絶対に訪れなければならない施設が、会場の隣にあったのです。

そう、王貞治ベースボールミュージアムです。

王と(中の人が)長島

ああ不滅なり伝説(れきし)を担う王貞治

早稲田実業から巨人軍へ入団し、前人未到の通算868本塁打を放った現役時代。
ダイエー→ソフトバンクの監督として、暗黒時代の最中にあったホークスを立て直し、常勝球団へと作り替えた監督時代。
常設展にはこれらの功績を称えた数々の展示が並べられていました。
(目立った功績を残せていないからなのか、巨人監督時代が簡単に流されていたのは残念ですが...)
1という数字が刻まれた巨人軍のユニフォームは、いつ見ても特別感がありますね。
13は巨人ファンにとって偉大な数字なのです。

光り輝き 栄冠映える
ああ不滅なり 伝説(れきし)を担う 王貞治
駒を置くと選手のデータを読むことができるデスク。
早速ON(王貞治・長嶋茂雄)を隣り合わせて楽しむ。
ONが巨人・ダイエーの監督として対決した2000年の日本シリーズ。
当時ヘッドコーチとして長嶋監督から帝王学を受けていた原辰徳前監督の姿も見られる。


特別展では今シーズンからソフトバンクを率いる小久保裕紀監督の経歴を追う企画が行われていました。
小久保監督はダイエー幹部との喧嘩別れで巨人軍に所属していた時期があるのですが、その時代の活躍や記録もしっかり忘れずに載せてくれていたのが、巨人ファンとしては非常に嬉しかったです。
個人的にはあと1年長く在籍して、第二次原政権下で優勝の輪にいて欲しかった...!という思いはありつつも、外様選手初のキャプテンに就任する等、堀内政権〜第二次原政権黄金期前夜の過渡期を支えてくれた功績は、決して忘れられるものではありません。
何より巨人時代の小久保は応援歌がめちゃくちゃカッコいいんですよね、是非聴いてほしい。

千の夢を 胸に秘めた 勝利の申し子(小久保!)
その叡智と その力で 我らを導け
巨人時代の小久保監督と工藤公康氏。
松井秀喜のMLB移籍後、過渡期の巨人軍を支えてくれた功績はとても大きい。

こうして数々の展示を見た後に、併設されているテーマパーク「89パーク」にも寄ってみました。
この後P同士の打ち上げに参加するスケジュールだったので、30分ほどで切り上げようと思ったのですが...。

あまりに楽しすぎて、結局夜公演が終わる時間帯まで遊び倒していました。

すごいぞ、89パーク

89パークには体力測定のアトラクションと、野球の競技内容を簡略化して楽しめるようにしたアトラクションの2種類があります。
例えばこのリードチャレンジというアトラクション。
簡単に説明すれば投手の牽制球より早く帰塁しろ!という内容なのですが...。

1塁ベースとリードを取る目安の目盛りが床に描かれている

映像で対決できるのが和田毅投手と東浜巨投手!
ソフトバンクの先発ローテーションで投げ込む2人を相手にできるとは、巨人ファンとしても燃えるしかない!
2人の投球モーションを事前にパ・リーグTVで見てから対決するという非常に大人気ない遊び方で、セーフをもぎ取ることができました。
余談にはなるのですが、東浜投手との対決映像にはオリックス・バファローズの頓宮裕真選手が映っていたので、使用されているここ4〜5年の試合からピックアップしたものと思われます。

徒競走のアトラクション・ホークスDASH!では...

ソフトバンクの主力野手に加え、ハリーホークやふうさん、動物達と徒競走を楽しむことができます。
特に体験してほしいのが、瞬足で塁を陥れる鷹の韋駄天・周東佑京選手との対決です。
野球に明るくない人でも、「昨年のWBC準決勝で村上宗隆選手がサヨナラタイムリーを打った時に、猛スピードでホームベースに突っ込んできた人」と説明すれば伝わるでしょう。
このアトラクションでは彼の脚の速さが如何に凄いかを擬似体験できるのです。
実際に競走してみたのですが、スタートからトップスピードに入るまでの加速が段違いでボロ負けしました。
TV中継やパ・リーグTVの盗塁のピックアップ映像で見る以上に速いです。
スポーツジムで週1でジョギングを楽しむくらいのオタクの瞬発力では太刀打ちできるものではありません。
それ以上に速いゾウとカンガルーは何者なんや

体力測定関連のアトラクションでは、ソフトバンクの選手が遊びに来た時に出した数値も比較として載っています。
プロ野球選手に追いつき、追い越せ!で自分の力を試してみるのも一興でしょう。
例えば高跳びのアトラクションでは、フラッと遊びにきた三森大貴選手が軽々と80cm超えの記録を叩き出したとか...。

握力測定のコーナーの比較表。
リチャード(砂川リチャード)選手の握力が段違いに凄い!

他にもプロの投球速度をガラス越しに体感したり、打撃・守備練習のアトラクションがあったりと、とにかく自分の体で野球を楽しむ!という形に特化した素晴らしい施設でした。
野球が好きな人なら、間違いなく1日中楽しめると思います。
特に子連れのP兼やきう民にオススメです。
おるんか?

バットを振る真似だけしてみたが案の定空振り
直前に遊んでいた鷹ファンが軽々とHR打っててめちゃくちゃプレッシャーだった

また、ここは子供に野球の楽しさを伝えることを目的として、土日には元プロ野球選手のアカデミーコーチが訪れるそうです。
昼公演と同時間帯には、2000年のホークスの先発ローテーションを支え、晩年にはヤクルトでも活躍した新垣渚投手が子供たちの指導に訪れていたとか。
かつてプロの世界で戦い抜いたOB達がコーチとして訪れていると思うと、とてもワクワクしますね。
そして昼夜公演のチケットが逆なら新垣→逆ヒロヴァがどちらも現地で見られたと思うと地団駄を踏む

吉住晴斗選手がアカデミーにいるのがグッとくる

巨人軍ver.を作ってくれ

今回遊び倒して思ったことは「巨人でも同じようなテーマパークを作ってほしい!」ということです。

  • つい先日NPB史上89人目となるノーヒットノーランの偉業を達成した戸郷翔征投手のフォークや、戸郷選手とWエースを成す山﨑伊織投手のキレのあるストレートの球速を体験するアトラクション。

  • 戸郷翔征投手のレベルアップに寄与したトレーニングの1つであるボルダリングを楽しむアトラクション。

  • 牽制が巨人軍で一番上手な横川凱投手の牽制球より早く帰塁できるかチャレンジするアトラクション。

巨人ファンとしてはどれも想像するだけでも遊んでみたい!と思えるものです。
走塁のアトラクションでは瞬足の選手(オコエ瑠偉選手、重信慎之介選手等)は勿論、ドスドスと遅すぎる力強い全力疾走でファンを湧かせる大城卓三選手と競走できると楽しさが増しますね。
よみうりランドや現在稲城に建設中の新ジャイアンツ球場(仮)にこうしたコーナーが作られたら、きっと楽しすぎて帰ってこれなくなると思います。

巨人ファンでない人も、ここを訪れればぼくのように「贔屓の本拠地にこういうのを作ってほしい!」と思うことでしょう。
そのくらい楽しいテーマパークだったので、次回福岡市でライブが開催される機会が来たら、是非訪れてみてください!

それはそれとして

放送席、放送席!
今日のヒーローはヒーローヴァーサスのお2人です!

昼公演の現地レポは後日書きます!
結局マハラジャって何なんだ!!!!!

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