コロナ時代の参加型民主主義プラットフォームの実践〜Decidimを例に〜(初出: 技術評論社刊『ソフトウェアデザイン 2021年10月号』)
タイトルの記事を技術評論社さんの「ソフトウェアデザイン」に寄稿させていただきました。寄稿した枠は、もともとHack for Japanさんがさまざまな取り組みを紹介する連載ページになっていて、バックナンバーを公開されています。それにならって、原稿をCode for Japanサイトに転載し、手軽にご覧いただけるようにしました。関係各位に感謝いたします。
こちらはそのガイドページ+スペースの関係で載せられなかった情報を「編集後記」的にメモにしておきます。
寄稿文
こちらからご覧いただけます(画像をクリック)
編集後記
本文は、2021年9月時点での事例をご紹介するものでした。その後の動きについて追記しておきましょう。
テーマごとの進展〜「環境系Decidim」〜
本文でも触れているとおり、その後に新しく立ち上げたサイトは、滋賀県・滋賀県地球温暖化防止活動推進センターによる「しがCO2ネットゼロ社会づくりプラットフォーム」があります(※現在は公開終了しています、2022年9月追記)。
期間限定のものですが、(仮称)滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画(素案)を元にした意見交換の場として活用されます。
滋賀県=環境先進県というイメージが定着していますが、「環境」というテーマ、もともとが参加型の政策と、オンラインのプラットフォームが相性がよいということを示しているのではないかと思います。
Metadecidim Japanの活動
本文末尾に記載していますが、Metadecidim Japan上にコンテンツを増やしていきます。
Code for Japan Summit 2021セッション
2021年9月18日に開催されたCode for Japan Summit 2021で「これからの参加型合意形成プラットフォームについて考える」というセッションをしました。Decidimの事例をご紹介しながら、昨今「なんか、流行っている:参加型オンラインプラットフォームについて考えるものです。
ここで議論した内容のまとめや、グラレコの振り返りなどをまとめるスペースを設置し、継続した意見交換などを実施したいと思っています。