2022.06.19 ビオトープの生き物たち
田植えの記事は別途に書きましたので、こちらでは生きものにフォーカスしてまとめておきます。
水が少ないビオトープ
田んぼの上にある廃水田を使ったビオトープは、水が随分と減っていました。下の田んぼに山からの水を流しているため、水が減ってしまうようです。
耕作放棄していた間に生えていたセイタカアワダチソウを完全に除去していないため、だいぶ覆われてしまっています。水が少なく枯れる様子もありません。
自分たちで植えたマコモやクワイなどは成長の後は見られますが、思ったより生育しているようには見えません。栄養分をとられているのでしょうか?
水中の生き物
そんな中でも、生き物たちは健気に生きています。網ですくってみたところ、おたまじゃくしが入りました。おそらくニホンアカガエルのおたまじゃくしだと思われます。
そしてさらにいたのは、イモリの赤ちゃん。小さいですがしっかり繁殖している証拠が見つかりました。もちろん親イモリもたくさんいます。
水生昆虫はヒメゲンゴロウを確認しました。田んぼを元気に泳いでいました。
陸上の虫たち
ビオトープの周辺の陸地の虫たちもご紹介します。
キリギリスの幼生も元気いっぱいはねていました。
「蜜が甘いよ」とWさんに紹介された花、たしかにかすかに甘かったです。名前はまだ不明です。
クワの木にとまっていた大きなテントウムシ、見るの初めてなので興奮しました。調べてみるとハラグロオオテントウと呼ぶそうです。初めて見るとびっくりするくらいの大きさです。
溜池のめだかの学校
溜池を覗いてみるとメダカの群れも健在でした。いっぱいいました。
近々、この溜池の中も調査してみたいと思います。
これからたくさん雨が降って、ビオトープの生きものもまた増えてくれることを願っています。また観察にいかないと!
皆様のサポートによって、より新たな知識を得て、知識と知識を結びつけ、実践した結果をアウトプットして還元させて頂きます。