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小正月 正月事じまい

『正月事じまい』

今日1月15日は小正月。

小正月とは、旧暦の1月15日でその年の立春後の最初の満月の日です。
(今年は2月12日が旧暦の1月15日になります)

昔はこの日を正月としていたので、
元日を「大正月」
1月15日を「小正月」
と呼ぶようになりました。
現在では新暦の1月15日を小正月と呼んでいます。

大正月が年神様を迎える行事であるのに対して、
小正月は紅白の餅を柳の枝につけた「餅花」「まゆ玉」飾り、豊作や繁栄を祈ります。

宇都宮の二荒山神社では、今日は「冬渡祭(おたりやさい)」
各地では「どんど焼き」が行われて、正月飾りを炊き上げて、その煙にのって、歳神様が山に帰るとされています。

この火で焼いた餅やだんごを食べ、その煙を浴びると、その年1年は無病息災で過ごせると言われています。

また、小豆の赤い色が魔除けになるとされ、小豆粥を食べて無病息災と五穀豊穣を願います。

これで正月行事も無事終了です。

小正月には、男子の「元服」が行われる日であったため、後の成人の日になりました。

また、松の内に忙しかった女性がホッと一息つく「女正月」ともいわれます。
女性をねぎらうために実家に帰省したり、男性が家事をする地域もありました。

そういえば、商売をしていた私の実家では、毎年この日は母や叔母たちは仕事を休んで成田山にお参りに行っていたのを思い出します。
まるで遠足のようにウキウキ出かけていく母たちを見て、子供ながらにいいなぁ~って思っていました^_^

女正月だからって、わざわざ休まなくてもいい時代になりましたけれど、なんかいいですよね^_^

今朝は、消化に優しい「おめでとう」という名前の炒り玄米小豆粥をいただきました^_^

弱った体も元気になることから「おめでとう」と名付けられたそうです。

昆布を入れてじっくりことこと土鍋で炊いて、仕上げにお餅も入れてとろ~り🎵

お昼は酵素玄米のお粥を✨
しっかり発酵されているのでパワーバッチリです^_^

日本では昔から、月の満ち欠けに従って、1日は月が膨らみだす新月、15日は丸くなった満月を祝って、お赤飯を炊いたといいます。

小豆の歴史は古く、日本では縄文遺跡から発掘されているほか、「古事記」の穀物起源神話にも記載があります。

小豆は「魔除け」の意味もあり、昔から「赤いダイヤ」と呼ばれています。
小豆相場というのもあるほど、昔から日本人は小豆の素晴らしさや価値を知っていたのですね

小豆はむくみと解毒のお薬
腎を養ったり、婦人科系にもいいのです。
この時期、特に女性には小豆を取ってもらいたいです✨

「おめでとう(炒り玄米の小豆粥)」の作り方
 ↓ ↓
https://ameblo.jp/naturalvegecafek/entry-12648538396.html

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