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早期退職募集が4年ぶりに増加傾向のようです
本文には全く関係ありませんが、写真はジャカルタの動物園にいるコモドドラゴンです。どこにいるか分かりますか?
東京商工リサーチが11月19日に公表した調査によれば、2024年1月から11月15日までに「早期・希望退職募集」が判明した上場企業は53社(前年同期36社)で、前年同期の約1.5倍のペースで推移しています。
対象人員は9,219人で、昨年度一年間の3,161人の約3倍です。
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とはいえ、2020年度の18,635人、2021年度の15,892人に比べれば、まだ少ないです。
パンデミック(2020年度、2021年度)において実施された早期・希望退職募集は業績悪化による人員削減が目的だったと思います。
しかし、2024年度において早期・希望退職募集を実施する企業の約60%は黒字企業です。つまり、業績悪化が目的ではありません。
世界経済への対応、新規分野への進出、このような改革を急ぐ企業が早期・希望退職募集で人員整理をしているようです。
米国でトランプ政権が誕生し、日本企業は対応に迫られることになるでしょう。
そういう意味では、組織改革のための早期・希望退職募集はしばらく続きそうですね。