【全文無料】AxieInfinityスカラーシップで稼ぐコツ。知っておくべき失敗パターン16個
※シーズン移行やアップデートに伴い内容的に古いものが含まれます。出来るだけ随時更新する予定ですが内容追いついてなかったらごめんなさい。公式など正確な最新情報も併せてご確認されることをおすすめします
どうもMIMURAです。このnoteはAxie Infinityで
・これからScholarshipで組織的に効率よく稼ぎたい人
・Scholarshipを始めたばかりで上手く回らず悩んでいる人
・他人の失敗談から学び自分に落とし込んで成功に活かせる人
このような層に向けて完全に内容を絞ってます。
そして本編は、すべて無料で読むことができます。
有料部分は特典プレゼントとして、スカラーシップを効率よく運営するために僕が実際に使っている
✅スカラー募集の英語版「申込書テンプレ」
✅スカラーシップ英語版「契約書のテンプレ」*翻訳付き
✅スカラーさん管理「自作Googleスプレッドシード」
✅SLP支払い管理「自作Googleスプレッドシード」
✅マネジメントでよく使う英語「やりとりテンプレ」*日本語訳付き
を用意しています。必要な方だけぜひご活用ください。
で、
念のためはじめに言っておくと「これからAxie Infinityを始める人、自分でプレイしてみたい人」などガチAxie初心者層には意味がわからないというか、有益でないと思うのでよろしくお願いします。
あくまで既に自分でプレイはしてるけど、これからスカラーシップでフィリピン人とか複数雇って稼いでいきたい!という人向けです。
(後々はスカラーシップも取り入れて稼いでいくという強い決意ある初心者さんはそのステージに上がったときに有益にはなるかと思います)
僕のAxie歴
MIMURAは2021年8月からみんなより少し遅れて参入。今これを書いている時点で3、4ヶ月間スカラーさんを数十人雇ってチームで稼いでいます。
とはいえBCGゲームもこれが初めてで全然詳しいわけでもなく、とくにAxieを始めてはじめの1ヶ月はゲームそのものを理解してプレイするまで時間がかかったし、スカラーシップを始めるにも情報取得やら準備やらでかなり手間がかかりました。
それにいざゲームにも慣れ「次はスカラーシップだ!」と息巻いてチャレンジしようとした時も、マネージャー立場の日本語情報が少ない中で、自分なりに色んなトライ&エラーを繰り返しやっとこさ今に至るという感じです。
だからゲームに明るい人、BCGやらNFT関連に詳しい人と比べたら、相当効率も悪かっただろうし遠回りしてるだろうなとは思います。
とはいえ、僕と似たようなレベルの参入者さんも多いはず。
人様にものを教えられるほど大した知識とかないしゲーム下手ですが(MMR1300くらい)、ちょっとだけ先にマネージャー業を経験して失敗しまくっている身として
「自分の失敗談を赤裸々にまとめて全部お伝えすることで同じエラーを繰り返す人を減らしたり事前に回避サポートとしてお役に立てるのでは」
と言うのがこのnoteのスタンスです。
成功のコツよりも失敗しないためのコツ
正直すでにもうスカラーシップ参入してる人もたくさんいるし上手く稼げてるマネージャーさんも多いし、成功の形は人の数だけいろんなやり方があると思います。"運"もありますしね。
ただ逆に「失敗するポイント」って大体みんな同じだったり、失敗には明らかに失敗するだけの理由があって自己責任でもあると思ってます。
そこは自分の努力次第である程度コントロールできる部分であり、そこを注意することで事前に回避できたり、改善することで失敗要因を一つ一つ潰すことが可能です。
なので他人の成功体験をまに受けてそのまま参考にするよりも、失敗体験を参考にして注意しながら自分なりに工夫して進めていくこと。
これが実は99%の人にとって、上手く立ち回るための一番確実な成功へのロードマップなんじゃないかと思うわけです。
このnoteであなたが得られるもの
それは、陥りがちな失敗パターン・致命的ミスを事前に把握し回避できる成功への近道パスポートです。
このnoteのメインである失敗パターンでは、
・良かれと思ってこうやったらこんな失敗になった!まさかのこんな落とし穴があった…
・普通はこうやると思うし僕もそうやったけど、実際は意外とこういうやり方をした方がうまくいくし効率良いことがわかった!
