ビワイチ(琵琶湖一周のツーリング)してきました。チャレンジしてみようかと思っている人に、どんな感じかをお伝えします(後編:サイクリング編)
一度はビワイチをしてみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
ビワイチにチャレンジしてみたい人向けに、ガチ勢でない私がどんな感じで完走したかを紹介する企画です。
前編はビワイチについて、私が行く前に疑問に思っていたことについて解説しました。今回はサイクリング編です。
ここではビワイチのルートに沿って走った感想を紹介します。
1.ビワイチのルール
(1)ビワイチは反時計回り
まず、ビワイチは琵琶湖を反時計回りで進みます。
サイクリングのルールとして、島は時計回り、湖は反時計回りです。
反時計回りだと、常に湖側を走ることになるので車の合流が少なくて安全、というのが理由のようです。
ただ、ビワイチは常に湖岸を走るわけではないので、必ずしも反時計回りが安全ということもなさそうです。時計回りの人もいます。
ルールなので、私は反時計回りでビワイチをしました。
(2)ブルーラインが目印
ビワイチのルートにはブルーライン(水色の目印)が引いてあります。
迷ったらブルーラインを探してください。そうすれば、ビワイチできます。
2.ビワイチのルート
ビワイチのルートを走った感想を図にしたのが以下のものです。ここでは、この図に沿って説明します。
(1)マキノ~堅田(湖岸サイクリングゾーン)
ここは車が少なくてとても走りやすいです。風が強くないのでスピードを出せます。ビワイチのルートの中でも快適にサイクリングできる場所だと思います。
途中、ビワイチのルートは渋滞を避けるため、車とは別の道路を通ります。
別荘地が立ち並ぶエリアがあり、綺麗な別荘が並んでいます。各家にはボートが置いてあって、釣りやボートのレジャーが好きな人に人気のエリアです。
私はこの辺りを「金持ちの道楽エリア」と呼んでいます。
高島を越えた辺りに有名な白髭神社があります。
(2)堅田~大津(渋滞ゾーン)
ここは渋滞する国道を車と並走します。
地方都市の国道をチャリンコで走っているので、ビワイチ感はゼロです。
わざわざビワイチに来て、ここを走る意味が分かりません。
ロードサイドに巨大な王将があったので、昼ごはんを食べました。東京に住んでいると王将に行く機会がないので、そこだけは嬉しかったです。
(3)大津~長浜(湖岸サイクリングゾーン)
こちらは湖岸を通るルートです。琵琶湖の近くを通るので風が強めです。
公園にテントを持ち込んで釣りをしたり、バーベキューしたりする人がたくさんいました。
マキノ~堅田のように、ボートを持ち込んでいる人は多くなかったです。
パリピを横目に自転車を走らせます。景色は基本的に同じです。
湖+パリピと草ボーボーが繰り返されます。
(4)長浜~マキノ(坂道・トンネルゾーン)
湖北は湖畔の崖に沿って、坂道、カーブ、トンネルが続くエリアです。
車は多くありません。走りやすいです。坂道も急勾配ではないので、それほど大したことはありません。
道路脇に車を停めて釣りをしている人が多かったです。ここはそういうエリアですね。
崖なのでバーベキューをしている人はいません。静かに釣り人が竿を垂らしていました。
個人的には、ここが一番お勧めです。
上り下りがあり、木々の間を抜けて走ります。気持ちいいです。
(5)最後に
私は妻の実家(近江今津)からスタートし、一日目は近江今津から南彦根までの130~140キロ、二日目は南彦根から今津までの70~80キロを通りました。
琵琶湖周辺と走った感想は、総論として高低差がないので走りやすかったです。ただ、景色が同じなので飽きます。しまなみ海道の方が楽しかったですね。
ビワイチを達成するために、堅田~大津(渋滞ゾーン)をわざわざサイクリングする必要があるのか……ここで判断が分かれるような気がします。
個人的には渋滞ゾーンを避けるために、琵琶湖大橋を渡って北湖ビワイチでもいいような気がしました。
ということで、ビワイチについて2回にわたって書きました。
ビワイチをしてみたいと思っている人の参考になれば幸いです。
それでは!
前編はこちらです。
別のサイクリング記事はこちらです。