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スクフェス仙台2022で自己理解のワークをしてきた話

2022/8/26-27に行われた、スクフェス仙台に行ってきました。

仙台との繋がり

仙台のコミュニティとの繋がりは、2014年にIPAのアジャイルプラクティス活用リファレンスガイドのセミナーに行ったときから。この時 @bangucs さんに初めてお会いしました。

その後、愛媛ー宮城の遠距離もあってしばらく交流はなかったですが、昨年松山ー仙台便が一時的に開通した時に仙台に立ち寄り、仙台に移住して間もなかった@ama_ch さんと会って話した時に、地元のコミュニティ活動を始めるという話を聞いていたので、仙台で何かある時は来たいと考えていました。

仙台城跡の伊達政宗像

というのも、自分自身が12年前に東京から愛媛に移住してコミュニティを立ち上げた経験があったからです。

また両親の実家のある岩手に行きたいというニーズがあり、東北を自分のルーツとして再認識し始めた時期とも重なりました。四国から遠距離ではありますが、東北との繋がりを持ちたいという背景があったのです。

今回は、残念ながら松山ー仙台直行便はなくなってしまったので、東京経由での参加となりました。仙台の後は盛岡に寄って友人と遊ぶ約束も取り付けて東北ツアーにしました。

現地でだいぶ「えっ、なんで懸田さんいるの?」と驚かれたのですが、こんな背景があったのです。

スクフェスというお祭り

スクラムフェス自体はオンラインでは参加したことはありましたが、オンサイトは初めて。様々な地域から人が集まり盛り上がっているのに驚きました。そして仙台という場に、この時期に人が集まっていること自体に感動しました。

いつの時代になっても、オンラインでできるようになっても、コロケーションでワイワイやることの楽しさの価値は変わらずいいですね。

初日のネットワーキングパーティで、初めての方とも少しお話できたのが楽しかったです。学生さん含めてどんどん若い人が参加してくる勢いを感じました。

スッタフの方々がキビキビ動いていたのが印象的でした。いい場を作って頂きありがとうございました!!

久しぶりのオンサイト登壇に緊張

オンサイトで参加・登壇するイベントは久しぶり。知った顔、久しぶりの面々に会えたのも嬉しかったですが、オンラインでは認知してたり話したりしているのに初めて会う方々も多く、そのことが一番楽しかったかもしれないです。あまり余裕がなくじっくりお話はできませんでしたが、その気はありますのでまたの機会に是非。

そして、久しぶりのオンサイト登壇はちょっと緊張して、始まる寸前に、自分の心臓の鼓動を感じていました。

自己理解のワーク

今回の自分のテーマは、ここ数年取り組んでいる内的世界の探求。感情をメッセージと捉えて自分に繋がるNVCと、内側の自分の世界を知り尽くすことで、外側の世界が変わるというザ・メンタルモデルのワークを軸として、自己理解のとっかかりとなるワークを体験してもらいました。

派手さはないこのテーマに10人以上の方に参加してもらったことが嬉しかったです。ぜひ、自分の内側を見ていくことで「嫌いな人が消えていく」体験してほしいです。(その時は教えて下さいねw)

自分の怖れをみると…

登壇中の写真(photo by shigeo konno)

こういうワークをやっていると、自分の内側の構造に自覚的になっています。

自分の内側の構造や怖れとしてあるのは、「自分の伝えたいことをエネルギー全開で表現できない。表現しはじめると自分でコントロールできなくなり、全開で表現すると相手が受け止められない・伝わらない・理解されない」というものです。

今回の登壇についても、どのように表現・体験してもらうかについて(たったこれだけなのに)様々な葛藤があり大変苦労しました。この内側の怖れは、他者からはまったく見えませんが、自分の内側には間違いなく「ある」ものです。

今回も、このような自分の怖れを見つめつつ、ただ不安に駆動されて回避行動をとるのでなく、少しづつ自分の中にあるものを表現しました。

私にとっては、自分の内側にある体験・智慧・想い・ビジョンをどう他者に伝えていくかが、残りの人生のテーマのひとつであり自己表現です。

人間中心から、人間理解へ

資料のP43に「人間中心から、人間理解のパラダイムへ」というスライドを入れています。今の時代、人が大事・中心というのは前提条件であり、その先にあるのは人間理解だという意味を込めています。

自分にとって、組織・会社がいきいきとするとか、世界に価値を提供するというのは本質ではなく、あくまでも、ひとりひとりが自分のいのちに従って生きる世界というのが究極的な目指す場所です。

チーム、組織というと、どうしても関係性のデザイン、集団としてのデザインに終始してしまいますが、今回の「チームの生命構造」にもあるように、最初はリーダーが、そして少しづつ、ひとりひとりが自分の内的世界を理解して、自己理解をベースとして自分につながる生き方ができるようになれば、自然といきいきとしたチームが内側から少しづつ開いていく(=Unfolding)していくと捉えています。

自分自身もまた道の途中であり、更に自己理解・自己共感を継続しながら、少しでも多くの方に伝えていきたいと思います。

今回の再演、より深めたい部分などあればお気軽にお問い合わせください。


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