みたいな実際にあった体験談を思いつくだけ全て書き出しています。
いざご自身でスカラーシップを始める時に、同じくいくつかの点でつまずくことになると思いますので、先にその失敗パターンを把握しておくと非常に効率良く立ち回ることができます。
*随時更新、最新の失敗談もあれば追記していきます。今の自分に取り入れられそうなところを切り取って部分的に参考にしてもらっても有益かと思います。
Axie Infinityスカラーシップ管理ツール
ちなみにスカラー管理はこのツールといえばこれ。もはや必須ツールです。上が有名ですが下の方がUI素敵。僕は両方使ってます。
https://axie-scho-tracker.vercel.app/
まずは全体像を把握
さて本編の前に、まずは簡単にスカラーシップで稼ぐための全体像をステップとしてまとめておきます。
・スカラー用アカウントを用意する
・スカラーを募集する
・スカラー契約を結ぶ
・毎日プレイしてSLPを稼いでもらう
・取り決めた日程で報酬を振り込む
これらそれぞれのステップ、もしくは日頃やりとりやマネジメントの中に失敗しやすいポイントですね。いわゆる"落とし穴"があるイメージです。
逆にこれら失敗ポイントを事前に把握し回避することができれば、必然的に成功率はグッと高まるよねという話。
ということで前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
早速参りましょう。
(本編15,000文字以上)
失敗1. スカラーへの初期投資をケチった
誰しもスカラーシップは稼ぐため取り組むと思うので、できるだけ少ない初期投資額で早めに回収してプラスに転じたいと思うはず。
なので出来るだけ安いお得なAxieで、そこそこ戦える3体を選んでスカラーさん用に用意しがちだと思います。僕もそうでした。
でも正直、あまりここのAxieへの初期投資をケチりすぎるとかえってコスパが悪くなります。とくに最近(2021年11月時点)はアップデートやら参入者の増加やらでその傾向がより顕著になってきてます。
PvP戦ではみんなそこそこ強いAxieでチームを組んで挑んでくるので、あまりにも弱いAxieチームだとそこそこ腕が良くても勝ちにくい。
もちろんAxieの組み合わせや読み合い、戦い方など使いこなし度合いにもよるのですが、やっぱり弱いAxieだと勝率が下が理やすいのは間違い無いです。
それに中長期的に見ると、スカラーさんもどんどんMMRを上げてもらって一人当たりの獲得SLPを増やしてもらった方が、僕たちマネージャーも収益を上げやすいというのもあります。
後述しますがあまりスカラーさんが入れ替わり立ち替わりコロコロ変わるのもマネジメントも面倒ですし効率はよくありません。
僕も初めはスカラーさん一人あたりの予算をできるだけ小さくしようとしてそこそこのAxieでやってもらってましたが、負け続きでどんどんMMRが下がって(10月のアップデート以降)800以下になりSLP獲得すら不可になってしまったケースがかなりありました。
スカラーさんによってはMMR300代まで下がって巻き返しほぼ不可になってしまったケースも何度か経験してます。
少し前まではいくらMMRが下がったとて一日最低75SLPは獲得できていたのですが、今はそれすらできなくなってしまったのでスカラーさんがある程度PvP戦で勝率50%前後は保てるレベルのAxieが必要になります。
そのための初期投資は仕方がない部分ではあるので、あまりそこをケチりすぎると後々余計にしんどくなるのでおすすめしません。
Axie価格を円に換算するとAxie一体あたり数千円、一万円違うだけでも強さのレベルが全然違ってくると思うので、効率を考えても初めからそのあたりもうちょっと投資したほうが良かったとは思います。
失敗2. 外国人のマネジメント舐めてた
外国人というか、主にフィリピン人の方々のマネジメントですね。
スカラーシップで契約するスカラーさんは、ほとんどの人が多分東南アジア、とくにフィリピン人の現地の方を採用することになるかと思います。
ちなみに僕はフィリピンという国に関してそこそこ縁があり、数年前からビジネスや投資関連で何度も訪れたことがあります。短期ですが語学留学もしたし一年の4分の1くらいはフィリピンで過ごしていた時期もあります。
なので、フィリピン人の方達がどんな人たちで、どんな民族性があって日本とは文化や考え方がどう違うか?などもそれなりに理解はしてます。
それに現地人を雇って会社や商売をしている日本人の知人もそれなりにいるし、フィリピン人の知人も数名いますので、仕事上での組織としてのマネジメントの大変さはよく話に聞いていました。
