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夏と憧れと散文

私ですどうもどうも。
何となく書きたい気持ちになったので。

私は去年の夏においしくるメロンパンに出会ったり、初めて沢山写真を撮るようになったり、高校1年生ということもあって沢山思い出があるんですよ。多分生まれて16年、1番楽しかった夏だと思うんです。いや、絶対そうだ。私はこんなにも楽しかった夏を知らない。
私夏大嫌いだったんですよね。私汗かきだし暑がりだし。どうしても暑いとすぐに体調崩しちゃうんです。あと虫多いし。虫多いし。天気予報の気温を見るだけで憂鬱になれる。唯一誕生日があるくらいしかあんまり夏のいい所を思い浮かべられないんですけど。
というか過去にあった嫌なこととか所謂トラウマとか、全部私は夏に起こってるんですよね。だから夏になるといつも怖くて仕方ない。
でもなんというか、最近は夏が恋しくてたまらないんです。
「冬だからじゃね」って思うかもしれませんが、確かにそれもあります。ただ、いつもの私は「やっぱり冬だけでいいや」って思ってしまうんです。なのに、私は今こんなにも夏が恋しい。あの茹だるような暑さが、耳を劈くような蝉の声が、吸い込まれそうなほどの青い空が、今は恋しくて堪らないんです。夏になって欲しい。何をするにも心地よく億劫な日々をずっと私は心の中で求めていたのかもしれない。それが夏だったのかもしれない。
夏になったら海に行きたい。私は海にまともに行ったことないんです。せいぜい遠くに見えるのを眺めてたくらいで。だから友達と海に行きたい。
写真を撮りたい。お金を貯めてカメラを買いたいな。私の友人は写真映することに定評があるから、友人の写真集を作るつもりで撮りたい。ギャラはアイスとかで許してくれるかな。
一人旅をしたい。誰も私のことを知らない町に、あわよくば県外に行きたい。右も左も分からなくて、でもきっとそれも楽しいと思うんです。

今年の夏は何をしようか。何に怖がることになろうか。今年の夏は、きっと全て許せるようになりたいと思う。もし夏の暑さに腐ってしまっても、きっと思い出が美化してくれると思うんです。

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