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過去に戻れたらいいのに。

他人は所詮他人なんだね。人ってさ、すごく怖い。だって、どんなけ信用しても裏切られるんだもん。くそだと思ったよ。信頼なんて形だけなんだねって。今更だけど、それを痛感した。
周りに裏切られて、他人を裏切って。挙句の果てに自分にまで見捨てられて、気づいたら僕の周りには何も無かったよ。どこで間違えたのだろうってね。でもどんだけ考えたって過去には戻れるわけなくて、結局「後悔」という名の思い出が頭の中をぐるぐるかけめぐってる。

あの時どうして「たすけて」が言えなかったんだろう。たったの4文字なのに。本当に過去に戻れたらいいのに。
僕はすぐ病んじゃうから。少し前、思いが爆発して自分の腕をカッターで切った。でも全然痛くなくて、むしろ生きてるって実感して。ばかだよね。自分でも思う。笑 親にバレてさ、怒られて、泣かれて、僕はどうしたらいいかわかんなくて、僕は1人で泣いてた。今もそう。未だに「たすけて」が言えない。自分の思いは涙となって出てくる。そして、誰にも知られることなく消えていくんだ。「自分の唯一の味方」なんて言っといて何も守れない。ごめんね。

昔付き合ってた元彼には浮気されて振られた。悲しかったのかな。あのときは涙が止まらなかった。泣きたくなんてなかったのに。嫌いだったのに。クズだったのに。笑 依存してたんだよね。きっと。僕は勝手に依存してたんだ。そして裏切られて恨んで、自分勝手で最低だ。でもどうしても許せなかった。その人のことも、彼を信用した自分も。ああ、過去に戻れたらいいのに。

僕は過去を悔やんでる。大切な思い出を「後悔」に変えてはいけない。分かっているけど、それって難しいね。
でもさ、過去を悔やんでも何も変わらないから、僕は今を生きる。妥協して、周りに流されて。そんなんじゃなくてさ、自分で決めて、向かってくる見たことも無い明日にドキドキして、ワクワクして、そうやって生きたい。じゃないと死んだとき報われないじゃん。僕はそんな生き方をする。僕は、僕自身と、今と向き合って生きてく。そして、もう二度と体験できない今を「後悔」ではなく思い出にしたい。だから、「過去に戻れたらいいのに。」なんて言わない。


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