時代は『シェアリングミステイクス』!どこよりもわかりやすいロシアとベラルーシのビザ事情
とんでもないことします。情報取得だけなら、最初の6行でこの内容完結。
ロシアとベラルーシに入国する際に気を付ける6つのこと
・日本人としてベラルーシに滞在できるのはビザなしで最大30日間
・ベラルーシ滞在日数が5日以下の場合は何も手続きなし
・ベラルーシ滞在日数が6日以上30日以下の場合、滞在登録(registration)が必要。(街中の交番などで手続き可能)
・ベラルーシ滞在後にロシアへ入国、もしくはロシア出国後にベラルーシ入国の予定がある場合は、ロシアおよびベラルーシ両国のビザ取得が必要
・ロシアに関しては、サンクトペテルブルグを含む計9箇所への出入国に限りEビザ取得が可能(取得まで最大4日)
・Eビザの有効期限は8日間(それ以上の滞在は不可能)
=====【お忙しい方はここまでで大丈夫です。笑】=====
ここからは僕の失敗談を、、、
今回の日程表(出発前の予定)
11月25日(月):福岡→成田→ワルシャワ(ポーランド) →ミンスク(ベラルーシ)
12月2日(月):ミンスク(ベラルーシ) →サンクトペテルブルグ(ロシア)
12月15日(日) :サンクトペテルブルグ(ロシア) →ベラルーシ(ミンスク) →ヘルシンキ(フィンランド) →札幌→福岡
最終結果
11月25日(月):福岡→成田→ワルシャワ(ポーランド) →ミンスク(ベラルーシ)
12月2日(月):ミンスク(ベラルーシ) →ヘルシンキ(フィンランド)
12月2日(月)〜12月3日(火):ヘルシンキ(フィンランド) →サンクトペテルブルグ(ロシア)
12月7(土):サンクトペテルブルグ(ロシア) →ヘルシンキ(フィンランド)
12月7日(土)〜12月8日(日):ヘルシンキ(フィンランド) →サンクトペテルブルグ(ロシア)
12月15日(日) :サンクトペテルブルグ(ロシア) →ベラルーシ(ミンスク) →ヘルシンキ(フィンランド) →札幌→福岡
、、、めっちゃ増えとんねん。
ベラルーシもロシアも仕事で行ってたから、
「同じ方向やしめっちゃ簡単やん!」
日本→ベラルーシ→ロシア→ベラルーシ→日本
で帰ってこよう!
...そんな甘くありまへんでしたわ。
〜出発4日前〜
「...あれ、ベラルーシからロシアに直接入国しようと思ったらベラルーシでもビザいるやん!」
...もう日数的にとれない。どうするか...。
ムムム...。
そうだ!いったん他国に逃げよう!フィンランドに行こう!(近いし)
ということで、ベラルーシからフィンランドにいったん降り立ち、改めてフィンランドからロシアに向かうことに。
〜出発初日〜
<福岡空港チェックイン時>
「ベラルーシ入国の際のビザ取得などはされておりますか?」
「大丈夫です!(今回いらんから)」
(その後タイトなトランジットのため乗り遅れナシもミンスクにてロスバゲ)
<ミンスク・ナショナル空港税関にて>
「何日滞在予定?」
「7日間。」
「そっか。5日以上滞在ならホテルの名前とか書いて登録してもらうからね。」
「オッケー。(帰りにまた税関で滞在先住所とか見せればいいんやろう)」
〜ベラルーシ出国時〜
<ミンスク・ナショナル空港税関にて>
「何日滞在してた?」
「7日やで。」
「登録用紙は?」
「何それ?」
「え...?登録について知ってた?」
「ううん。ここでやるんちゃうの?」
「え...?(ザワザワ)...(ロシア語で電話)...こっち来て。」
(待つこと30分。フライトまで1時間半。)
「登録について知ってた?」
「知らんかった。」
「6日以上の滞在は登録が必要になるの。交番とかで簡単にできるから次回からちゃんとやって。今回は見逃すけど、次やったら罰金やで。」
「はい、ごめんなさい。。。」
(その後必要情報を口頭で伝え、スタッフがコンピュータへ入力終了後、保釈される)→(ヘルシンキへも無事入国完了)
〜フィンランド出国時〜
<ヘルシンキ・ヴァンター空港チェックイン時>
「サンクトペテルブルグには何日滞在予定?」
「2週間」
「Eビザ持ってる?」
「うん、これやで。(スマホで見せる)」
「オッケー。」
<税関にて>
「サンクトペテルブルグには何日滞在予定?」
「2週間。」
「オッケー。」
(ぐぅ〜.......................)
<搭乗時(現地時間:深夜12時)>
(ハッ!!寝てた!!もう登場開始の時間やん...人おらんな...まさか...搭乗ゲートいつの間にか変更になっとるやん!!!!!)
ダッシュ!!!!!!...間に合った!!(ホッ...)
「何日滞在予定?」
「2週間。」
「え...(ザワザワ) このビザやと8日間しか滞在できひんねんけど。」
「(え、今それ言う?でも俺のミスやしな)...じゃあ向こうで8日以内に出国する航空券買うから。」
「いや、今それを提示できなかったら乗せられへん。」
「え...もうあかんやん。」
「...やね。」
(オワタ...空港泊決定...)
〜翌朝〜
(8日以内にサンクトペテルブルグ出国および再入国用のチケット購入)
<ヘルシンキ・ヴァンター空港チェックイン時>
「サンクトペテルブルグに何日滞在予定?」
「(きたきた)6日。」
「チケット見せて。」
「はい。(さっき買ったばっかりのやつ)」
「オッケー!」
<税関にて>
「何日滞在予定?」
「6日間。」
「オッケー。」
<搭乗口にて>
「何日滞在予定?」
「6日間。」
「オッケー。」
「(ついにここでもオッケーもらえた!)」
(無事サンクトペテルブルグ入国)
〜全てが終わり、帰りのトランジットのため札幌・新千歳空港搭乗口にて〜
「お客様のお呼び出しを致します。福岡空港へ向かわれるご予定の、久保田啓介様。お伝えしたいことがございます。」
「(最後の最後で...)はい、何でしょ?」
「...お預けになったスーツケースの凹みはもともとあったものかどうかの確認でございます。」
「あ、それ元からです。大丈夫です。」
「かしこまりました。ありがとうございます。以上でございます。」
「...」
てなわけで
事前に情報収集はいくらでもどんな方法でもできるけど、やっぱり実際に体験しないと、失敗しないと気付かないこともあるなって再認識した今回の旅。一言で言っちゃえば単純に自分がアホやったんやけど(笑)、なんかやってりゃ大なり小なりこういうことは誰にでも起こるわけで、これからもそんなトラブルも毎回笑って過ごせるようになりたいなって思ったね!
そして、ロシア語始めます。
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