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とっておきの、ひとつを持つ

ミニマリストという言葉を聞いてどう言うイメージを持つでしょうか。

「モノを多く持たない人。多色が嫌いな人。シンプルが好きな人。」

どれも正解です。ではなぜミニマリストという言葉が生まれて浸透しているのか知っていますか?

ぼくなりにミニマリストについて調べてみました。

世の中には物で溢れすぎている

結論からいうとミニマリストが広がっている理由はモノが溢れているからといえます。

現代の大量生産・大量消費する時代において、昔に比べてモノを大切にすることを忘れているように思えます。

「仕事から帰って、着ている服を床に放る」「濡れた鞄をタオル等で拭かずそのまま自然乾燥させている」

ぼくはこのようにモノを乱雑に扱っていました。もし壊れたら買い直せばいい。他に服あるから一着くらいクシャクシャになっていい。

モノに溢れているからこそ一つ一つのモノに対する想いが小さかったのでしょう。

しかし、ある本を読んでから考えが変わりました。

小さな喜びを大きな幸せにする

これはぼくが幸せについての哲学書を読んでいた時に出てきた言葉です。

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人を例に、自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方について説いている本でした。

お気に入りの一着のみを着まわして、しっかりアイロンがけを行いその服とともに生きていく。
食べる時には、ながら食べをせずに五感を使って食を楽しむ。
住については常に綺麗な状態を保持しモノを減らす事でストレスのない空間にする。

このように生きていく上で必要な「衣食住」に対する喜びを大きくしていく事でよく言うQOLを上げていく。

これがぼくのミニマリストの生き方だと思います。

ただ単にモノを捨てているのではない。モノを持ちすぎると愛情の注ぎ先が増えて一つ一つに多く注げなくなるのがもどかしくてモノを捨てるのです。

ひとつ自分の1番気に入っている、とっておきのモノをとことん大切にしてみてください。

もしかしたら今よりももっと幸せを噛み締められるのかもしれません。


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だゐ
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