【マジキャリ体験記】2年間休職した社会人5年目が未経験職に転職するまで

この記事を読んでくださってありがとうございます。
こまと申します◎

7月からマジキャリでコーチングを受け、1ヶ月半ほどの転職活動を経て「アプリ開発のシステムエンジニア」から「マーケティングのデータ分析」という未経験職種に転職することになりました。

精神的な理由で休職を経験し、転職も何度か考えたけどなかなか踏み出せず…
そんな中でマジキャリに出会い、自分としっかりと向き合うことで今回の決断をすることができました。

きっとこの記事を読んでいる方の中には、私と同じように「転職するか迷っている」という方もいるかと思います。
これからの生き方として少しでも参考になって、一歩を踏み出せるきっかけになったら嬉しいです!

マジキャリって何?

一言でいうと、「これからのライフ・キャリアプランを一緒に考えてくれるコーチングサービス」です。

転職サイトやエージェントと何が違うのか?

今の仕事に何かモヤモヤを感じている、転職するか迷っている
そんな方がまず思いつくのは「転職サイト」や「転職エージェント」ではないでしょうか??

上記のサイトやエージェントだと
【転職サイト】自分で仕事を探して自分のペースで転職活動を進める
【転職エージェント】エージェントが求人を紹介してくれたり、転職活動の支援をしてくれる
のですが、マジキャリなどの【キャリアコーチング】では転職活動の前段階とも言える「キャリアプラン」「何をしたいか」といった自己分析からサポートをしてくれます。
その代わり転職エージェントのように求人紹介は行っていません。

なぜマジキャリにしたか

私自身、長期間の休職を経験し、一度復職したもののあまり調子が良くなく…
「本当にこのような働き方を一生続けるのか?」と疑問になったことがきっかけで、転職を意識しはじめました。

が、しかし、いざ転職をしようとなっても「何をしたいのか分からない」「休職しすぎて自分には何もスキルがない」「転職しても同じようにまた休んでしまったらどうしよう」と踏みとどまってしまっていました。

そんな中で友人から教えてもらった「キャリアコーチング」というサービス。
これなら自分の悩みにちょうど良いかもしれない!と、複数のキャリアコーチングの無料相談を受けました。

キャリアコーチングの無料相談はぜひ複数受けてみてください。
それぞれ雰囲気は違いますし、コーチングなので相性はとても重要だと思います。自分に合ったサービスを見つけるのが一番だと思います。

私の場合、マジキャリの無料相談時にお話ししてくださった方との相性がとてもよく、「ここであれば頑張れるし、この方が紹介してくださるコーチの方であれば安心して取り組める」と思えたので決めました。

マジキャリでの学び(自分の体験を込みで)

私が申し込んだコースは自己実現コース(キャリアデザイン+転職活動サポート)です。

キャリアデザインでの学び

キャリアデザインでは現状把握から始まりました。
「なぜマジキャリをしようと思ったのか」「現状の悩み」「現状の生活における満足度」などをコーチと面談を通して明らかにしていきました。

ここでとても強烈に覚えていることがあります。
コーチから「こまさん、私の前ではニコニコしなくて良いからね、感情をしっかり出してください」と言われたことです。

今まで自分の中で気づいていたけど隠してきた、「人に嫌われたくない、怖い、不安」「素の自分を出せない」ということをズバッと当てられた感覚でした。
この出来事があったからこそ、向き合えてなかった自分と向き合って、今後のキャリア、ライフプランを見つめ直す覚悟ができました。

自己分析やキャリアの棚卸しを行なった際は
そもそも「素の自分って何だろう?」「不安はどこからきてるのか?」を過去の自分から探ったり、
これまで自分が働いてきた業務での経験を書き出したりしました。

ここで気づいたのは私は「これまで大きな失敗をしてこなかった」ということ。だからこそ何が起こるか分からず不安になりすぎる。
そして、何もないと思っていた仕事上のスキルが実はあったこと。成果や数値じゃなくても、問題探索力やチームワーク力など、仕事において欠かせないスキルをエピソードとして持っているということ。

