機嫌なおしておくれよ
体温が欲しいと思い、温度を分けたいとも思った。
彼女の汗が好きだ。「臭い」も愛している。
雨の日の休日には、1日中なにもしなかったり
思い立ったら海岸で散歩をしたり、忍び込める屋上がないか、ありとあらゆる階段を一緒に登ったりした。
外で嫌なことがあって少しイライラした彼女が当たってきたくせに、耐え切れなくなってすぐに泣いて謝る意味不明発動したり
繊細だけど勇敢な彼女をいつだって心から応援した。彼女がくれたものは全部彼女に紹介をした。時々めんどくさいけど、好きだ。
全部ありがとうと思う。
常に携帯に恋人を住まわせている。「会いたい」をいつも心待ちにしていた。
掛ける言葉が欲しい言葉に変わっていた。
写真をよく撮ってくれる人だった。私の写真を。
彼は、心拍が早くて、腕の動脈あたりを耳に当てて聞いていると暗く深い闇にいるような気分によくなった。
自分の汗と彼の汗がごちゃまぜになるのが好きだった。
私が話すと必ず手を止めて話を聞いてくれる。彼のするしょうもない返答も私の心を優しく撫でたし
面白いことや楽しいことが大好きで周りを気にせず、そっちに流れるところに機嫌を悪くすることもあった。それでも彼にはそれが必要なんだと思っていた。だからごめんなさいとも思う。
喧嘩をしたことがなかった。
ちゃんと時間をかけて話をしたかったなぁと思う。拙い言葉で
っていう私の妄想。ギャー、🦖!!!