で、そういうのを加味しても、いざ自分がスカラーマネージャーとしてフィリピン人の方々をマネジメントしてみたら、ここまで大変なのかと思い知った次第です。
まあ、思ったように進みません。
まず仕事上の当たり前(?)のやりとりが出来ない、報連相が出来ない、当たり前に持ってもらっていると思っていた責任感、約束を守れない、時間にルーズ、それ以外にもいろんなトラブルだらけ。。
そして当然これらのやりとりを全て英語で行わなくてはいけません。
英語が流暢な人ならまだマシかもですが、僕の拙い語学力とマネジメント能力の低さでは想像以上に苦労しました。というか今も苦労してます。
なので、スカラーさん一人や二人ならまだしも(それでも大変さは覚悟しておいた方がいいですが)、数十人規模でチームを大きくしていきたい方は自分が今想像している倍、3倍くらいは上手くいかないことを覚悟しておいた方がいいです。
僕がフィリピンで不動産会社を経営するボスに言われたことは、
「フィリピン人と仕事する時は小学生と思って接するくらいがちょうどいい」「それくらいに捉えておかないとストレス溜まるしこの国で日本人はやっていけない」「寛容さ、大らかな心で付き合わないと」
その時は「ハハハそうですよねー」くらいのもんでしたが、今になって彼の言っていたことが腹落ちしてるというか、そんな感覚です。
ただ誤解のないように言っておきますが、これは別にフィリピンの方を下に見てるとか差別とかそういうことではないですよ。
お互いに文化が全く違うので、僕たち日本の常識みたいなものや当たり前に思っている仕事上の意識は一旦忘れた方がいい。大らかな心でお互いに理解しようと努力しながら関係を築き上げていこうという話をしています。
なので思ってたのと違うとか、約束が違うとか、何かトラブルがあってもあまりプンプン怒らずに大目に見ながらマネジメントしていく覚悟をはじめに持たれたおいた方がスムーズにいくかなと思います。
ハードルを高めに想定しておくと、実際にそうだったときに想定内ということで対応しやすいし、予想より楽だったらそれはそれでいいので。それくらいに構えておいて損はないかと。
失敗3. TREZOR管理はじめからやればよかった
Axieをプレイする上で必ず使用するRonin Wallet。僕自身はまだ経験してないのですが、Axieの盗難被害とかも結構あるみたいですよね。
Chrome拡張機能でサクッと作れるので初心者の方でちょっと遊びでAxieプレイしてみるくらいだったら、Ronin Walletでサクッとアカウント作ってやってみるのもアリとは思うのですが、
スカラーシップに参入して複数のAxieを管理、スカラーさん用のウォレットも管理していくとなると、確実に盗難被害を避けるためTEZORを繋いでちゃんとハードウォレットでの管理、保管は絶対やった方がいいです。
僕も初めはRoninのホットウォレットでAxieを始めて、スカラーシップも初めの5人くらいまでホットウォレットを新規開設して管理していました。
セキュリティ心配だなぁーと思いつつもまあ大丈夫でしょという軽い感覚もあったし、その時点ではTEZORすら持ってなかったので(普段はレジャーナノで資産管理してた)とりあえず進めてみるかという感じで。
ただスカラーさんも増えてきて、保有するAxieも増えてくると万が一盗難に遭ったらかなりのダメージになるので、思い切って途中からでもちゃんとTEZORを繋いでコールドウォレットで管理していこうと決めました。
切り替えたタイミングとしては、たまたま僕の場合はスカラーさんがぽんぽんと辞めて人数が減ったタイミングがあり、その時に注文していたTEZORが届くのを数日待って、それ以降で契約したスカラーさんは全員TEZORでアカウントを作って管理するに切り替えたという流れです。
ちなみに、僕自身のプレイアカウントはいまだに一番初めに作ったホットウォレットなので最低限のAxieだけ入れてそのままプレイはそれでやってます。
本当はこれもTEZORに切り替えたほうがいいのはわかってますが、せっかくレベルMAXまで上げたAxie3体がまたレベル1からスタートになるので渋ってます。デイリークエストが超面倒になるので。。
まあ初めからTEZORで作るのが一番賢いやり方ですが、僕みたいに途中から切り替えという人もこんな感じで、最低限だけホットに残してあとはTEZOR新規解説移行管理することをおすすめします。
正直、1万円程度のコストとちょっとした手間で盗難被害から守れるのでこれはやらない理由ないと思います。
まだRoninをウェブ上だけで管理してる人でこれからスカラーシップを拡大していきたい人は早めに切り替えを検討しちゃいましょう。
盗まれてからではどうにもならないので。
