コント『メモ帳』『直線』『幹事』の解説 19 高山銀平(カカフカカ企画) 2020年4月14日 10:37 ※※ どうぞ動画を見てからお読み下さい ※※コント『メモ帳』『直線』『幹事』メモ帳 2007年 6月直線 2006年11月幹事 2007年 6月(3本とも『カカフカカベストコント黎明編』に収録)これらをまとめて『死の本 三部作』と、呼ぶことにしましょう。呼ぶ機会などもう二度とありませんが。原作の漫画は僕に多大なるインスピレーションを与えてくれました。(無断でパロディしておいてこの言い草は、開き直って早20年だからです)たくさんのコントを書いた記憶がありますが、形になったのはこの三本だけでした。では最初に『メモ帳』から、当時のメンバー(桜井)が一番好きなコントだと言ってくれてました。《仰々しく現れた悪魔が、ノートという文具の基本的な使い方を教えてくれた》という何ともくだらないオチですが、最後に男が悪魔を指さしながら言い放つ、「この格好の意味ぃ!」というツッコミを気に入ってくれてました。あまりツッコミではウケなかったけど、、、当時のカカフカカの常連のお客様は、こいつらが次にパロディするのは何だろう、という点をお楽しみ頂いてた方が多くいらっしゃったようで、悪魔が浮いて出てきた時点がピークとなってしまい、あとはオマケみたいなものでした。(不満ではありません)それが特に分かるのが次の『直線』です。最初に流れるテーマが流れるだけで「おぉー!」という歓声が上がります。舞台裏で聞いていましたがとても嬉しかった覚えがあります。(冷静に考えると結局他力なのですが)最後に男が「爪楊枝三本で作れる」と言いますが、実際に舞台で使ったものは割り箸でした。あと、劇中に登場する長い名前はピカソの本名(パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ)です。、、、くらいでしょうか。はいそうです。このコントには特に思い出がありません。最後に『幹事』ですが、このコントにも特に思い出がありません。久しぶりに『直線』で黒い服の男を演じてくれた戦友(共演者)に会うと、「俺、まだピカソの本名言えますよ」と笑顔で教えてくれます。僕は大いに戸惑います。ごめんなさい、貴重な脳の領域を使わせてしまって、、、 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #演劇 #コント #カカフカカ企画 19