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ユッカについて

 トゲものといえばアガベかユーフォルビアだと思うのですが、最近はドライガーデンの流行と共に、レイアウト上必要な植物としてユッカの人気も上がってきているようです。ユッカは暑さ寒さに強く水切れにも大変強いということで世話いらずの植物と思われていますが、周りの雑草を除去しようとすると必ずチクりと刺してくる厄介な奴ですがなぜか憎めない感じです。
 種から育てるアガベですが、ついでにと言っては何ですがユッカも播種していました。今回はその一部を紹介します。
 ユッカの種子はアガベによく似ていますが、やや厚みがあり発芽の様子も少々違います。
 ドライガーデンのシンボルツリーとなるような大きさに成長するには数十年かかると思います。最初の実生からまだ3年半。鉢にしてようやく6~8号鉢程度の大きさですが、今後も成長を見ていこうと思います。

ユッカ トレクレアーナの発芽。アガベは種の殻を頭にのせてきますがユッカは地下に殻を置いてランナーのようなものを伸ばしてその先から地上に出てきます。写真の右側に見えるアーチ状のものがランナーです。
こちらはユッカ カルネロサナ すでに本葉を展開し始めています。
ユッカ ブレビフォリア 比較的弱い種類のようで発芽してからの育成が少々難しい。原因不明で立ち枯れすることが良くあります。
ユッカ シジゲラでしょうか。鉢管理から地植えにすると成長が加速します。
ユッカ アロイフォリア これでも播種から一年以内です。地植え効果で爆速で成長中。
こちらは鉢管理の3年目。主幹は太くなりますが葉の展開が遅いです。
地植えの成長が早いことに気が付いて5寸鉢のほとんどを地植えにしてしまいました。ようやく根を展張し始めた頃でしょうか。今後の成長が楽しみです。
こちらは本葉展開の頃に地植えにしたもの。全部育ったら置き場所に困る。
こちらも地植えから3か月。みるみるうちに大きくなりました。

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