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2022年を振り返る

師走ということで一年を振り返りたい。今年はいつもに増して変化の多い一年であった。

1.転職
年明けすぐに転職をした。理由はキャリアアップと年収アップのため。目的はどちらも達成できたと思う。超ざっくり言うと年収は1.5倍くらいになった。

新しい職場にも慣れてきた。最初は右も左もわからず、また、レベルの高い同僚に囲まれる環境だったので、プレッシャーを感じ自分で自分を追い込むようなメンタルに陥ることもあったがなんとかやっていけている。

求められるアウトプットのレベルも上がっていると思う。数年かけて力をつけていけばまた別の職場を選ぶ選択肢も持てるようになるだろう。

ただ、労働時間は増えて余暇が減った。また、余暇の絶対量が減っただけではなく、仕事で意思力を使い切って抜け殻状態になり余暇をうまく使えない状態を感じることが多く、つまり、余暇の質も下がったと思う。

2.引越し
前述の転職とは異なる事情があり引越しをした。引越し先は家賃の安さと新しい職場への通勤を考慮して元の住所の近隣ではなく新天地を選んだ。

近所がより閑静な住宅街になってちょっと退屈だったり、若干車社会感があって、車を持ってない自分には少し身動きが取りづらかったりという印象はあるが、まあ生活のインフラは揃っているので及第点。
家賃に対して部屋のクオリティが十分なのでテレワーク含め、家にいる時間があまり苦にならないのが良い。

3.社交
今年のテーマの一つは「人と会う」であった。会うと言っても支出を嫌って休日を1人で過ごすかわりに友人と遊ぼうという程度である。この目的も達成できたと思う。遊んでくれた皆さん、ありがとうございました。

ただ、ほぼ毎週イベントを入れた状態になると1つ1つのイベントの効用は下がるし、独りの時間が取れないことで前述の仕事の忙しさと相まってしっかりリラックスすることができない時期があったりと課題も見えた。当然、支出もかさむ

自分は独りの時間が必要な人間なんだなと改めて気づいた。

4.文化
今年のテーマの一つに「美術館に行く」も掲げていた。これも達成できた。5、6回は美術館に足を運んだんじゃないんだろうか。印象に残っているのは「ミケル・バルセロ展」「メトロポリタン美術館展」「佐藤雅晴 尾行-存在の不在/不在の存在」

美術のことは全然わからないけどそれでも凄みのある作品を見た時の心動かされる現象は楽しい。

SNSやニュース、検索サイトですぐに答え(らしきもの )にたどり着ける時代がある意味ストレスになっていて、その反動として答えや問いすら考えさせる行為への欲求が美術への関心として現れているのではないかと思う。

一方、自分のアイデンティティと自負していた読書は、余暇時間の減少と相まってかなり控えめになってしまった。それでも全く本が読めなかったというわけではない。「三体」や「暇と退屈の倫理学」が面白かったなー。

その余暇を何に使っていたかと考えるとゲームとYoutubeに消耗していたというのが結論。こいつらはその瞬間は楽しいし満足なんだけど後に何も残らなくて虚しいんだよな。こういう電子麻薬とどううまく付き合うか課題。 というかバッサリ断たないといけない。電子麻薬、ダメ。絶対。

5.資産形成
今年は資産形成がうまくいかない年だった。転職による手取りアップで入金力は向上しているのに、総資産がそれに追いついていない。
理由は単純かつ明快で、自分の投資戦略が今年の相場と合っていなかったから。具体的にはビットコインの積立。ビットコインの価格が大きく崩れたので評価額も大きく下落してしまった。

ただ、これは戦略上起こり得ることだったのでしょうがない。今年は儲かるどころか大幅に赤字だったわけだけど5年10年の視野を持った戦略なので気にせずに継続したい。

もう一つの反省はしょうもない投機で大金を溶かしてしまったこと。(100万くらい)
利確の誘惑、損切りの英断ができずに悲惨な結果を出してしまった。チャートに右往左往されるタイプの取引はどうも苦手だ。反省。猛省。
自分はファンダメンタルを考慮した長期目線の投資が合っている気がする.

6.生活・食事
引越しや転職と変化があったが、それでも生活水準はあまり引き上げずに、粛々と、それでいて十分な生活を送れていると思う。自炊も時間がないながらもなんとかやっている。というか自炊に慣れすぎてコンビニ飯や冷凍食品、惣菜を頼る気が起きないというのが本音。

ただ、新しい職場での出社(だいたい週に1,2回 )での外食やコンビニ利用は解禁することにした。給料アップ・余暇減少を受け時間の価値が相対的に高くなっているので弁当の持参で時間を削るのはやめようと割り切ったことと、転職先の同僚とのランチを通した交流も大事だなと思ったので。

7.健康、スキルアップ
異なるテーマに見えるがどちらも余暇時間の活用ということで一括りに。

結論としては余暇の使い方が悪くなってこの辺りが疎かになった一年だった。

健康面については健康診断で引っかかるということはないにせよ、運動の絶対量が落ちている。筋力・体力が衰えているのは明らか。

スキルアップについては、転職により自らスキルアップを積んでいくことがさらに求められる環境にあるのに、自分が納得いく形でそれを回していない。ここは来年に向けた大きな課題。

8.来年に向けて.
いま1番の課題は自己研鑽が積めておらず,勤め人としてのサバイバルスキルの伸ばせているという実感が持てていないこと。なので来年は勉強、資格の取得に注力する。

その次に生活の安定、今年とはまた異なる事情で生活に変化がありそうなので、それに馴染んで安定させる必要がある。

その上で3つ目の目標として資産形成の継続をしっかりしていきたい。そもそも働く理由が将来の自由時間の確保=蓄財なんだからここが崩れたら転職する意味もスキルアップを図る意味もなくなる。高くはないが満足できる水準での生活,そこから投資資金を捻出、それを各アセットに投資。ここ数年の取り組みを続けていくだけだ。

やっていきましょう。

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