失敗4. マルチアカウント対策をしてなかった
スカラーシップをやる上で一番リスクで悩みの種になるのが、スカラーさんのマルチアカウントです。
これをやられてしまうとアカウント停止を喰らってAxieとSLPを失う上に、確実に100%防いだり見破ることが出来ないのでマネージャーの悩みの種ではあります。
僕自身は今はできる限りのマルチアカウント対策はやってますが、そこまでちゃんと対策してなかった時も運よくマルチアカウントのスカラーさんはいませんでした。
正直ここは完璧な対策は今のところないので、
信頼関係で成り立たせるか、責任感で訴求するか、事前に契約書などでスカラーさんに厳重警告するか、お互いにメリットがなくリスクが大きすぎることを理解してもらうしかないかと思います。
あとは、定期的に嘘でもスカラーさん全員に一斉にはったりでクビ情報を流すかですね。
「本日チーム内でマルチアカウントを発見し即刻契約を打ち切った」「我々は世界中のマネージャーと情報を共有してマルチアカウントを監視している」みたいな感じとかです。
あとは、スカラー募集時に必ず自分のRoninアドレスを記入してもらうようにはしています。採用前に直近でどんな取引をしているか?ここにアドレスを入れて調べることができるからです。
https://explorer.roninchain.com/
スカラー採用をやっていくとわかると思いますが、
Axie経験がないという割にRoninの取引履歴がたくさんあったり、、経験ありなのにRoninの取引履歴がなかったり(新規で作成してる、なぜ?)、、他のマネージャーとは契約していないというのに、数日前に報酬のようなSLPが振り込まれていたり、、と
もちろん正当な理由がある場合も全然あると思いますが、こういった自己申告で矛盾があるスカラーさんは「マルチアカウント疑いあり」と警戒するくらいでいいと思います。
僕は気になる場合は、直接そのスカラーさんに採用前に事前に取引履歴の矛盾理由を聞くようにしています。
そういうのを嫌がったり、疑いをかけられ機嫌を損ね採用を辞退するスカラーさんもいらっしゃいますが、もうそれはそれで仕方がないと割り切ってます。
何度も言いますがこれで100%マルチアカウントを防げたり回避できる訳ではないです。ただ自分の努力や工夫次第である程度リスクは低減できるのでできることは最低限やっておこうという話です。
※2022年1月追記
元旦にTwitterで素晴らしいツールを開発ローンチされている方がいたので紹介しておきます。
下記ツールにRoninアドレスを入力すると、いつどのアドレスに何をおくったかの履歴をダーッと表示してくれます。日本語対応もバッチリで神です。
もちろんこれで100%マルチアカウントがわかるとか、スカラーさんの取引を見て絶対マルチアカウントしてるとか判断できるわけでもないですが、第一ハードルのクリアとしてはかなり大きな一つの判断材料になるかと思います。
失敗5. 契約書を1から手作り
スカラーシップ契約書ももちろん英語対応させないといけない訳ですが、これを1から日本語を翻訳しながら作っていくとかなり時間がかかる上に手間です。
僕も初めは自分で調べながら作っていましたが、結果的に有料のものを購入してバージョンアップさせて使ってます。先駆者のものをそのままパクる、部分的に変更して作るのが一番手っ取り早いし確実です。
最近はYoutubeなんかでも契約書の載せて、これそのまま使ってもらっていいですよーという親切な方もいらっしゃいますし、写すのすら面倒な方は初めからお金払ってでもテンプレ買ってもいいです。
変に自分で作って抜けてる項目とか重要な取り決めをすっ飛ばしてしまって、何かあった時にトラブルに発展しても面倒ですしね。
ちなみにこの有料noteを購入してくださった方には、僕が実際に使っている英語版の契約書をそのままプレゼントしますのでもし良かったらそちらをお役立てください。
失敗6. マネジメント上の定番やりとり、提携文をストックしてなかった
スカラーさんとのやりとりって、大体毎回みんな同じパターンなんですよね。
僕も初めはスカラーさんごとにその時その時で対応してたのですが、毎回1からメール対応してたら時間を浪費しちゃいます。英語に自信ないので一応翻訳でチェックしたり、わからない単語とか言い回しもあって調べたりもするし。
結局、以前誰かに送ったメールの一部をそのままコピペして使ったりしてたので、もうこれよく使う定型分はストックしておこうという風に途中からなりました。
さらにはどなたかが販売されていた有料noteで定型分を購入したりもしました。
なので、これももし良かったら特典にあるのでこれからスカラーシップ参入される方はどんどん活用してもらえればと思います。
