KKL 20221205 研究室会議レポート
修士1年の笠瀬です。
いよいよ学校は卒業設計モードで、ゼミも対面とオンライン半々で進める時期になりました。B4のみんなの机には個性が出始めており、個人的にはその変化をとても楽しみにしているところです。
今回の研究室会議では修士論文のタイトルに悩んでいる人が多い印象を受けました。M2の先輩方はもちろん、M1も12/9に修士論文の中間発表を控えていたこともあり、このタイミングでタイトルについて研究室会議の内容を踏まえつつ感じたことを綴ろうと思います。
-修士論文のタイトル
今回の会議で印象的だったことは「見ただけで研究の目的がわかるようなタイトル」をつけること。私自身、中間の準備をする中で 背景、目的、仮設、、、と考えていくうちに少しずつずれが生じてしまい、仮設をたてては背景や目的に戻ったりを繰り返したりで、それらを内包するタイトルをつけようとしたときに、なにが適切なのか迷っていました。
タイトルは、言ってしまえば論文の顔。
図書館で何気なく手に取ってしまう本や新聞でつい読んでしまう記事に興味をそそるタイトルや見出しが付けられているように、それぞれの媒体によって適切なタイトルの付け方があり、論文においてはやっていることがなにか伝わるものにする必要があると感じさせられました。そのためには早く自分の研究目的や方法を整理しておかなければいけないなと改めて思います。頑張らないと。。
というnoteを書いているとタイムリーに研究室内でも似たような話になりました。
少し脱線ですが触れさせていただきます。
私たちが話していたのはタイトルではなく研究室のnoteってどのくらいの人が読んでいるのか、という話でした。そこから、「どのくらい読みたいと思わせるか」が大切だよね、という話になり(今回のnote担当としてはプレッシャーをかけられたのですが)修論のタイトルにも通ずることがあるのかな、なんて思ったりしました。
また、なにをキーワードとしてタイトルの中に盛り込むのかに加えて、客観的な意見をもらうためにも第三者に見てもらうのは大切なのかな~と思ったり。
その点、門脇研の環境は恵まれているなと感じます。
-研究の種類と進め方
先輩の発表を聞く中で、研究の背景や目的のたてかたについても思うことがあったので書いておきます。
研究の種類として、「新しくゼロから始める研究」と「既往研究の延長としての研究」があると先週先輩が話しており、それによって目的や仮設の掲げ方も変わってくると思います。
中間発表を聞いていても様々なアプローチがあり、進め方も研究方法も多種多様な印象を受けました。そのため、自分の研究に合う目的と方法の整理を行い、その過程が伝わるよう工夫していきたいと思いました。
また、研究をする意味や価値を考えるうえでは、今までされてこなかった研究にはされてこなかった理由があるはずなので、そこにどう価値を見出すか、明らかにしていくよう意識していきたいです。
半分意気込みのような、戒めのような文章になってしまいましたが、このあたりで締めたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
M1 笠瀬未来