患者さんの、ひとり横に届ける。
こんにちは。
世界一やさしいチョコレートandewの代表の中村です。
今日は、andewがとっても大事にしていることを書きます。
それは、本当に届けたい人のひとつ横の人に届けること。
僕はこれを一番大事にしています。
プロダクトを作ると、誰もが一番届けたい人にダイレクトに届くように、意識するはずです。
でも、僕はその思考では広がっていかないと思いました。
andewは、患者さんが言った
「私たちだけのための商品はいらない」
と言っていたことを今でも大事にしています。
患者さんに本当に満足してもらおうと思ったら、患者さん以外の人の満足してもらう必要があるのです。
このコンセプトを体現するのは、本当に大変でした。
andewを販売開始した当初は、本当に届けたい人がぼやけていないか?と何度も言われました。
でも、僕は医学生です。
患者さんの顔はだれよりも鮮明にイメージできます。
ぼやけているはずがない。
その自信は誰よりもありました。
仮に、ビルゲイツに言われたとしてもNo, It's clearと言い切れる自信があります。
でも、それくらいの自信があったからこそ、
患者さんのひとり横に届ける
というコンセプトを体現できているのだと思います。
実際に、購入してくださる方の中には、患者さんではなかったり病気をもっていない方も多いです。
そして、その方から身近な患者さんへ、andewが届く。
この瞬間に大きな意味があるのです。
もし、僕から直接患者さんのもとに届いた場合、僕の想いやコンセプトがそのままダイレクトに届くでしょう。
もちろん、それもすごく嬉しいことです。
でも、僕から購入者の方を介して、患者さんに届く場合、購入者の方の想いもそこに乗ることになります。
これが素晴らしいことなのです。
人と人の関係にはそれぞれのストーリーや想い、考えがあります。
andewが手元に届いた時に、みなさんそれぞれのストーリーや想いを付け加えて欲しいのです。
僕たちは、物体としてはチョコレートを届けています。
でも、本当に届けているのは、コミュニケーションのきっかけなのです。
僕もよくわかります。
自分に近ければ近い人ほど、その人に気持ちを伝えることって照れくさいですよね。
わかります。
だからこそ、その一歩目の背中を押したいのです。
病気をもった人というのは、ぱっと見元気そうに見えても、心のどこかで小さな違和感を抱えているものです。
僕も生まれつき心臓病と付き合ってきたからよくわかります。
だからこそ、患者さんのひとつ横の存在が大切なのです。
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普段は北海道大学の医学部で医学を学びながら、チョコレートの会社を警衛しています。
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中村
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