・Axie経験者に送る定型分ルート
・Axie未経験者用に送る定型分ルート
・普段のマネジメントやコミュニケーション用
・MMRが下がってきている人のサポート用
・マルチアカウントの警告注意文、などなど
内容としてはざっくりこんな感じの定型分の詰め合わせです。
失敗7. 報酬割合をシビアに設定しすぎた
報酬内訳は大体みなさんどうでしょう、
マネージャー60%:スカラー40%
マネージャー70%:スカラー30%
こんなところかと思います。僕自信、初めは70:30というシビアな設定でやってたのですが、途中からスカラーさんへの取り分を優遇するため60:40に変更しました。
というのも、やっぱりマネージャーとスカラーで、スカラーになりたい人が圧倒的に多い需要過多の状態だとまだしも、マネージャーも増えてくるとスカラーさんもどうしても報酬が高いマネージャーの元でスカラーやりいたいってなりますよね。
報酬割合がそのままスカラーさんのやる気だったり、集まってくるスカラーさんの質にも直結すると感じています。
それに、あまりにもマネージャーの取り分が多いスカラーさんは、どうしても他に魅力的なスカラー募集があったときに乗り換えようとしたりして、マルチアカウントの要因にもなりかねません。
なので、マネージャーやるからには原資を出してるのはこちらだし稼ぎたいという気持ちはわかりますが、スカラーさんあってのスカラーシップなのでここはシビアに設定しすぎない方がおすすめです。
あと、他にも報酬体系として例えば
マネージャー55%:スカラー40%、残りの5%はチームでその月に一番優秀な成績を残したスカラーさんにボーナスとしてプレゼントとか、強いAxieを購入して貸出するための原資として積み立てる、みたいなのもあります。
が、個人的にはあまりおすすめはしません。
全然これも悪いやり方じゃないしこういうインセンティブがあることによってパフォーマンスが高まるスカラーさんもいるかもですが、
そもそも頑張る人は目の前にニンジンぶら下げなくても頑張るし、頑張らない人はニンジンもらえないとモチベの低下にもつながりかねないからです。
それなら初めからスカラーさん40%+ボーナスではなく、スカラーさんに45%確実にそれぞれ渡した方がチームとして安定するんじゃないかと思いまです。
まあこの辺りは僕が絶対的な正解を持ってる訳じゃないし人それぞれスタンスや合う合わないあると思うので、色々試してみるのもありだと思います。一応参考までに。
失敗8. スカラー経験者を積極採用しすぎた
同じスカラーさん雇うなら、Axie未経験の人よりもプレイ方法やゲーム内容も理解してる経験者の方がいいって思いません?思いますよね。
でもこれ、ことスカラーシップで長期的に効率よく稼ぐことだけを見ると意外とそうでもないかもしれません。
というのも、もちろん経験者の方がいちいち言わなくてもわかってくれることも多いので楽という側面はあります。ゲームの始め方とか、Roninウォレットの準備とか、基本的な戦い方とかカードごとの戦略とか。
でも経験者の人とスカラーシップ組むデメリットというのもあって、自分が過去に使ってたチームよりも弱いAxieだった場合、かつMMRが上がらなかったり下がってきたりするとAxieのせいにしだすんですよね。
もちろんそこまで強いAxieではないのは確かだし、勝率60%とか70%いけるかというと微妙です。
でも、他のスカラーさんはうまく勝率50%を保てているので使いこなせばそれなりにできるはずなのに、自分のハンドリングよりもAxieが弱いからだ、もっとこんなAxieが欲しい、このAxieを交換してほしい、などなど、努力や工夫を怠って要求してきたり不平不満をぶつけてきたりします。
だからたまにちゃんと強めのAxie陣を用意してあげたりするのですが、そういうスカラーさんに限ってそれすらも使いこなせずMMRどんどん下がるみたいなケースが結構あるんですね。
一方で、Axieやったことない初心者の人、スカラーシップなんてもちろん初めてというスカラーさんも実際に僕のチームには数名います。
初めはそれこそ説明はちょっと手間です。How to downloadからプレイ内容、PvP戦の基本など基礎的な部分から覚えてもらって成長してもらう必要はあります。
ただ、そういった初心者でも真面目で素直な人は、ちゃんとちょっとずつ成長してくれるし不平不満もなく真面目に仕事として取り組んでくれたりします。要は伸び代があるんですよね。
もちろん全員がそうじゃないし初心者でも怠惰な人もいますが、確率的にいうと意外と僕はAxie経験の有無ではなく、その人自身の人間性重視という基準で採用してます。
