ひいおばあちゃん

死っていつも突然で。

施設の人曰く夜中の3時まで普通に起きていて、4時にひいおばあちゃんがいる部屋を訪ねると息を引き取っていたらしい。

先生曰く、眠ったままだそう。ひいおばあちゃんは安らかに眠っていました。

私は当事者じゃないんで、曰くとしか言えないです。

秋頃に親戚たちで面会に行った時には私のことを覚えてくれていませんでした。そこの施設に預けられて初めて会いました。私はその時既に泣きそうでした。認知症が進んでいたこと、私のことを忘れられていたこと、ひいおばあちゃんが離れていってしまいそうな、そんな不安感。

この間(秋頃)あった時は、おばあちゃんが「(私)だよ、覚えてる?大きくなったんだよ」とひいおばあちゃんに話しかけるので、ああ!って顔をして手を繋いでくれました。こんなに大きくなったんだよ!と謎にドヤ顔を決めました。おそらく最後にあったのは3年前とかだったので、中学生から高校生になりましたね。まあメイクも何もしてなかったので大して変わってないんですが。

私は私事で通夜や葬式に参加出来ない。大好きなひいおばあちゃんを見送りたい気持ちはとてもあります。曾孫で一番上な私は、曾孫として一番長く関わっていました。感謝しきれないほど。

先程ひいおばあちゃんが住んでいた家に行ってきました。本当にいつもと変わらない寝顔で、ただいつもよりもしわがなく体温もなく。肌はまだ柔らかかったですよ。老衰なら楽だったんだろうなって、そう思います。老衰でよかったです。満99で、あと少しだったね。ゆっくりしてください。

さて、私の涙が止まらなくなってきたので綴るのを辞めます。私も天国にいった時、会いたかったー!って抱き着いて愛と感謝を伝えたいです。私が天国にいけるかなんて知らないですけど

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