KKL 20220713 研究室会議レポート
こんにちは。7/13の研究室会議レポートを書かせていただきます、B4の漆畑です。よろしくお願いします。
こういう文章を書くことはほとんどなかったので温かい目で見ていただけるとありがたいです。
■交換不可能性
今回の研究室会議の中で、「門脇研では他の人とは交換不可能な,自分固有のテーマを,多くの人と共有可能な問題として育て上げる」ということについてお話がありました。新たにこの基本姿勢が掲げられたわけですが、『交換不可能』という点は数ヶ月活動してきただけでも非常に共感できるものでした。
自分がB4ということで今回は卒業設計の話をさせていただきますが、門脇研では各々が自分の興味、問題意識に従ってテーマを決めています。どのテーマも最終的にどんな提案になるのか想像のつかないものばかりでとても楽しみにしています。そうした中で同じB4と自分以外の研究テーマを扱うなら誰のがいいかと軽く話すことがあります。そこではよく「誰のテーマもできない」と言われています。この「できない」というのは、つまらなそうとか嫌いだからとかそういう理由ではなく、自分自身では扱いきれなそうというような理由から出てきているのだと思います。先ほど述べたようにそれぞれのテーマが独自性の強いものとなっているため、もし他の人のテーマをやれと言われてもやはり自分の興味から離れたものや、そもそも自分が問題とも思っていないようなものは最後までやりきれないのではないかと思います。実際、自分は他の誰かのテーマを与えられたとしてもやりきれる自信がありません。たぶん無理です。そういった交換不可能なテーマをやりきることが独創的で魅力的な提案に繋がってくるのではないかと思いました。
また、それぞれが全然違うテーマを扱っているため学ぶことは本当に多くあります。毎回毎回みんなの発表の中には独自のリサーチだったり、自分にはない考えだったりが当たり前のように出てくるのでとても勉強になるし面白いです。そういった中で、扱うテーマは違えども視点の広げ方やアウトプットの方法など自分の研究に活かしていけることも多くあります。それらを何とか吸収しようと頑張っている日々です。
もう目の前に夏休みが見えています。この夏、何をするか、何を学ぶか。やりたいこと、やらなきゃいけないことは沢山あります。夏休みが終わった後に後悔しないよう気を抜きすぎないように過ごしたいと思います。
今回のレポートは以上となります。拙い文章となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
B4 漆畑