試験運転中の会話型AI「Google Bard」とお買い物【オーブンレンジ編】
我が家で10年ほど前に買った、東芝の過熱水蒸気オーブンレンジの調子が悪い。エラーを出して、過熱をやめてしまう。
でも「ギリギリまで使ってやろう」という貧乏根性で、だましだまし使っていたが、ついには数個のボタンしか効かなくなってしまった。
ここが潮時・・・よく頑張ってくれた。もう未練はないよ。ありがとう。
ということで、満を持して、新しいオーブンレンジを買う事にしたのだが、何せこの10年オーブンレンジの進化を全く知らない私。
「さて、何をどう選ぶべきか・・・」
「見た目」はといえば、ざっくり言えば皆「四角」。
扉があって、上から下に開けるタイプなのか?横に開くのか?
ボタンは横にあるのか?下にあるのか?
ボタンじゃなくてタッチパネルなのか?
まぁ、そんな感じか。(ざっくりすぎ)
電化製品売り場に行って眺めても、何が違うのか?この値段の差は何なのか?「はて・・・?」といった感じ。見た目は大きく違わなくても「奥さん、中身を見てもらわないと困りますよ」ってことか。
店員さんに話を聞いても、知識なさ過ぎて、う~んと唸り、出直すこと数回。
買うにあたっては、やはりよく調べて比べて、自分たちの生活に合うものを選び、後悔しないようにしなければ・・・。
1.そもそも「オーブンレンジにはどんなタイプがあるの?」
情報を調べるにあたり、試験運転中の「Google Bard」というモノを試しに使ってみようと考えた。世間をにぎわす会話型人工知能とやらに、さっそくちょっと聞いてみよう、どれどれ、と。
「オーブンレンジにはどんなタイプがあるの?」
お~、Google Bardくん、すごい、まとめてくれた。👏
まとまっているね~、読みやすい、ありがとう!
…でも、ごめん…
信用してないわけじゃないんだけど、こっちはこのうん十年「検索」で生きてきちゃっているので、一回検索させてねっと。
(しばし、検索して、他のサイト閲覧・・・)
おお、概ねGoogle Bardくんの言うとおりだ、すごいね~。
「AIなめんなよ」という得意げなGoogle Bardくんの声が聞こえそうだ。
ふむ、うちの場合は、(B)か(C)だな。
2.「どんな機能が人気あるの?」
続けて、Google Bardくんに聞いてみた。
ちょうどよい文章量と、箇条書きで分かりやすい!
ソース元まで教えてくれるとは素晴らしい!
すごい、すごいね~!
…(-.-)ん~、でも、ごめん、やっぱりソース元の記事や価格.com見ちゃうとな~。いや、要約してくれてありがたいんだけど、ほら、価格.comには「スチーム調理」の所に
まで書いてあるもん、これ人間には大きな情報なのよ~。ま、好みだけどね~。
「…、あ、そうですか」とGoogle Bardの拗ねた表情が目に浮かぶ…気がする。。。
(で、しばし価格.comの記事を読む)
わ~やっぱり「人に説明してもらうのが、一番分かりやすいな」と思わせる
価格.comの動画。特質が分かりやすいな~。
「じゃあ、今まで通り動画見てりゃいいじゃん」とGoogle Bardくんの低い声が・・・聞こえそうな気がする・・・。
使っている私の方が、この相談相手に慣れていない。
ってことで、Google Bardくん、ちょっと休憩しててね~、と少しAIに気を使いつつ、やはりこれまで通り「検索」や「動画解説」で選ぼうかな~なんて思うのであった。
3.「奥行40cm」
そういえば、うちのオーブンレンジを置く場所は、奥行が限られているんだった。多くの中から、奥行サイズを絞って探す方が早いな~。
ちょっと待てよ、これこそ、会話型人工知能の得意とするところなのではないだろうか?
ちょっと最後にこれを聞いてみよう、かな。
そう思った私は、ふてくされてそっぽを向くGoogle Bardくん(←勝手なイメージ)にこう聞いてみた。
「オーブンレンジ 奥行40cmまで」
すると瞬時にGoogle Bardくんはキラキラした目(←勝手なイメージ)で語り始めた。
なんてこった!すごい、すごいよ、Google Bardくん!
「へへ~ん、こんなのお安い御用ですよ~」と得意げです。
ん?「狭いキッチン」?
狭い、狭いだと!
ちょっと嫌味入れて来たわね!
こっちが「検索」したからって!
「いやー、そんなつもりじゃー(汗)」とGoogle Bardくん。
ふん!まぁ、いいわ。
なるほど、検索するのに時間がかかりそうなものに対して、一瞬で情報をもらったりするのに役立つんだな~。
AIも使い方次第、聞き方次第なんだね!と妙に納得し、Google Bardくんとの付き合い方が少し分かったのであった。
>>>続く