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イジメる側は覚えていないがイジメられた側は一生覚えているというお話。
プラスマイナスの岩橋さんが真木よう子さんとHey!Say!JUMPの中島さんに領域展開を発動しておられると聞いて拝見してまいりました。
なんでも岩橋さんは宮川大輔さんに呼ばれて都内のマンションに行ったところ部屋にいた真木よう子さんと中島さんに突然エアガンで何発も撃たれたと主張していて、Xにて「あの時俺をエアガンで撃った真木よう子と平成JUMPの中島!俺んとこに謝りに来い!!!!」とブチギレておられました。
これに対し真木さんはTikTokのライブ配信で「エアガンやってねぇってんだよ」「すごいね、エアガンのこと信じてる人いるんだ。すごくない?」と反論するも、岩橋さんが「はい皆さーん、これが嘘ついてる人間の顔ですよー」「俺が初対面のあなたにエアガンで撃たれたって嘘つくメリットどこにあんの?それ頭おかしすぎるやん。あなた泥酔してたみたいですけど、酔ってて覚えてませんは通用しませんからね」と200%の虚式茈を放たれていらっしゃって五条悟さんかと思いました。
真実はいかに。
さて「人をイジって笑いを取ろうする」「イタズラをして人を笑う」という行動は私達の身近でもよくあります。
芸事としてギャラが発生し双方が理解している場合を除き、ほとんどのケースは「やる方は冗談のつもりでもやられる側にとっては耐え難い苦痛である」というのが現実です。
基本的にセクハラ・パワハラと同じで「やった側」が「どういう意図で行ったか」は関係なく「やられた側」が「どう感じたか?」で全てが決まります。
私も学生の時にみんながいる教室で陽キャのクラスメートに「コイツはSEX依存症!」と揶揄われた事があります。
イジられた事に不快感を露わにすると「冗談じゃん!なにマジになってんだよ!」などと言われ、なんなら「イジられた側の方が短気で空気が読めない奴」という雰囲気を作られ心の涙を流すことになります。
さらに問題なのは「イジった側はイジった事すら覚えていない」という事です。
罪の意識がゼロなのです。
同窓会でそのクラスメートに「SEX依存症は酷かったぞ!」と言ったところで「え?そんな事言ったっけ?」で終了するんです。
しかしイジられた側は絶対に忘れません。
一生忘れる事はないでしょう。
その憎悪はこのSNS時代どこでどう発動するかわかりません。
場合によっては何年も前に揶揄った事が原因で社会的に抹殺される物件もでてきています。
もう人をイジる事で笑いを取る時代は終わります。
人をイジる事自体「面白い事ではない」という認識が通常になります。
というか世の中はもうすでにその方向に向かっています。
今後「そんなつもりじゃなかった」「冗談のつもりだった」「酔ってて覚えてない」は通用しなくなるのです。
笑いにする時は他人をイジるのではなく、どうか「ご自身の実力で」という事で1つよろしくお願いいたします。
PS
まだイジって笑いを取る方法は1つだけあります。
それは「自分」で「自分自身」をイジるとう事です。
自虐ネタといわれピンチに陥った時の最終手段であり一種のドーピングですので、ご使用の際は用法・容量を守って正しく使ってくださいね。
おしまい