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【会計士の仕事】チベーションが上がりません。どうすればいいですか?
公認会計士の仕事について紹介する企画です。ここに記載するのは私見です。「そんなわけねーよ!」と思う人もいるでしょう。そこは軽く流してください。
Q:モチベーションが上がりません。どうすればいいですか?
A:この業界(会計業界)でモチベーションを上げるのは至難の業です。モチベーションが上がることはないので、慣れてください。
※今回は起業(独立)した公認会計士向けの話です。
起業(独立)してしばらくすると、モチベーション低下に悩みます。理想と現実が違うからです。
ここでは私の話をしましょう。私は起業して18年目なので、ちょっとは参考になるかもしれません。
まず、私が起業してからどうなったか。モチベーショングラフを見てください。
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まず、モチベーションは起業する準備段階から起業するまでが最も高いです。まさに絶頂期ですね。この時期は何をしても楽しいです。
起業したらいろんな問題に直面します。問題を解決するのに労力を要し、モチベーションが急激に低下します。衰退期です。
その後、仕事が嫌になります。いわゆる倦怠期ですね。私の場合は、起業から3カ月後に訪れました。この時期は何をしても楽しくありません。
そして、倦怠期を乗り越えると、「会社はこんなもんだ……」と悟ります。安定期に突入すると、モチベーションは高くないものの、気分の浮き沈みがなくなります。物事を達観できるようになるのです。仙人になった気分ですね。
さて、話を少し変えます。
会計業界は少し特殊です。なぜかというと、目標設定がしにくいからです。
一般企業は目標を設定しやすいです。
「株式上場する!」、「業界トップになる!」など、何でも目標にできますね。
これに対して、公認会計士の会社はクライアントの情報をどう扱うかなどが問題となり、株式上場するのを躊躇(ためら)います。
だから、目標設定がしにくい。そして、モチベーションが維持できない。
そんな負のモチベーション・スパイラルがこの業界にはあります。
しかし、最近は状況が変わりました。
公認会計士の創業した会社が株式上場するようになりましたね。
ブリッジコンサルティンググループ(9225)、インテグループ(192A)、令和アカウンティング・ホールディングス(296A)などがそうです。
モチベーションを上げるのは至難の業です。モチベーションが上がることはないので、慣れてください。
もし、事業に飽きて、モチベーションが維持できない場合は、株式上場を目指してみるのはどうでしょうか。
※個人的な感想です。あしからず。
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