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#27【はった写真Library】2019年最初の撮影、カメラに目を向ける

前回


2019年の活動のスタート

2019年になった時に、2018年の反省は「もっと自分のカメラに慣れる」ことだった。明らかな設定ミスに気づけない、撮影時にもたついてしまう。特にポートレートでは対人な訳で、うまく両者間でのリズムを取り持つためには、カメラに集中しすぎることを減らすべきだと感じた。

というわけで、ポートレートも区切りがついたことだし、カメラ本体に目を向けることをテーマに、スナップをすることにした。

お手軽なレンズも買った。「SEL55F18Z」だ。(値段はお手軽ではない。)

小型で持ち運びやすく、55mmと多少使いづらい焦点距離だ。ポートレートをするなら、ある程度離れた距離での撮影が主になるため、こういったレンズでのスナップでよいかと思っている。

基本撮影はAモード(絞り優先)で、最低シャッタースピードを1/60と設定。これまではずっとマニュアルモードだったため、使ったことのないAモードを利用し、素早く構図を決めサッと撮影をしていく。

スナップの開始

今回訪れたのは秋葉原~日本橋~馬喰町方面だ。
この日は確か馬喰町で飲み会があったので、その時間前からスナップをすることにした。

秋葉原

日本橋

馬喰町

夕方からのスタートなので、どこに光があるのかを探す、そのことに集中した。たまにはこういうのも楽しい。ここにモデルを置いたらどうだ?とかいろいろ考えながら歩いて撮影。
もちろん1月なので寒いが、それでも楽しく出来たのは、カメラ、写真そのものが趣味で好きだといえるからだろうか。

翌日

続けて翌日も夕方にスナップをした。
池袋~巣鴨にかけてだ。

日蔭は敢えてアンダー気味で撮り、より写真の雰囲気を出せないか試していたはず。

これなんか、そう

色んな構図、時間帯、明るさ、それぞれに合った設定と、その時自分が「面白い」「きれいだ」「怖い」「さみしい」と感情が動いた光景とをちゃんとマッチングさせるのが難しい、ということに気が付いた。

いまでも、ここに掲示されていない没写真をみて、当時の自分が何に注目してどんな感情が湧いていたのかを追体験できないものが多い。
それくらい、写真で表現するのは難しいのだ、ということを感じる。

次回


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