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【kkk】布を縫う

こんにちは、M2の村上です。
【kkk】の進捗状況についてレポートします。

前回までのあらすじ

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先週、新宿の生地屋さんで購入した、薄いグレーのナイロンオーガンジーを入口付近のカーテンの布に選定しました。
薄く、やわらかい布でありながら艶やかな光沢と重ねることで透明度を変化させられる特徴があります。
この特徴を生かして、門脇研の入り口付近に無造作に並んでいる、工具や模型などの目隠しとして、ぼんやりと霧がかかったようなテキスタイルを制作する予定です。
詳しい作品紹介はまた後ほど・・・。

今週の作業

さて、今週の作業についてレポートします。
今週は購入した布の端部の処理を行いました。
具体的には「端部を数cm織りあげて縫い付ける」というかなり地味な作業ではありますが、いかんせん経験不足なので慎重に手順を追って制作を進めていきました。

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【アイロンがけ】

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この工程では、購入した布についていたしわを取り除きました。研究室に放置されていた木パネをアイロン台替わりに、しわを伸ばしてゆきました。


【裁断】

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次は布の裁断です。
今回は写真にあるような、ローラーカッター?と呼ばれるピザを切るような道具で裁断しました。今回のような大きな布を裁断する際は、裁ちばさみより比較的簡単に、きれいに切れます。
布が、1m定規よりも大きかったので、代わりにその辺に落ちていた木材を使用しました。


【型付け】

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オーガンジーは布がほつれやすいので、端部の処理が必要です。
今回はオーソドックスに、1㎝2回折りあげる処理を選択しました。
布が柔らかく、そのままで縫い付けるのが難しいので、アイロンであらかじめ型をつけておくことにしました。
といっても、アイロンで型をつける作業も簡単ではなく、試行錯誤の末、写真のような型紙を用いてアイロンがけしました。


【縫合】

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最後に縫い付けたのがこちらです。素人施工なのでプロのような仕上がりとまではいきませんが、おおむね満足のいく処理ができました。
テキスタイルの知識も専用の道具も決してすべてがそろっているわけではありませんが、拾い集めたありあわせの道具と知識で


「まずは作ってみる」


というのが門脇研のいい雰囲気かなと感じています。
今後は、入り口付近のカーテンをなるべく早く竣工させようと奮闘しています。

ではまた!

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