アガベ 品種紹介(Americanae節)
本節の代表種は言わずもがなのアメリカーナでしょう。なぜか我が家ではアメリカーナ(リュウゼツラン)も青のリュウゼツランもありません。
比較的大きくなる種で地植えが可能ということで、場所によっては野生化?しているところもあるようです。
アメリカーナを一般家庭の庭で栽培するのはスペース的に難しいと思いますが、かといって鉢植えではすぐに根詰まりしてしまうようです。
我が家で育成しているこのグループを紹介します。
プロトアメリカーナprotoamericana
アメリカーナの「前」という名前ですが先祖ではないらしいです。本家アメリカーナに比べると全般に小ぶりのようで、個体差も結構あります。下の写真の後方の個体は白っぽいのがわかるでしょうか。鋸歯の状態も結構差異があります。
良く子株が出るのですが、保有株が多いので余り有り難くない状況です。
アスペリーマasperrima
葉色はスカポサに似ていて、葉型はアメリカーナ寄り。我が家の株はまだ長くても3年目ですが、どうにも葉の形が不格好でなんとも特徴をつかみにくい種だと思います。これも10株以上ありますが不格好なのは共通しているのでこの種の特徴なのかもしれません。
スカポサscaposa
発芽率は普通で成長はやや早い程度。1年経過ぐらいから特徴が出てきました。十数株育成していますが個体差が大きく、葉型、鋸歯の形状などは結構個性がありますが、全体に白っぽいのが共通する特徴でしょうか。
フランゾシニーfranzosini
アガベの中でも最も白いといわれる種だと思います。まだ播種後数か月のものしか保有していません。この種の特徴なのか季節的な要因なのか成長は遅いです。
ちなみに、発芽率はかなり悪く、20パーセント以下でした。
このグループの他種
・アメリカーナ /エクスパンサ
・ベラクルス
・オロエンシス
・アスペリマ ザルセンシス/マデネンシス/ポトシエンシス
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