5/23 理解されない性癖に、いかに説得力を持たせるか
ここでいう性癖というのは何もセックスに限った話じゃなくて、誰にも言えない、言ったら嫌われてしまうであろう自分の趣味、趣向、哲学のことだ。
自分はそれが好きなのにまわりの人と共有できない。
その性癖が自分を形作っているほど、芯を食っていればいるほど、人とつながれないと思うことが多い。
人とわかりあえない。
人はわかりあえることはないからそれは幻想だけど、
その幻想すらもてないと辛いよな。
そう思えないことが苦しみなら、その原因はなんだろう。
それは結局その人の本質をさらけだせないこと、
こころを満足に開けないことにあると思う。
本質とは
「それ、やめなよ」と他人に言われたとしてもやってしまうようなことで、
「その考え、よくないよ」と言われたとしてもどうしようもなく考えてしまうようなことだ。
それを、口に出してしまっては、人とわかりあえないかも、と思うこと自体が不健康だ。
別にロリコンでも、罪犯さなけりゃいいじゃんね。
僕も最近新しく人と関わる上でそういった壁にぶつかっている。
ゴリゴリの社会人の群れである草野球チームの中でHSPの障害手帳持ってる無職で〜すとは言いづらいし、
発達障害やHSPばかりいる群れでハイブランドの良さを伝えようとしても「お前、そちら側の人間か?」と距離を取られる。
言わなくてもいいじゃん、と思われるかもしれないが僕はなんでも話したいのだ。
僕の根幹を知って欲しい。
小手先の話題に僕が興味を持てないのも大きいが。
だからといって
僕、ロリコンなんですよぉ(ニチャア)
と言ってしまっては僕だって引く。
大切なのは、
いかに興味をもってもらえるように語れるか。
いかにそれを楽しそうに語れるか。
そこだろうな。
ONE PIECEの尾田栄一郎が面白いことを言っていた。
「自分だけの性癖に、説得力を持たせるんですよ。
そうしたら作品は売れます。」
興味を持ってもらえるように語るとはそういうことだ。
ネウロや暗殺教室の松井さんとか、あんなもん性癖でしかない。
暗殺教室はそういう意味で完成品だと思う。
BLEACH、スラムダンク、るろうに剣心なんかも性癖が強い。ファンの多い漫画は往々にしてそうだよね。
それを御託を並べるように喋るのではないんだ。
究極を言えば相手は内容なんて聞いてるようで書いてないのだから。
相手はその内容を聞きたいんじゃない、はつらつと、イキイキと話すその顔がみたいんだ。
つまり、語ること。
プロ奢ラレヤーは
「お前の苦悩を語れ」スペース
「お前の発見を語れ」noteコンテスト
を主催しているが、これは彼が人間のグロテスクな部分を食べる妖怪だからだ。
あとビジネス。
で、そこを引き出すためには語らせなきゃいけなくて、だからプロ奢は「語れ」と言う。
僕は、語ることをしてこなかったなぁ。
下手だから、まずは文字で語る練習をしてるのだけど難しい。
語るシリーズ↓(なぜか人気)
若新は言う。
最後は付け足したけど。
語ることって人の時間を奪うから、遠慮してたんだよな。
人の時間を奪わずして、小学校に上がれるはずないのにね。誰しも。