KKL 20211018 研究室会議レポート

こんにちは。

10/18の研究室レポートを担当させていただくb4の門田です。
今回はb4卒業設計について少し触れたいと思います。



今週はB4の卒業設計の中間発表前最後の研究室会議でした。
そこでとても印象的だったのは、「土台の濃さ」です。


構法計画研究室では自らの興味や関心を発展させ、研究し、それらを自分なりの手法で建築に落とし込んでいくのが特徴ですが、先程の「土台の濃さ」とはここでいう「研究の厚み」です。

研究の厚みがあることで、手法の適用の幅が広く、空間化の際の根拠や説得力が違ってきそうと同期を見て自分に焦りを感じています。

資料を分析するにしても、手を動かすにしても、それらに厚みがあれば、空間化するときに「〇〇っぽさ」という感覚ではない自信を持ったものになると思っています。

研究し、分析したつもりが、ただ考え得る手法を並べていただけということもあり、軸となるストーリーや人物像のスタディが先決であったこともしばしば…

まだまだ最終成果物のかたちは見えませんが、きっとストーリーや人物像のスタディは規模や用途のみでなく、最初の出発点であった興味や関心をどれだけうまく収束させるかがかかっているように感じます。
不特定多数、不特定少数、特定の個人などの人数と背景の設定によって共感性やリアリティさは異なってくるため、まずは可能性のあるパターンをたくさん出して試行してみるという反復をしていきたいです。

資料を分析するにしても、手を動かすにしても、それらに厚みがあれば、空間化するときに「〇〇っぽさ」という感覚ではない自信を持ったものになると思っています。

中間発表では、今自分が何をしていて卒業設計のフローのうちのどこに立っているのか、これまでの成果に筋道が立っているか、共感性やリアリティさがどれほどあるかを確かめる場になりそうです。



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