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豊作だった10月新譜、講評

ご苦労様です。けんたろうです。
今月は名だたるアーティストから新しいLPがリリースされましたね〜本当に1ヶ月楽しかったです。

さてさて早速上位から発表していきましょ

1.The 1975 - Being Funny In a Foreign Language(88/100)

もう半分ボンイヴェールじゃんっ!!!!!!!
言葉で形容するのには非常に難儀なんだが、今までのディスコグラフィーの電子的な部分を圧倒的に排除した上澄みの純粋な音楽を切り貼りしたみたいな心地の良いアルバムだった。これにはマティの声が必要条件なんだなってすぐ理解できる、そんな作品でした。

2.Alvvays - Blue Rev(87/100)

ガレージ、インディー、シューゲイザー全ての恩恵を真に受けた超最高のLP、ボーカルの親和性もバッチリすね。

3.Daisy the Great - All You Need Is Time(80/100)

ベッドルームポップとパラモアを混ぜたような世界観。最高!!!

4.HEAVEN - So wet Boys(74/100)

純日本のヒップホップって感じ。どんどん引き込まれる内容です。
Lil Soft Tennisなんて名前で最初笑っちゃうかもだけど、彼が率いるこのトリオはSTARKIDSやrirugilli等と肩を並べる次世代J-HIPHOPの筆頭です。必聴!!

5.easy life - MAYBE IN ANOTHER LIFE...(73/100)

素晴らしい客演と旧作品に劣らない完成度の高い製作、つるっと全編を聴くことができる良作でした。
ただ客演がないと全体的にのっぺりしてしまうのが無ければもっと良かったかなと思います。

6.Quavo & Takeoff - Only Built For Infinity Links(72/100)

OffsetがいなくてもMigosできてんじゃ~ん!
"To The Bone"はびみょいけどそれ以外の楽曲はバースがビートとかっちり親和性を持ってて頭ガン振りだった。

※11/1にTakeoffが射殺されるという事件が起きてしまいました。ご冥福をお祈りすると同時に、今後このような凄惨な事案が発生しないことを願います。

7.PVA - Blush(71/100)

まるでヨーロッパのクラブシーンに迷い込んでしまったような音像!!!まじでミックス技術すごいんじゃないこれ



他にも今月はTempalay、レッチリ、アクモンの新譜もなかなか良かったです。
テイラーやカーリーレイジェプセンは微妙…という印象ですね。
とりわけ印象的なのはY2Kのガレージ的なサウンドにグリッチがミックスしだしているということです。リバイバルとまでは行きませんが、懐かしいディストーションの音色がチャートの主戦場となる日も近いと思います。
パラモア、グライムス、ウェイスブラッド、ゴリラズ、Jojiがアップカミングとなっている今年の残りも楽しんでいこうと思います!
あとブロックハンプトンのラストアルバムも忘れずに!!!!!

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