結局、長期的に見れば人間性だなと。
あとはこれも絶対じゃないし例外も多いですが、年齢的に若い子(19歳とか20歳そこら)よりも、30〜40代の落ち着いた方の方が真面目で、報告連絡相談もちゃんとしてくれて(日本人の常識レベルに近い)、成果出してくれる気がします。
失敗9. スカラーに序盤ロードマップを教えてなかった
スカラーさんにはまず0スタートの時点で、
・はじめの一週間ほどはアドベンチャーメインでレベル上げに集中
・アリーナ戦メインでのSLP獲得はその後の方が効率的
と言うことを伝えておいたほうがいいです。
普通にアドベンチャーやってアリーナ戦で負けが募って結果SLP獲得が厳しくなる、というパターン回避の確率を上げるためです。
実はこれはじめ僕も知らなくて、スカラーさんに教えてもらったんですよね。その方が効率いいからそれでやっていい?って。
何もわからない初心者マネージャーはスカラーさんに教えてもらうことも多く学びもたくさんもらいました。
それ以降、新しくスカラーさんを雇うときはこの流れを経験者にも念の為説明するようにしています。もちろんその説明テンプレ英語も特典の中にあるのでよかったら使ってやってください。
失敗10. RoninへのWETH準備でガス代をかなり無駄使い
これはスカラーシップに限りませんが、Axieを購入するためにRoninへWETHを用意する必要があります。
僕は基本的にはBinanceからMETAMASKを経由してRoninへという流れなんですが、ガス代高いですよね。。。これもうほんと高い。嫌になる。
で、スカラーシップに関しては、僕は試しに3人雇ってみて、そこから様子見ながら徐々に増やしていった感じです。
なので、最終的にAxieを購入するためにWETHを用意するのも、結構5〜10段階くらい分けて回数分行った訳です。
するとガス代も当然その回数分かかってます。
日本円で数万円数十万円単位です。
まあ結果論にはなるのですが、スカラーさん増やしてチームを拡大させていく覚悟がある人は、初めから一回のガス代でまとめてWETH送っちゃった方がかなりガス代は浮きます。
おすすめとしては、もう初めに腹括って予算を決めてしまってまとめてRoniinに入れておくことですね。もちろん高額になればなるほど怖いのでここもハードウォレット(TEZOR)でのコネクトアカウントがおすすめです。
これだけでもかなりガス代を節約できるので、覚悟ある方はここの小分けして段階を踏む回数とガス代のバランスをはじめに計画立ててのぞむのがベターです。
失敗11. 報酬SLP支払い履歴管理をトランザクション任せにしていた
毎月1日など給料設定日にスカラーさんへSLPを支払うことになりますが、これちゃんと領収書なりレシートなり確実に「支払ったよ」という明細を残しておくことをお勧めします。
理由は大きく二つで、
①トラブルを避けるため
②税務署対策
①はなんとなくわかると思います。直接一度も会ったことがない素性も確かではない文化も違う外国の方と業務提携するわけですから、払った払ってないなどトラブルにならないためにきちんと明細を残した方がいいです。
そして②に関しては、僕は税理士でもないので税金的なアドバイスとかはしませんがあくまで僕はこうしてるよという話をしたいと思います。
一応スカラーさんへのSLP支払いも経費として人件費に計上します。計算自体はトランザクションや自分で管理してる「SLP支払い管理表」見ればわかるのですが、
万が一税務署からお咎めがあったときに「この人物にこの日程でこれだけ支払いました」という物的証拠を残しておいた方が確実かなと思ってそうしてます。
ちなみに僕も初月はそれほど準備せずにやってたので、支払い履歴とかもまあ一応お互いのRonin Walletにもトランザクションとして履歴は残るしいいかと思ってました。
まあ運よくというかトラブルとかもなかったのですが、もし今から始めるならちゃんと初めからレシート用意してサインしてもらって物的証拠残しておくかなと思います。無難です。
noteの最後に僕が使ってる「Receipt」や「SLP支払い管理表」もプレゼント特典として用意してるのでもし良ければ使ってください。
失敗12. スカラー用に同じカード、同じaxieチームを量産で用意する
これ何が失敗かというと、axieのアップデートでカードの強弱が急に変更される可能性があるという話です。
スカラーさんをたくさん雇うとなると一人一人のチーム構成を考えるのが面倒なので、ついテンプレート的なaxieチームを量産して用意してしまいがちです。
もちろん僕もそうやったし理論的には間違ってないはず。
