私の強み
今日もお立ち寄りいただき
ありがとうございます♪
先日、
投稿した
『1番古い記憶』の続き
まだ読んでない方は
ぜひご覧下さいませ
父方の祖父母が
私のことを心配し
両親に相談して
(大人になって聞きました)
次は
母方の祖母宅へ
覚えているのは
とっても明るい部屋で
祖母とよく時代劇見てた
祖母はよく
母に電話をかけてくれた
私が寂しがってたからか
祖母が何話していいか分からず
困っていたからかは
分からないけど
両方な気がする
母はいつも同じことを言った
『もうすぐしたら
お父さんと迎えに行くからね』
寝ても寝ても
どれだけ朝が来ても
母は父は
迎えに来ない
『今日は来るかな』と
期待して
待っても来ない
そんな私を見てか
祖母は母に電話をする
今思うと
なぜあんな行動に出たのか
ただ私は
母に会いたかったし
声が聞きたかった
当時は黒電話
祖母がダイヤルを回す
いつも同じ動きをしていることに
気がついた
電話台が高く
ダイヤルの文字盤は見えないけど
祖母の指の動きを覚えた
何度も何度も
そして
祖母がいない隙に
踏み台に登り
ダイヤルを回した
緊張した
違うお宅に繋がった
祖母が母に電話するたびに
手の動きを覚え
前回とは違うダイヤルの穴を回す
これを数回繰り返した時
母の声が聞こえた
間違い電話と思い切ろうとする
切られてしまう!!
怒られるかもしれない
けど
勇気を出した
『おかあさん・・・』
『KAORU??
おばあちゃんがかけてくれたん』
『ちがう・・・』
『自分でかけたん⁇』
『うん』
こんな事して
1人で電話して
怒られるかもしれない
だけど
私は抑えきれなかった
『おかあさん
さびしい・・・・』
翌日、
両親はすぐに迎えにきてくれた
待っている間
迎えに来てくれる嬉しさと
緊張で胸が張り裂けそうだった
緊張のあまり
車ではあまり話さなかった気がする
そして家に着いた
妹がいた
寝ている妹は
とっても可愛かった
私は
『可愛い』って
妹の頭をなでた
生まれて初めての
寂しいという体験と
妹が生まれて嬉しいという体験
私の孤独感は
この体験から始まったかもしれない
だけど
今朝気づいた
3歳にして
祖母の手の動きを覚えた記憶力
電話をかける行動力と勇気
怒られるかもしれないけど
自分の本当の気持ちを伝える素直さ
この4つを習得できたのは
紛れもない
妹が生まれてくれたおかげである
記憶力
行動力と勇気
素直さ
今の私の強みである