新書『図解 不動産リースのしくみ』の予約販売がスタートしました
今回は新書の宣伝です。
先ほどアマゾンのサイトを見たら、新書『図解 不動産リースのしくみ』の予約販売がスタートしていました。
発売日は11月5日、購入者に到着するのは11月7~9日……らしいです。というのは、著者は書籍が実際にいつ販売されるのかが分からないのです。
下記から予約できます。
さて、本書は不動産関係者向けに書いたリース会計基準の解説本です。
不動産賃貸借取引はリース会計基準におけるリース取引です。
現行のリース会計基準において、不動産賃貸借取引はオペレーティング・リース取引に該当するため、会計処理は賃貸借処理です。不動産賃貸借取引の借手は、損益計算書に支払リース料を計上します。
2027年4月1日以降に開始する事業年度から、オペレーティング・リース取引の会計処理は売買取引に変わります。
不動産賃貸借取引の借手は、リース期間開始日に貸借対照表に資産(使用権資産)と負債(リース負債)を計上します。期中は支払リース料を利息法での配分、使用権資産の償却が必要になります。
賃貸借処理と比べて、会計処理が数段複雑になります。
不動産賃貸借取引が売買処理になると、借手や賃貸仲介する不動産関係者に混乱が生じる事態が想定されます。
本書は、「リース会計基準の改正までに必要な知識を身に付けましょう!」をコンセプトに書いています。
ご興味ある人は、ぜひご覧ください!
なお、本書の詳細については後日、掲載します。
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