アカウント用意するときも組み合わせ考える手間が省けるし、みんなが同じチームを使ってるということは、戦績をaxieのせいに出来ないというメリットもあります。純粋にその人の使いこなしレベル、能力が出るわけです。
でもここにも落とし穴が一つあって、それはアップデートに伴うカードスキルの変更の影響をもろに受けやすいという点。いわゆるカードのバフとかナーフとかです。
ちなみに直近で言うと、2021年11月10日にシーズン19へアップデートされたのですが、カードの攻撃や防御値、効果なども全体的に変更がされました。
これまで強すぎたカードがナーフされたり、ナーフされると思ってたカードが変更なかったり、思わぬカードが強化されていたり。
なので結論としては、同じチームをひたすら量産するのではなく、ある程度色んなチームを作ってスカラーさん用に用意しておいた方が無難だなと感じてます。
同じチームを用意するとしても、少なくとも数パターン用意しておいて振り分けていく感じですかね。
もちろんアップデートが定期的にされるとはいえ、運よく大してアップデートの影響を受けなかったり、良い面で影響受けるなら全然いいのですがそれもどうなるかわからないので、多少面倒でもリスクは分散しておくに越したことはないのかなと思います。
失敗13. 自分がゲームにハマる
これあくまで僕の場合ですが、axieに自分がハマっちゃうと時間もゲームに注いでしまうし、どんどん新しい組み合わせで戦ってみたくて色んなaxie買っちゃうんですよね。
Yooutubeで紹介されてるこのチーム使ってみてぇー!とか、このaxieにこのカードがあったら強いんじゃ…?とか、自分が楽しむためにのめり込んじゃった時期もあります。というか今でも若干それ気味です。
でも客観的に見れる自分もいて、おいおいこれはまずいなとストップがかかります。
あくまで僕がaxieを始めたのは新しいものへの好奇心もありますが、スカラーシップはSLPを稼ぐことが目的。
稼ぐことが目的なら、自分が楽しむために時間とお金を使うよりもスカラーさんに稼いでもらったりチーム全体として上手く回るためのマネジメント・環境作りにい注力すべきです。
と、偉そうに言ってますが完全に自分に言い聞かせてる形です。。
でもまあ、axie面白いですよね。普通にゲームとして面白いと思う。
正直僕これまでカードゲームとかやったことないし興味もなかったんですけど、axieやってみてハマりました。めちゃ奥深いんですね。
あと個人的にはBCGにおいては稼げる稼げないの前に、ゲームとして面白いかどうかがそのBCGが伸びるかどうかを大きく左右すると思う訳ですが、その点においてはaxieはさすが盛り上がるだけあるなあという感じです。
でもこれからスカラーシップを始める方はちょっとだけこれも念頭においておくと無駄な買い物とか減らせると思うので頭の片隅にでもどうぞ。
失敗14. 稼いだSLP換金して勿体無いことしてた
これはスカラーシップに限らずですが、獲得したSLPはできるだけ円に換金せずに複利運用するなり再投資する方がリターン大きく狙えます。
初めは僕もAXSやらSLPやら関係性をよくわかってなくて、稼いだSLPをバイナンスに送ってステーブルコインに替えたりしてました。
今はそれこそAXSステーキングやKatanaやあるので、スカラーシップを含め収穫したSLPは
①AXSにスワップしてステーキング、毎日リステークして複利運用する
②KatanaでWETHとLP作ってファーミングでRONゲット
こんな感じで回してます。個人的にはおそらくこれが最強リターンをもたらしてくれると思ってます。満月の夜を待って神龍を召喚します。
(※言うまでもないとは思いますがもちろんリスクあるのでこの辺りの投資判断は自己責任でお任せします)
失敗15. SLPのペソ換金を巡って苦情トラブル
今でこそRoninにあるSLPをBinanceに直接送金できたりkatataを使ってスワップできたり簡単にできるようになりましたが、少しまでまではMetamaskを経由しないと換金までいけなかったんですよね。
Ronin→ Metamask→ Binance
こんな感じだったのでいちいちガス代もかかりました。
そしてスカラーさんもガス代とかをよくわかっていない人がいたりして、SLPを貰ったのにガス代がないから取引所まで送金できない!どうしたらいいの!?みたいな苦情が出る訳です。
しょうがないので最初だけ報酬のSLPから少しだけガス代分を引いて、ETHを用意してあげて同時に送金してあげるみたいなめちゃくちゃ面倒なことをやったんですよね。
なのでよく理解してないスカラーさんにはちゃんと事前にガス代のことも説明しておいた方がいいという教訓だったのですが、これはもうBinanceのRoninネットワークの対応とKatanaで解決しました。
