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【政策参与のおはなし(その11)】日野町の魅力、可能性 (2022年1月1日広報ひの寄稿)
これは何?
日野町の広報紙「広報ひの」の新年号に寄稿した原稿を転載するものです。
紙面企画趣旨は以下のとおりで、400字程度という制約もあるため凝縮した書き方ですが、自分なりの自己紹介とお題である「日野町の魅力、可能性」について、参与の職務と関連づけて書いてみたものです(参与っぽく書けたかどうかは分からないのですが)。
今年度、町では2名の外部専門家と1団体に、自治体DX(デジタル技術の活用による行政サービスの向上)の 推進や地域活性化を見据えた空き家の利活用、地域の資金循環の仕組みづくりなどさまざまな取り組みについて助言をいただいています。今回、日野町の魅力や可能性について伺いました。
掲載紙はこちらでご覧いただけます。
本文
政策参与 東 健二郎
ご縁あって、参与をさせて頂いています。
この「させて頂いている」という語法は、司馬遼太郎がライフワークとした「街道をゆく」にその来歴が紹介されています。ご存知の方もいらっしゃるでしょう。日野町も含まれた「近江散歩」の章です。
11月、コロナ禍のため2年ぶりの帰省となった岡山の実家で、20年前の学生時代に読んだ形跡のあるこの本に再会しました。中身を覚えていませんでしたが、その直後、この原稿執筆依頼があり、ご縁を改めて感じた次第です。
日野町には、普段住む京都から4月以降12月までに約80回訪れました。司馬が「にわかに見たくなった」日野町の「品のよさ」や「光のしずかさ」。これらを、伝聞ではなく、自分で体験できるのは大変幸せなことです。
参与の職務は「自治体DXへの対応と業務効率の改善」です。簡単に言えば、町の未来を創ることそのものであり、「街道をゆく」に書かれていない日野町を自分たちで見つけていくことです。一緒に見つけにいきましょう。