【kdl2】kit2竣工!!!
こんにちは!M1の笠瀬です!
慌ただしい毎日で、気づけばM1になってもう2か月が経っていたことに驚きです。
今年度は今まで活動してきた6人に外部から新たに入ってきてくれた3人が加わり、9人で残りの収納(sns)のスタディを行っていますが、その前に、、、
昨年度完成したkit2の施工プロセスと竣工写真を公開したいと思います!!!
kdl2のnote更新も、音沙汰がないと思えば今回のように連続的な投稿になったりと少々気まぐれではありますがお付き合いください!
kit2について
kitとは2つ上の先輩がB4の時に家具プロとして作成した机で「研究室のいい机(Kenkyushitsuno Ii Tsukue)」の頭文字を取ったものです。これは研究室の机がより自由に使われることを目的としたもので、既存の机から脚を取り除き面だけを浮かせるというコンセプトでした。
今回のkdl2では、先生の部屋に先生と生徒それぞれが利用する机が必要になったため、先輩のkitを引き継ぎつつ、より使いやすくアップデートすることとなりました。研究室全体に取ったアンケートの結果、「天板のシートのずれを防止する」という課題を見つけ、液体ゴムと透明な塩ビ版の層を増やすことで生じるシート同士の摩擦を利用することにしました。
施工風景(構造編)
3×6板からリブを手で切り出し、背板と一体化させています。
それを壁に打ち付け固定し、リブを隠すため板を斜めに取り付けます。
天板は薄くかつ強くするため、ラワン合板→鉄板→シナベニヤ板の順に重ねて固定し、構造が完成!!!
施工風景(天板シートのスタディ編)
この工程は今回アップデートとして行ったものです。
まず均一に液体ゴムを塗り、乾いてから塩ビ版と黄色い蛍光シートを乗せることでシートがずれなくなっています。ずれ防止という点では液体ゴムと黄色い蛍光シートだけでも十分改善されたのですが、シートが液体ゴムに直接接すると汚れてしまい仕上がりが綺麗になりませんでした。そこで間に塩ビ版を挟むことで機能面と見た目の双方の両立を図りました!
施工風景(仕上編)
最後の仕上として斜めの壁を白くペイントします。これにより斜めの壁が目の錯覚で研究室のもともとの壁と同化し、擬似壁として機能することでリブの存在がわからなくなり、結果として天板が浮いているように見えるという仕掛けです。これを考えた先輩、すごいな~
こうして無事完成しました!
まとめ
以下の写真は実際にkit2を使用している様子です。
無事竣工を迎え、先輩方が実際に使ってくれているのを見ると嬉しい気持ちでいっぱいです!今後も研究室内の新たな居場所として活用されたらいいなと思います!!
いよいよ残すは収納(sns)です!
最後まで頑張りますので、どんなものが出来上がるのか楽しみにしていてください!
M1 笠瀬未来