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#6 辛い中にいる時ほど自分の考えを疑う事は難しい

自分が何か頑張っているが結果や前進を感じずただ辛い日々を過ごしている。ただ辛い毎日を耐えて過ごしている。そういうときに自分の考え方を変える事は難しい。しかしそういう時ほど自分の考え方を変えるべき時であるということ。

高校生のとき、(数年前のことなのにもうほとんど覚えていないが)学校に行くのが本当に嫌だった。なんでそんなに嫌なのか自分で記憶を消すくらいには嫌だった。その中で自分がお笑いに挑戦したい気持ちと受験やお金、学校に行けてない事などとにかく全てが不安で辛かった。精神的に親に頼れずお金の不安くらいはバイトでどうにかしようと週5.6でバイトをして結局精神的に疲れて単位が足りなくなり3年で卒業する為に学校を転校する事を選んだ。17歳の自分には精一杯の選択だったけれど辛い日々を送る中で自分の事を追い詰め過ぎた。勿論その当時の自分に反省する点はあったのだけれどとにかく自分が悪いと思い込みどうにか挽回しようとして精神的に参ってしまった。

#辛い中にいる時をほど自分の考えを疑う事は難しい

その当時本当にすべき事だったことは、少し反省したら切り替えて次の行動を起こすことだった。一度の失敗(自分の場合自分が学校に合わなかったがここに来た自分が悪いと思い込んだ。)を引きずり過ぎて(それはどうにもならないこと)辛い思いを間違った頑張り方で克服しようとしていたこと。ただ頑張ることでその思いが晴れて自分を認められると信じていた。その考えはお笑いに挑戦してからも続いた。辛い思いをしてもただ頑張り続ければいつか報われる時がくると信じていた。でも頑張る事より頑張り方を考える事の方が大切だという事に最近まで気がつく事ができなかった。○○ならこうあるべき、芸人ならこうあるべきという自分の固定観念に沿って活動し自分を頑張っていると錯覚させていた。けれどもただ頑張れば報われるという考えが自分の中にあるせいでそう信じて疑わなかった。

自分の場合お客さんの少ないライブに出る→反応もよくわからない→でもやめても何にもならないから続ける→良かったり悪かったりもほぼ自分の判断
の繰り返しで、もう自分が何をしているのか自分でも分からなくなっていた。でも高校生の辛かった時期にお笑いをやると決めた自分の心に応えたい一心でなんとか続けていた。

結果から言うと自分のやりたい事の解釈が少し違っていた。高校生の辛い時期からお笑いでいつか結果を出す。と思う事で将来への希望や自分の気持ちを今まで繋げてきた。それは自分で自分にかけた呪いでそれを達成する事でしか自分は自分を許せないと思い込んでいた。そう信じることで救われてきた。でもそれは延命に過ぎなかった。最初は憧れだったがそれは使命に変わった。自分が自分を守る為に自分で作り上げた幻想だった。
高校生の時は自分の考えをお金に変える手段をお笑いしか知らなかった。それを運命だと思い込んだ。多くの芸人のようにバイトで食い繋ぎ、いつかテレビに出る事が自分の幸せだと信じた。でもそうじゃなかった。(お笑いは続けて結果を出したい気持ちは今も持っているが、自分がやりたい事は自分の考えをお金に変える事。お笑いだけじゃなかった。動画を作ることや、noteに書くことも自分のやりたい事だった。結果の出ない事で辛い日々を送って報われる日が来る事を待つより自分からアクションして
その日々から抜け出す方法はいくらでもあった。)

自分の目標に向かっている時何か違和感を感じたら最初にそれについてどう思ったのか思い返してみてほしい。もしかしたらその気持ちへの解釈を間違えているせいで今の自分の頑張り方を間違えて結果が出なかったり思うように行かなくて辛くなっているのかもしれない。辛い思いをすれば良い結果が得られるというのは思い込み。やっている事に満足していないのは自分の気持ちと違う事をしているから。

自分の中にある色んな事、物の概念の解釈をもう一度考えてみてほしい。年齢や自分のいる環境が変わると解釈も変化する。それは悪いことではない。人は変化する生き物。

信念というのは自分で作ったもの。それがその人の人生においてずっと良いとは限らない。
そして失敗はその失敗で挽回しなくても違うことでいくらでも取り返せるということ。一つの事にとらわれないでダメなら自分を疑うより考え方を疑う事。自分を責める時間をなくして次のステップに移して行動すればそれは何倍も自分にとって意味がある。辛ければ報われるというのは思い込み。

自己紹介

23歳。お笑いの活動をしていて感じたことや学校に行けなかった時期などの経験から自分の考えを発信して誰かに読んでもらえたら嬉しいです。面白い事を通じて自分のアイデアで生計を立てることが目標です。自分の考えを人に伝える練習の場として発信しています。自分に向けて書いてる所あります。

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