上記の気づきは決して自分1人では気づけなかったなあと、感じています。
コーチと話して、なぜ?例えば?と深堀りしていくことで気づけました。

個人的に何より驚いたのが、最終的に自分で口に出して解明していったのです。これまで分からないと思っていたことを、自分が解明しているのです。
受け身だった私がここまで話せるようになったのは、コーチのおかげだと思います。自分から口に出すことで、確実に自己理解が進みましたし、コーチングの内容もどんどん充実していきました。
コーチングを受ける際は自分からどんどん話しましょう!

ここまで自分の癖や仕事における自分の強みを明確にしていきましたが、ここから私は苦戦しました。キャリアプランの設計です。

なぜ私はここで苦戦したのか。休職期間が長すぎて、「働く」というイメージが湧かなくなってしまっていたのです…汗
ライフプランを考えてもなんかぼんやりした感じ。これまで自己分析やキャリアの棚卸しでは具体的な言葉が出てきていたのに、未来のことになると曖昧な言葉しか出てこない。

コーチと時間をかけてじっくり取り組みました。
その結果わかったことは「働きたくない」「自分の好きなことをしていたい」笑

普通、キャリアコーチングで「働きたくない」って、怒られそうですよね?!笑
ありがたいことにコーチは笑って受け入れてくれました。それが自分なんだと。
これまで自分の中で「働く」って、「社会貢献のため」って思っていたんです。そこに嫌悪感を感じていました。「自分の好きなことをするため」に働くという選択肢もあるんだということに気づけましたし、だからこそ全員から好かれる必要はない、受け入れる必要はなく理解すれば良い、ということにも気づけました。
どんどん自分の中の思いこみ?が解けていくような感覚でした。

このように自分軸が出来上がっていき、私の場合は「やりたいことが今の会社ではできない」という結論になったため、転職という手段を選びました。

転職活動サポートでの学び

ここはさすがコーチ!ノウハウの宝庫!という感じでした。
ここで詳しく言ってしまうとコーチングの意味がなくなりそうなので←省略しますが、
キャリアデザインで自分軸を作り、具体的なエピソードを持つことでとてもスムーズにいきました。

私の場合は未経験職種への挑戦、かつ休職経験は提示した上での転職活動だったので、お見送りはかなり大量にいただきました…!
その中でも妥協することないよう、キャリアプランをコーチと一緒にしっかり練り込みました。
この会社では何を得るか?次はどんなスキルが必要になるか?
決して一つの会社でやりたいことを全て叶える必要はないということに気づけたことで、会社選びも優先度を付け、よりキャリアプランを明確化することができ、最終的に内定をいただくことができました。

マジキャリのメリット・デメリット

以上を踏まえて、私の感じたマジキャリのメリット/デメリットは下記です。

メリット

1|自分では気づけない自分に気づくことができる
一番実感しています。家族や友人ではなく、コーチがいたからこそわかった自分がいました。
さらにいうと、自分を知るからこそ、自分の心や行動の変化にもすぐに気づくようになり、自分の成長を自分で認めてあげられるようになりました。

2|1人で進めることに対して苦手意識がなくなる
元々誰かと一緒にやらないと不安だった私。そんな私にとって、転職することも誰かに後押しして欲しかったのかもしれません。
コーチングを受ければ受けるほど、一緒に頑張れるので自信がつくし、気づいたら自然と自分の考えで行動するように。
最後の面談で、コーチから「もう私がいなくても大丈夫だね!」と言われた時は、寂しくもあり、嬉しくもありました。

3|転職に対してポジティブに捉えられる
マジキャリを始めた当初は転職に対して「逃げ」の意識を持っていました。
しかし、現在の働き方は多様化していること、キャリアのステップアップという考え方をしっかりと学ぶことで、自分軸で考えた時に転職は「逃げ」ではなく「自分のやりたいことを叶えるための手段」ということがわかりました。

