見出し画像

四季報銘柄 3798 ULSグループ

【上場】JQ

【特色】ITシステムのコンサル、設計、構築など

【連結事業】コンサルティング 100%


画像6

8/22現在の価格と時価総額、PER/PBRを確認しておいてください。

ULSグループは、ITコンサルティングおよび、ITソリューション事業、分散処理技術を中心としたクラウドソリューション事業を展開するテクノロジーベンチャー企業です。今話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)を中心に戦略的ITに特化した事業を行っています。

あなたも感じていることでしょう。コロナウイルスの発生、拡大に伴って今後、ますますIT技術は進化していきます。特に、クラウドやスマートフォンなどの先端技術は、ITシステムをも大きく変革させていくと思います。IT技術の進化は、ULSグループにとって追い風であり、大きなチャンスと考えられます。今後の成長にも期待できる企業ではないでしょうか。


それでは、業績を見ていきましょう。


業績

画像1

こちらが通期業績になります。

売上、営業益、最終益、1株益ともにすべて毎年順調に数字を伸ばしてきていますね。来年2022年は過去最高を更に更新する数字を予想してきています。

また、2023年の業績予想は以下の通りです。

売上高8,200 営業益1,750 経常益1,750 最終益1,100 1株益194

となっており、2022年の数字を更に上回る予想を出してきています。

DX化もこれからどんどん進んでいくことも考えれば、注目の企業ですね。


次に直近のチャートを見ていきましょう。

直近のチャート

画像2

5月の決算後から順調に右肩上がりのチャートで、ここ最近はヨコヨコの展開になってきております。

業績も決算も数字は悪くないので、長期的に見れば上がっていくとは思いますが、短期目線で入るなら直近高値の5220円を超えてきたところが一つのポイントになるかもしれませんね。


続いて財務を見て参りましょう。


財務について

画像3

財務で注目するべきポイントは4つ

①自己資本比率 84%

②総資産 75億

③利益剰余金 47億

④有利子負債 0

この4つは確実に確認するようにしてください。

ULSグループは有利子負債(借金)が無しということと、自己資本比率84%であることから、財務は健全な企業であることが読み取れますね。1つ気になる点が総資産が去年より、5億円減っている点です。こちらは前年の売掛金の回収によるものと決算短信に記載がありました。


画像4

ROE/ROA共に10%超えと良い数字を出して来ています。売上営業利益率も20%を超えているのでこちらも問題ありませんね。


キャッシュフローについて

画像5

営業CF+、投資CFと財務CFが-になっていますね。(2021年の投資CFは0)本業で成果を出して、将来の為に積極的に投資もしながら金融機関からお金も借りているという状態なので、更に事業投資をして企業を拡大していこうという姿勢が見て取れます。


決算について 

4-6月期(1Q)経常は26%増益で着地


画像7

好業績の理由としては、以下のことが挙げられます。


当社の属する情報サービス業界についても、2021年度ソフトウェア投資計画が、前回調査の前年度比5.7%増加から14.3%増加に急伸するなど、先端IT技術を活用し事業競争力強化を図るいわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進める企業の拡大を背景に、IT投資の拡大基調が継続している。

売上高は、主に建設、金融、製造及びサービス業等を中心とする既存顧客が推し進めるDX投資の拡大に伴い、引き続き受注が堅調に推移したこと、また昨年9月に連結子会社化した株式会社アークウェイの売上が当四半期に寄与したことが挙げられていました。

コロナウイルスが再拡大してデジタルトランスフォーメーションの流れは今後も続き、資金が流れてくる可能性が高いですね。

今後も注目してまいりましょう。


今回は以上になります。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?