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我が家の栽培環境について その2

以前に我が家の栽培環境を紹介した記事を上げましたが、その後いろいろと変化したこともありましてその辺を紹介します。
 要点としては地植えが増えたことと、発芽後の苗の管理にプレステラ75を使用するようになったことでしょうか。

以前にも紹介しましたが。我が家の植物育成の標準的な手順?は次のようになっています。

1 種子の購入または採種
育ててみたいと思った種子を購入します。よく利用させていただいているのはSEEDSTOCKさんで、これまでかなり大量に購入させていただきました。ここにない場合はヤフオクやその他ネット上のショップ等を利用しています。また、一部ではありますが自家採種したものもあります。

2 播種
入手した種子を蒔きます。播種前の作業はいろいろな方が紹介している記事がありますが、我が家では難しいことはしていません。小さなビニール袋に入った種子にそのまま水を入れて1~2日給水させ、その後100均のミニプランターやプレステラなどに下層に培養土、上層にタキイの種まき用土を敷いて種を置き、様子を見ながら覆土をしたりしなかったり。この状態で様子を見ながら毎日給水又は腰水管理(一週間放置せざるを得ない場合)で発芽を待ちます。

百均のミニプランターを利用しています。アガベの発芽が揃ったころ。この時が一番うれしいかもしれません。
放置状態の腰水管理にすると海苔状のコケが生えることが良くあります。日向土が入っている部分は先に鉢上げしたスペースを埋めるために継ぎ足しています。

3 最初の鉢上げ
 本葉が展開し始めて、ある程度植物に体力がついてきたと思ったら最初の鉢上げをします。これまでは主としてセラアート2.5寸を使用していました。これは40穴のシステムトレイにピッタリだったのと取り扱いが容易(硬質のため取り出し等が楽)だからです。
 今年からはプレステラ75という新商品が登場し、気にはなっていたのですがこれまでに購入したセラアートがまだ手元にあったのでこれを使いつくした今秋、ようやくプレステラ75を導入して使用しました。丸型から四角に変わったことで土の量も増え根巻きもなくなりそうで今後はこちらが主力になりそうです。

セラアート2.5を使用した40穴システムトレイ。整然としていますが丸型なので隙間が目立ちます。セラアートでも根巻きする前に植え替えするので問題はありませんでした。
プレステラ75を使用した状況。上の方はまだセラアートがあります。隙間の状況が一変しているのがよくわかります。プレステラの特性上、あまり根巻きしないと思いますので植え替えを遅くすることができるかもしれません

4 中間育成(鉢増し)
 2.5寸サイズである程度成長したら中間育成としてプレステラ90又はプレステラ105、セラアート3寸(又はロング)などに植え替えします。使用する鉢は個々の成長速度や根の伸び方などを考慮しますが適当(感覚的)です。この段階の育成は長くとも1年程度、季節が良ければ一気に成長するので2~3か月の場合もあります。

セラアートを使用中、隣にはプレステラ90を使用しています。24穴のシステムトレイがちょうど使えます。
セラアートとプレステラ両方で同じ植物(逆鱗竜)を育成してみました。違いはありませんね。

5 本格育成
 鉢の直径を超えるようになったらここでも鉢増しをします。小さめの植物は4寸のミニラン鉢、大きめの場合は100均の2個セットの長鉢を使います。これは以前に大量購入したものですが大変使い勝手がいいので重宝しています。ダイソーはすぐ廃盤になったりするので買えるときに勝っておかないと後悔することがあります。

百均の長鉢。水色鉢と呼んでいますが2個セットと大変コスパが良いです。
ミニラン鉢4寸を使用中。植物によってはこれが最終形態にもなります。右側はアロエバルブラ。
気候が良い時期は露天であまざらし管理となります。右側は105ロングサイズで、このように併用することが多いです。


6 最終育成又は鉢替え
 4寸鉢で手狭になってくると次の植え替えです。使用する鉢サイズは100均の7、8寸あたりをメインに使用します。もっと大きくなるものは8,9寸サイズを使ったりしますが、これは200円サイズの鉢になります。
 それでも収まらない場合は尺鉢を使います。これは重さも相当になるのであまり数はありません。どちらかというと地植えしてしまいます。

水色4寸サイズから植え替えした直後の状況。100均のボール鉢の7,8寸を使用しています。
同じくダイソーの8角鉢。ちょっと特別感がありますのでお気に入りを植えることが多いです。
写真はアガベ:マクロアカンサ
これもダイソーの普通の形の7寸鉢。見た目がチープなのであまり好きではありません。
こちらはセリアのケンガイ鉢を使っています。かなり丈夫で長持ちしそうです。
アガベ:シャウイ
これもセリアの普通の形の鉢。気分転換に使っています。
最終形態になった尺鉢に植えられたアガベたち。これ以上は大きくならないで。
プロトアメリカーナ、イナクイデンスなど
ダイソーの200円で買える最も大きな長鉢。アガベ:サルミアナ
このサイズで成株になるぐらいがちょうど見栄えが良いし、取り扱いも楽ですね。
こちらはアガベ:チアペンシス
200円の鉢に収まっているイナクイデンス
こちらはナフコで350円の尺鉢です。
流石にこの大きさを収める鉢はなかなかありません。あったとしても扱いにはフォークリフトが必要になりそうです。


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