【kdl2】セイイキ残す?残さない?
はじめまして!B4の笠瀬と申します!
こういった投稿をするのは初めてで緊張しますが、精一杯頑張りますので最後まで読んでいただけたら幸いです。
ではさっそく今週の活動について紹介したいと思います~
1.コンセプト
会議を重ねるにつれて徐々に方向性が定まり、私たちはコンセプトとして「先生はもちろん、学生も複数人で使用できるような部屋のトータルデザイン」を掲げることになりました!
とは言ってもまだまだ形に起こすことは難しく、ああでもない、こうでもない、、、とみんなでスタディに奮闘中です。。
特に今週はセイイキを残すか残さないかについての議論が熱く、みんなでセイイキと向き合ったように感じます。
ひとことで「残す」といっても意味は様々で、
・セイイキを形として残すか残さないか
・セイイキの概念(初回note参照)を残すのか
・セイイキに手を加えるとしたらどこまで残すのか
など、いろいろな解釈があり、たくさんの可能性を秘めていることを改めて実感しました。
2.今週のスタディ
今週も先週に引き続き、各自が案を持ちより、そこから発展させていきました。そして今回の議論ではセイイキの概念に着目し、概念を残す案と残さない案の2パターンをそれぞれ考えました。
□セイイキの概念を残す案
そもそもセイイキは研究室という雑然とした空間の中の余白としてつくられました。(詳細は初回note参照)この考え方を継承し、セイイキの外に湾曲した棚を設け意図的に雑多な環境をつくることでセイイキ内外を対比させています。
また、この案では上の写真のようにセイイキの形を縁取った棚を設置し、上部にカーテンを取り付けることでセイイキの外形も残しつつ、部材を置き換え新しい空間となっています。
□セイイキの概念を残さない案
こちらはセイイキの概念にはこだわらず、学生の居場所としての空間づくりを重視した案となっています。セイイキの曲面を切り取り、その上に天板をのせテーブルにすることでちょっとした会議も可能な空間にしました。
また、研究室に設置されている黄色い机(M2の先輩たちのプロジェクト作品)を先生の部屋にも取り込むことで空間のつながりを図っています。
3.これからの活動
2つの案を先日の研究室会議で発表し、様々なアドバイス・ご指摘をいただきました。先生や先輩のコメントを受け、今後は学生が使いたくなる空間をデザインできるよう考えていくと同時に、音の問題や研究室と先生の部屋のつながりについてももっと深めていきたいと思います。
今週のスタディではセイイキをほぼ固定して考えていましたが、今月末にセイイキの施工者の方と打ち合わせのアポイントをとっているところなので、これからはセイイキに手を加えるにあたっての知識をつけ、スタディを進めていこうと思っています!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
私自身このプロジェクトが今後どうなっていくのかとても楽しみなので、進捗とともに少しでも活動のわくわく感を発信できたらと思っています\♪♪/
次回のnoteも楽しみにしていてくださいね~
B4 笠瀬未来