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日記 2024/6/25


今日の所感

・今日は珍しく、というか本当に久しぶりに原稿が進んだ。最近進捗が芳しくなかったが、やはりいざ筆が乗ると自分は文章を書くのが好きなんだなと改めて実感することができた。なんでそもそも自分が文章を書くのが好きになったんだろうと少し考えてみたのだが、たぶん幼少期に高頻度で図書館に行っていたからじゃないかと思っている。私の家から車で行ける範囲に5階建て以上の本当にデカい図書館があるのだが、休日はよくそこに車で連れて行ってもらったものだ。面白そうな本を求めて色んな階を上下し、たくさん本を持ってきては椅子に座って何時間も読む。読み切れなかった本やこれはおもしろそうだなと思った本は、借りて帰りの車や自宅で読む楽しみとする。こんなことを私は幼少期にしょっちゅうやっていた。もう最近はめっきり図書館にもいかないインターネット人間になってしまったが、今の私を形作っている大きな要因のひとつに必ずこの活字漬けだった日々は含まれているだろう。こういった幼年期を送っていなければ、こうやって長々とした文章を書くこともあり得なかったかもしれない。図書館は偉大ということだ。

・今日は気分が良かったので公園で昼寝をしてみた。少し小高い丘の上にある、原っぱと木しかなくて人も少ない、そして原っぱは若干傾斜がかっているというとにかく昼寝に最適な公園だった。プリントの入っているエコバッグを頭に敷き、枕替わりにする。そしてそのまま芝生の上にあおむけで寝そべる。スマホからも日々の悩みからも解放され、ただひたすらに街のざわめきと日光とさわやかな風に瞑目しながら思いを馳せる最高の時間だ。余裕で1時間は過ごすことができる。皆さんもぜひ「おっ、これは昼寝に最適な公園だぞ」という場所を見かけた場合はこうして寝てみていただきたい。とても楽しいはずだ。だが注意を2つほどしておくと、最近は暑さが殺人的なので日陰で行うのが吉だ。そして芝生に寝そべると肌がちくちくするので、長袖を着ていくのが望ましいだろう。私からの教訓である。

・本当は上に書いた公園の写真を撮って今日のサムネイルにでも使おうと思っていたのだが、普通に忘れて帰宅してしまった。何やってんだお前ェと自分に対して叫びたくなってしまったが、突発的に公園で寝たくなるほど疲れている人間が多少の忘れ物をしてしまうのは仕方のないことだろう。寛大な心をもって許すことにした。

・書いてて今日はやたらと自分語りが多いなと思ったのだが、よく考えればこれは変な感想だ。日記なんてものはすべてが自分語りなのであって、多いもクソもないはずだ。じゃあなんでこんな事を感じたのだろうか?たぶんただ起こったことを書いてるんじゃなく自分の内面の動きなどを多めに書いたのでこう思ったんだろう。まぁ、たまにはそんな日記の日があってもいいはずである。

今日のオレカ

・今日も残念ながら完成報告はなかったが、なんだかんだでアクアブースト型のブルーマジシャンがあと1手である。流石に今週中、よくて明日にはそろそろ完成させてしまいたいところだ。ちなみに並行して育てていたマジカの進捗は最後にここで載せた時から進んでいません。

完成が近いよ。

・明日、正確には木曜日0時は従来通りならば新モンスターの解禁日であるが、今週はどうなるのだろうか。パンドラは今週も何かアップデートをすることを仄めかしているので確実になにかは起こるのだろうが、予想がつかない。一番ありそうだといわれているのはドラコレからの★4ボスの登場だが、ドラコレエアプの私には誰がその枠にふさわしいのか全く分からず、結局なにひとつ予想がつかない。木曜をドキドキしながら待つのみだ。

今日の音楽

Oasisの「Be Here Now」(1997)を聴いた。

本作はよくあるパブリックイメージとして「オアシスの失敗作」だとか後ろ指を指されている印象が強い。今回ではそんな現実に対して真っ向から立ち向かっていこうと思う。まず指摘されている点として「長い」ということがよく言われている気がする。(ノエル・ギャラガー自身もそういってこのアルバムを貶してた気がする。)だが、本当にそうだろうか。世の中には本作と同じ、またはそれ以上の長さでなんのお咎めもなしに傑作と呼ばれている作品は数多くあるはずである。レッチリの「Blood Sugar Sex Magik」、メタリカの「Metallica」、ガンズの「Use Your Illusion Ⅰ&Ⅱ」、ビートルズの「The Beatles」、ピンクフロイドの「The Wall」なんかだ。後ろのほうにあげたそもそも2枚組のアルバムは少し土俵が違う気がするのでいったん考えないことにするとして、ではそれ以外の作品と本作の何が違うのだろうか。考えてみたのだが、おそらく「1曲の長さ」である。本作は全12曲なのだが、その中で6分を越えている尺の曲は6曲と、約半分を占めている。(Stand By Meが5分57秒という中途半端な尺だったので入れるか迷ったが、まぁ誤差の範囲だろう)ほかアルバムで6分越えの曲を探してみると「Blood~」は1曲、「Metallica」は4曲、「Use~Ⅰ」は2曲、「Use~Ⅱ」は4曲と「Be Here Now」は飛びぬけて多いことがわかる。この中で長尺曲が少なかった「Blood~」と「Use~Ⅰ」はそれぞれ曲数が全17曲、全16曲と本作に比べて多いため、その分テンポがよく長いアルバムでもダレずに聴けるということだろう。しかし本作は1曲にかけている時間が長いため、そこでダレてしまう人が多いということかもしれない。そして不評の原因のひとつに、「ギターの音が厚すぎて全体の音がよくわからないミックス」というのも言われている気がする。最終的にやらずに終わったが、ノエルは本作の周年盤を発売する際に全音源を一から組みなおそうとしたらしいのでやはり納得がいっていないのだろう。だがこの「長い曲」と「厚いミックス」が本作の最大の魅力であるとも私は思うのだ。本作の一番長い曲で(というかオアシス1長い曲?)「All Around The World」という曲があるのだが、それのMVに使われた短めのバージョンを聴いてみたがどうにもしっくりこない。やはりアルバム収録の、分厚い音が延々とどこまでも続いていく感覚は唯一無二だと思うのだ。本作には1st・2ndで大ヒットをかまして完全な王者となったオアシスの絶対的余裕がこれ以上なく表れていると思っていて、その壮大さ・スケール感は本作でないと絶対に味わえない持ち味であり、聴き込むほど沁み込んでいくたまらない良さだと思っている。テンポよく聴けるアルバムというのは流行りがちだが、時間と心に余裕があるときはこういう途方もなく雄大なアルバムに、身も心も委ねてみるのも良い音楽体験になるんじゃないかと私は思うのだ。

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