勘違いしていただきたくないのは、人間関係など、他者との関わりや社会との関わりは必然的であり、「逃げては通れないもの」だということ。
もちろん、転職活動のきっかけは人間関係などから来る人も多いと思います。私もそうでした。
今回私が転職を決めたのは「やりたいこと」が明確になったから。人との関わり方については「逃げず」に、これからもしっかりと向き合っていきます。

デメリット

1|値段が高い
ここははじめに一番引っかかったところです。正直すごく高いと思います。
次に書く「受け身」のままでは、かなり高いと感じるでしょうし、ここまでお金を払った意味がない、と感じるでしょう。
ただ、自分からしっかりと向き合い、自分から疑問をもち、考え、発信することで、やってよかったと思えます。
私も思い切って自分の考えを何でもかんでも吐き出して言ったからこそ、ここまで高い値段を払ってでもやってよかったと思えました。
そしてこのコーチングで学ぶことは一生使える。ここが大きい。これから自分の人生、いつ何が起こるか分からないし、やりたいこと・興味が変わることはもちろんあると思います。その時にこのコーチングを思い出し、自分で考え、行動することができる。そう思うと一生使えるスキル。私はここに価値を感じました。

2|受け身だと意味がない
前述の通り、受け身のまま、ただコーチの言うことだけを聞いて行動する。これでは全く意味がないです。
キャリアコーチングは「自分の」キャリアプラン、ライフプランを考えること。自分がどうしたいかが分からないと何も意味がないですよね。
最初はどうしても分からないから受け身になりがちなのはしょうがないですが、徐々に自分を出せるように、自分自身の努力が必要です。
私も受け身だったので最初はとにかくコーチの話を聞いていましたが、毎日感情の日記を書いてみたり、面談前のワークをするときに自分で別の紙に書き出してみたり、転職活動も自分でできることを必死に探したり、やれそうなことはやってみる!の精神で色々試していました。だからこそ疑問が生まれるし、自分の考えが出てくるのだと気づきました。

私のネクストアクション

さて、ここまでどんなことをやったのか、私が感じたことなどを書き連ねてきましたが、実際どれくらい効果があるのか?が気になるところですよね。
自分のアウトプットとして、マジキャリ開始前と終了後のキャリアプランをそれぞれ書き出して、この記事を終わりにしたいと思います。

マジキャリ開始前の自分の目標

・新しい仕事に就きたい
・自分で行動、判断できるようになりたい
・仕事を休まず続けたい

マジキャリ終了後の自分の目標

将来に叶えたい
・身の丈に合った生活をしつつ、自分の好きなことを続けられている
 └ステップ式で理想を叶えていく、その途中経過も楽しむ

5年後に叶えたい
・少しづつ自分の好きなことを優先できるようになる
 └考えられる手段:時短勤務など働き方を変える、転職する
・環境を整え始める
 └家を建てるかを考えたり、仕事が落ち着いてきて旅行を計画できるようになったり

3年後に叶えたい
・子育て、仕事、好きなことを両立させる
 └全てを完璧に叶える必要はない、バランスをとる
・仕事を身につけてキャリアパスを考えられるようになる
 └今回決めたキャリアプランはあくまで現段階でのプラン。定期的に見直して振り返る

1年後に叶えたい
・きついと思っても良い意味できついと感じて仕事を続ける
 └自分の強み(課題分析力、傾聴力)を生かした仕事に挑戦。困難も自分の強み(協調性)や弱みの対策をとりながら向き合っていく。
・逃げない
 └自分の弱み(過度の不安)からの脱却。そのためには自分の意見や考えを発信する。相手に理解してもらう

上記のために今やること
・とりあえずやってみよう!を習慣化する
 └逃げないことへの慣れ
・個人的にやっているインスタ発信を継続する
 └自己発信の習慣化


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