2020.10.19研究室ピクニックレポート
こんにちは!
今週研究室レポート書かせていただくnote担当B4の谷嵜音花(タニザキオトカ)です!
今週は、なんと、
研究室会議とは代わって、オフラインでイベントを行いました。その名も、「門プロ」です。寿司共有以来の行事で、オフラインでは初めてでした。
「ピクニック」
毎年6月に門脇研で企画されるイベント。
通常、イベント係が企画に沿って、外に出かけて交流を深めるみたいなのですが、今年はコロナウイルス感染拡大の影響により、ゼミナール活動を課外授業で行う必然性が求められ、オフラインで外に出かける企画決定や合理性の判断が難しく、10月の今、大学内で決行。
門プロ
イベント内容はピクニック代替として「プロモーションメディア制作対決」。
4班5人ずつに分かれて「門脇研の魅力」を伝える動画などのコンテンツを作成するという内容で、その4作品をTwitterに投稿して、いいね数、impression数を競い合うのです。
私は、初めて研究室の先輩と一緒にものをつくれる!とワクワクで楽しみにしていました。実際、この企画をするまでにあたって、長い道のりがありました。夏休み前には、ソーシャルグッドディスタンスコンペティションとの兼ね合いで実施する形でピクニックを行う、だとか、江戸東京たてもの園に建築ツアー見学しに行き、都内の公園でディナープレゼントをし合うと言った案も出ていたのですが、、あいにく感染拡大のリスクや課題活動の必然性が見つけられずで断念。しかし、そんな中、先週の研究室会議〈kkl_20201012〉で議題に上がったあることがきっかけでこのプロモーションコンテンツ作成の企画書が通りました。
それがこのイベントを行う目的として設定。
【目的】
研究室のミッションである「つくりかたをデザインし、みかたをつくる」を構成員全員で実践的に共有すること
前回の研究室会議〈kkl_20201012〉でM1の先輩方が作成した10/26の新B4に向けた研究室紹介のパワーポイント発表で、先生やM2の先輩方が「ちょっと待ったとかけました。なぜかというと、昨年議論された、少なくとも10年変わらないものとしての研究室ミッションが変更されており、どんな価値観を持って自分たちはものをつくっているのかというビジョン提示ができていなかったこと。言葉の羅列や昨年のスライドの使い回しが感じられ、解釈や注釈を入れるべきだったM2、これから引き継いでいくB4に共有や強化をするべきとされたのです。
今年掲げられたミッション案
昨年のミッション提示
研究室紹介のためだけではく、私たち構成員のためでもあるこの企画。実際、自分もこの半年間所属していて、ほとんどオンラインで参加しているようなもので、先輩方と長期的で、濃厚なプロジェクト活動を経験したことがなく、ものをつくることで(今回は動画制作)「実践的に」共有したいなと強く感じていたので、この企画は有意義になると思っていたので楽しみでした。何も思い出がないまま一年が過ぎてしまうのも寂しいですし。
午後13時半
いつもと違う机と椅子が固定された教室が用意され、集合した構成員たちは4班に分かれて、、いざ開始?と思われたのですが、またまたちょっと待ったがかかりました。イベントを行う前は事例紹介として分析したものをレビューする。このようなレクチャーは設計課題が提示された時や、グループワークとして初めての活動を行うときはティーチャーはごく当たり前にやってくれてました。自分でも気づいていなかった今までの「あたりまえ」が恩恵のように感じるなと思うとともに、ものをつくるにあたっての分析・調査の大切さ、そこから気付けるものや発想があるのだとも感じました。
ストップモーション
ここからはざっと私のいた3班の動画概要説明します。
過去の門脇研ポスターの構成の議論の後、参考になるトレーラーや動画あり方などを出し合い、私たちの3班は「ストップモーション」に決定。ストーリー性が伝えられ、見立てをミッションと絡み付ける。さらに出来上がり作品がおしゃれということで事例を収集し、1時間半という限られた時間で制作した。
https://twitter.com/kkla1117/status/1319232032438808576
ミッションとの兼ね合いとしてのポイントは、「つくる」ためには、何かしらの「もの」を頼るということから、わたしたちが日常の研究室活動で使っている「もの」たちが命を宿すようにして動き出すこと。本来動かない門脇研の要素たちが、2D化されて動き出すことで、次世代の構法計画研究室の構成員へ訴求しています。
この作品は、動かすターゲットと方向を決めて、ちょっと動かして、撮影して、また動かすを繰り返して約370枚の写真を撮影。premiereproで編集する時間足らずで、逆再生するはずの紙をぐしゃぐしゃにするシーンや手が入り込んでしまうシーンがあるなど未完成ながらも講評会で発表ののち、やはりブラッシュアップの必要性を指摘された。
Twitterに流すことを考えて制作し、10/22にTwitter上で全国拡散。ぜひいいねとリツイートください。
⓪2020年の研究室紹介告知ポスター公開し、
①ポスターのストップモーションで門脇研究室の興味を引き、
②GIFは楽しめるメディアとして遊んでもらう
③ビジュアルのないサウンドメディアはマニア的?と不思議がることでさらに興味を惹き、
④最後は、迷ったら門脇研へ!と勧誘するドラマメディア。
⑤研究室説明会で「門プロ」の詳細説明。
④のドラマメディアがインプレッション高かったですね。
ミッションの共有のため、かつ、情報発信メディアデザインをすることが門プロ。
投稿のインプレッションが高い時間帯に合わせ、リツイート時間もデザインし、戦略的に各班でデザインした動画やメディアを公開するフローを考える。
門脇研構成員は、本当に知恵が働く人たちで、つくることをとことんデザインして、それを楽しんでやり遂げている、とこのようなイベントやプロジェクトを通じて実感できます。
個人的にはミッション共有完了です。
最後まで拙い文章にお付き合いいただきありがとうございます!
B4 谷嵜音花