もしスカラーさんでよくわかってない方がいたら、ペソ換金までの簡単な道のりも補足して教えてあげると親切かと。
こういう動画とかシェアしてあげると早いかと思います。
SLP to Cash (tagalog tutorial)
https://www.youtube.com/watch?v=IrkuJT8wHIE
https://www.youtube.com/watch?v=43GbXy77XdA
失敗16. スカラーさんの質より数に走った
スカラーシップで稼ぐためにはできるだけ多くのスカラーさんを雇って数増やして稼ぐんや!はじめはこう思ってました。そりゃスカラーさん多い方がそれだけ儲かるだろうと。
でもこれ人それぞれ合う合わないあるかと思いますが、結局は収益を伸ばすやり方は2通りあって、
①スカラーさんの数をどんどん増やして収益を伸ばす
②スカラーさん一人当たりの獲得SLPを増やす
僕ははじめは①で数を増やすことにフォーカスしすぎていました。でも結局やっていくうちにわかってきたのは②の方が効率的なんじゃないかということです。
つまり”数より質にこだわる”ということ。
例えばわかりやすく数字を挙げると、スカラーさんが20人いても、一人当たりの一日80SLP稼いでくれるとなるとこうなります。
20人 x 80SLP x 30日 = 1ヶ月で48,000SLP獲得
一方で、スカラーさんがたとえ5人でも能力密度が高く一人当たりの獲得SLPが大きい場合どうでしょう。
例えば、8人だけど平均200SLP一日で稼いでくれるチームだとすると、
8人 x 200SLP x 30日 = 1ヶ月で48,000SLP獲得
収益はこれ当たり前ですけど同じなんですよね。
じゃあどっちでも同じか?というと、個人的には経験上後者の方が圧倒的に楽だと思います。マネジメントの手間が全然違ってくるからです。
言い方が悪いかもしれませんが、能力密度の低いチームになるとそれだけ一人当たりの時間的コストも大きくなります。自分で考えずに色々質問してくる人もいますしね。
それが例のように20人となると、マネジメント業務だけで1日かかったりします。まあこれは僕の能力が低いという理由もありますが。
でも少数精鋭となると、一人ひとり優秀なので自分で考えてある程度動いてくれるし、考えてから相談してくれます。無駄な質問もありません。
つまり単純に人数が多い少ないという理由だけでなく、一人あたりのマネジメントコストも低減されるので、僕らマネージャーの負担がかなり減らせてかつ収益を伸ばせるというわけです。
まあ、これは理想論だししかも初めっから効率良く優秀なチームが作れることはないと思うのですが、一応大局感というか大きな目で見てゆくゆくはそこに向かっていくイメージを持ってチーム作りをしていくことが近道なんじゃないかと思います。
初めは数をバーっと増やして優秀な人だけ残していくだけでもいいですしね。この辺りは多少経験を踏む必要があります。
まとめ
以上16項目が僕がこれまでaxieスカラーシップでマネージャーとして失敗だったなと思う部分です。
もちろんこれ以外にも小さい失敗はめちゃくちゃしたし今もトライ&エラーの繰り返しです。
しかしこんなゲームど素人でBCG界隈に明るくない僕でも、進めながら軌道修正しながらちょっとずつ積み上げ積み上げ、なんとか今では少し安定したスカラーシップ収入を上げられるようになりました。
換金してないのでわかりませんが日本円に換算すると大体月10万円くらいの収益まではいけたと思います。まだまだ大きくするつもりですし他のNFTゲームにも挑戦して先行者利益を狙っていきたいところです。
ぜひこれからスカラーシップで稼ぎたい!というあなたに僕の失敗談が少しでも参考になれば幸いです。
最後に(有料部分)
本編は以上になります。
最後に必要と感じた方だけ有料特典を購入してもらえたらと思い用意してます。
今回の失敗談とこのプレゼント特典を合わせてご活用いただけると、今すぐにでもAxieスカラーシップを始めることができるし非常にスムーズに軌道に乗せることができるはずです。
人生一度きり。どんどんチャレンジしていきましょう!
note購入者さんプレゼント特典
✅スカラー募集の英語版「申込書テンプレ」
✅スカラーシップ英語版「契約書のテンプレ」*翻訳付き
✅スカラーさん管理「自作Googleスプレッドシード」
✅SLP支払い管理「自作Googleスプレッドシード」
✅マネジメントでよく使う英語「やりとりテンプレ」*日本語訳付き
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