豪雨災害の今を知るための「えひめ豪雨災害・支援情報・共有会議」参加のススメ
誰でも災害支援の情報を入手できる「えひめ共有会議」と「えひめ災害支援メーリングリスト」
毎週開催している情報共有会議
8月から、えひめ豪雨災害・支援情報・共有会議に参加している。ここは自治体、社協、被災地の支援団体が一同に介して、情報を共有する会議だ。9/3で6回の開催となっている。
アクティブモアさんのブログに内容が紹介されているので参考にしてほしい(チアアップえひめでも概要を紹介する予定)
共有会議の内容
会議の内容・流れはざっくり言って以下のような内容となっている。
・愛媛県、各自治体からの状況報告
・県社協、市社協からの状況報告
・全体の課題共有と意見交換
・勉強会
第3回までは、勉強会の代わりに、各被災地毎(宇和島、大洲、西予)に分かれての分科会的な課題共有を行っていたが、現在は各被災地毎の地域課題共有の会議体が立ち上がったので、県域の共有会議からはなくなっている。
この会議は参加についてはオープンで、個人を含めて誰でも受け入れてくれる。その中で話した内容は、議事録として参加者に配布されている。現在、議事録の公開はされていない(今後検討予定だそうだ)が、参加すれば内容は入手できる。
多くの団体の支援が必要
最初に、このえひめ共有会議に参加したときには、その人の多さに驚いた。その時は全部で80名を超えており、全国から様々な団体が支援に来てくれていた。災害とは発災すると、被災地だけでは立ち行かず、多くの外部からの支援を必要とするものなのだということに改めて気付かされた。
メーリングリストもある
また、えひめ共有会議とは別に、メーリングリストも参加できる。えひめ共有会議に参加していなくても、以下のメールアドレスにメールを送ればメーリングリストに加入できる。興味のある人は参加してみるといいだろう。メーリングリストに参加すると、共有会議の情報も流れてくる。
ehime.saigai2018@gmail.com
これからのために
豪雨災害からの復興はまだまだ先は長い。大洲、西予、宇和島とエリアが分散していてそれぞれフェーズが異なっている。被災地のフェーズがどんどん変わる中で、そのときに何が必要か、何が起きるのか、そういった経験をさせて頂いている。個人として、チアアップえひめとして、何ができるのだろう?ということを常に考えさせられる。
先日は台風21号が関西で大きな被害をもたらし、直後に北海道で大きな地震があり、全域が停電で大変な状況になっており、改めて、災害大国日本の凄まじさをまざまざと見せつけられている。
支援者もいつ被災者になるかわからない。そんな国に生きるものとして、災害を対岸の火事ではなく、身近な自分事と捉えられるよい機会だと感じている。